駒澤大学/志望理由
正しい情報を普及、啓蒙できる診療放射線技師になりたい
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
福島県で生まれ育った私は、福島第一原子力発電所事故がきっかけで放射線に対する興味が芽生えました。周囲には、放射線についての誤解や風評被害によって悩みを抱えている人たちも少なくありませんでした。放射線に関する学習機会が足りないことや誤解から生まれる質問、風評被害のニュースを目にするたびに、放射線についてもっと適切な情報発信や研究が必要だと思うようになりました。
この大学を選んだ理由
将来、放射線の専門家として医療業務の中で放射線検査や治療に必要な知識が学べ、診療放射線技師国家資格の取得をめざせる大学を志望しました。駒澤大学の診療放射線技術科学科には、放射線計測学、診療放射線技術、画像診断学など、専門性の高い多岐に渡る分野の先生方がいます。また、放射線治療装置などの設備が充実し、多数の臨床実習先病院と提携していることから、理論と実務の両方から学べる点も魅力的です。こうした環境の中で学ぶことによって視野が広がり、新たな興味も湧いて、将来のキャリア形成において柔軟性が持てることが期待できます。専門性を深めるだけでなく、広範なキャリア選択を支援してくれる環境だと考えて、この大学を選びました。
将来の展望
第一に、診療放射線技師の国家資格取得を目的に勉強を続けたいと思います。また、医療従事者は多くの患者様と接する中で、知識や技術的なことだけでなく、接遇力も求められます。そのためには学生のうちから社会に触れることを心掛け、接遇力と倫理感を高める努力を続けたいと考えています。卒業後は、放射線そして医療の専門家である診療放射線技師として、放射線に関する正確な情報を発信していきたいです。社会に対して正しい情報を普及・啓発し、少しでも風評被害を減らすことができたらと考えています。