駒澤大学/志望理由
仏教を基礎から学ぶとともに、多様な全学共通科目で視野を広げられる
仏教学部 仏教学科 3年
野口真敬さん
茨城県・明秀学園日立高校(通信制課程) 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
高校時代の自分は、哲学や地理学といった人文系に興味がありましたが、具体的にやりたいことを見つけることができず、進路研究を続けていました。そうした中で、駒澤大学に仏教学部があることを知りました。詳しく調べてみると、仏教学の領域は仏教だけでなく、仏教を中心として哲学や社会学、心理学といった幅広い領域と関わっていることがわかり関心を持ちました。中でも私は、民間信仰や民俗文化というものに興味を持ち、現在は仏教学科で宗教学を中心として学んでいます。
この大学を選んだ理由
実は当初、仏教学部を受験することには不安がありました。仏教学部は日本の大学の中で数少ない学部なので、その特殊性ゆえに、自分が授業についていけるか心配でした。しかし、調べてみると、1・2年次は初心者でも理解できるように仏教の基礎をじっくりと学び、3年次に専門分野を決めるといったカリキュラムになっていることを知り、安心できました。また、学部の専門科目のほかに、社会に出る上で必要になる幅広い教養を学べる全学共通科目の履修によって、幅広い視野と知識を得られるところも魅力でした。
将来の展望
大学卒業までの目標として、宗教に対しての定義や考え方を、さまざまな研究者の文献を読んで多角的に理解したいと考えています。宗教の定義については、さまざまな研究がなされていますが、どのように解釈し説明されているかなどに着目して研究したいと思っています。また、卒業後は一般企業への就職をめざしています。この先、さまざまな困難にぶつかることも少なくないと思います。そのようなときは、仏教学部で学んだ禅の精神や仏教の教えを思い出し、前向きに進んでいきたいと考えています。