東京家政大学/卒業後の進路
おもしろい出会いにあふれた映像ディレクターの仕事

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか

入学当初はキャビンアテンダントになることが夢でしたが、異文化理解の講義や、学生団体で取り組んだラオスへの教育支援活動、そして1年間の南アフリカ留学を経て、世界の民族や人への興味が高まり、将来の進路についても視野が広がりました。
現在は映像ディレクターとしてテレビ番組を制作しています。海外向けの番組では外国人と交渉を行うため、大学で身に付けた英語を使う機会は多いです。特にネイティブの先生によるオールイングリッシュの授業で、「うまく話すより伝わることを大切に」と教わったことは企画意図を伝える際に役立っています。
キャリア選択のポイント
番組制作の道に進もうと決めたのは、現在勤務している会社でインターンシップをしたことがきっかけです。ドキュメンタリーやインタビューなどの番組を手掛ける映像制作会社で、自分で企画を立てた番組を作ってみたいと思いました。仕事は社内だけでなく、フリーのクリエイターと協業で進めていきます。自立した人たちに囲まれ、形式的なルールに縛られることのない一方で、自分で行動しないと何も始まらないという環境が私の性格に合っていると感じています。
今後の夢・目標
映像ディレクターの仕事の楽しさの一つに、魅力的な人との出会いがあります。まだあまり知られていないおもしろい方々の人となりや想いに触れて、たくさんの人に知ってほしいという気持ちで仕事に臨んでいます。
まだ駆け出しですが、実現したい企画や作りたい番組はたくさんあります。特に伝えたいのはアフリカ南西部のナミビア共和国に住むヒンバ族のこと。一生をかけて大切にする歌があることを留学中に知り、いつか彼らの暮らしや文化を映像化したいと思い続けています。