駒澤大学/私のイチオシ
学びがすぐに日常生活に役立つことが心理学のおもしろさ
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
もともと人とコミュニケーションを取ることが好きで、よく友人たちの悩み相談を受けていました。相談に乗ったことを友人から感謝された経験もあって、「こういうことを仕事にできたら」と漠然と考えていたのですが、高校2年生の頃に、公認心理師という心理に関わる国家資格ができたことを知りました。その資格の内容を見たときに、「自分がやりたい仕事はこれだ」と思い、資格取得をめざして心理学を学ぼうと思いました。
この学問のココがおもしろい
心理学の面白さは、学んだ知識をそのまま日常生活に生かせることです。例えば、心理学の概念でアサーションというものがあります。これはコミュニケーション様式の一つで、相手の意見を尊重しながら自分の意見もはっきりと主張することです。アサーションは、理想的なコミュニケーション態度として位置付けられていて、専用のトレーニング方法も開発されています。アサーションについて学んだことが自分のコミュニケーションスタイルを見直すきっかけとなり、以前よりも人との対話に自信が持てるようになりました。得た知識を生かせることは、学びのモチベーションにもなっています。
キャンパスのお気に入りスポット
私はお弁当を持参しているので、そういう方には開校130周年記念棟「種月館(3号館)」にある「空のテラス」をおすすめします。空のテラスは地上5階にありながら、緑に囲まれた屋外空間です。天気のよい日に爽やかな風に吹かれながら昼食を食べると、よりおいしく感じられます。また、新しくなった図書館は勉強におすすめの場所です。少し入り組んだ構造をした6階建ての図書館には、至る所に学習スペースが設置されていて、探検すると新たなスペースを発見することができます。設置されている机や椅子は場所ごとにタイプが異なっているので、自分のお気に入りを探して勉強するのも楽しいです。