成蹊大学/志望理由
1年次からのゼミでコミュニケーションの技術が磨ける

※掲載内容は取材時のものです
興味を持ったきっかけ
私が「法律」に興味を持つようになったのは、高校生の頃。学校の授業で法律について熱く語る先生がいて、いつもその話を聞いていたことがきっかけです。先生が話してくれたのは、「一見つながりがないように思える歴史上のできごとや現代社会の事象と法律の間に、実は深い関わりがある」ということ。それを知ってからは、気になったニュースについて自分で調べていたのですが、そのうちに「法律についてもっと深く知りたい」という気持ちが強くなっていきました。
この大学を選んだ理由
成蹊大学を選んだ一番のポイントは、1年次からゼミがあること。自分の意見を述べ、仲間の意見を聞く機会を数多く持つことで、法律の知識が着実に身につき、人間的にも成長できるだろうと感じたからです。複数の学部が同じキャンパス内にあり、他学部の学生と専門分野を越えた交流ができるということも魅力的でした。入学してみると、ゼミ授業でプレゼンを行うことが多く、入学前から実践的な密度の高い学びを求めていた私にとっては期待通りでした。ゼミだけではなく、英語やキャリア教育の授業でも発表をする機会があり、経験を重ねる中で「人前で話すこと」へのハードルが低くなり、積極的に発言できるようになったと感じています。伝え方の部分でも、最初に結論から話す手法などを用いて相手に効果的に印象づけるスキルが磨かれました。伝え方を工夫したことで、自分の思考も自然に整理されるようになり、学修内容をよりしっかり理解できるようになるという効果も得られました。また、少人数の授業があるおかげで、先生への質問や学生同士の相談がしやすく、疑問や不安を残さず学修を進められたのも、ありがたかったです。
将来の展望
もともとは学校教員を志望していたのですが、法律学科の学修を通じて私たちの生活と法律との関わりに触れる中で、「生活者と直に触れ合う立場で社会に貢献したい」という考えが強くなりました。そして卒業後は、インテリアや日用品を扱う小売業の会社で働くことが決まっています。成蹊大学での学修を通じて培った、積極性や行動力、コミュニケーション能力は、就職活動でも活かすことができ、ある企業のインターンシップでは挙手制で意見を求められた際に積極的に発言し、その内容についても「分かりやすい」というフィードバックをいただきました。これも、ゼミの中で重要な部分を強調して話したり、できるだけ話を端的にまとめたりといったことを常に意識してきたおかげだと思います。社会に出てからは、成蹊大学の4年間で培った「要点を整理して分かりやすく伝える力」を活かし、お客さまの困りごとに寄り添っていければと考えています。