東京女子大学/志望理由
数学的な視点から社会現象の要因を分析したい
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
高校時代はソフトウエア開発に興味があり、将来は漠然とIT系に進むことを考えていました。そのため、大学ではプログラミングなどの情報科目を学びたいと思っていました。しかし、大学に入って実際の授業で学ぶ中で、社会の動きを数理モデルに置き換えて解明することに興味を持つようになりました。きっかけは、大学3年次のゼミでネットワーク科学に関するテキストを読んだことです。コンピュータ・シミュレーションを通して感染症の流行などの社会現象を視覚的に捉え、数学的な視点からアプローチするおもしろさに気づきました。
この大学を選んだ理由
高校生の頃、情報学を専攻したいと思う一方で、理系文系にとらわれずもっと幅広い分野を自由に学びたいと考えていました。その中で、東京女子大学の掲げる「リベラルアーツ教育」では、専門科目だけでなく数学や経済、文学や宗教などさまざまな分野について履修できることを知り、魅力を感じました。また、オープンキャンパスに行った際に、都会に位置しながらもキャンパス内は木々や花々といった自然に囲まれており、周囲には高い建物もない開放感のある雰囲気がとてもよいと感じ、ここでならのびのびと学生生活を送れると思ったことも決め手の一つでした。
将来の展望
大学卒業までの目標としては、社会の動きを仮説に基づいてモデル化・シミュレーションし、実現象と比較検証することで社会現象の要因を分析することをめざしています。
卒業後は大学院に進学し、さらに高度な研究をして知識を積み重ね、それまでに習得した要因分析手法を発展させたいと考えています。最終的には、さまざまな社会問題に対する具体的な解決策を提案し、社会に貢献できる人になりたいです。
※2025年度の学科再編により、数理科学科の学びは情報数理科学科〈仮称〉へと引き継がれます。詳しくはマナビジョンおよび大学Webサイトでご確認いただけます。