東京女子大学/学部・学科
学べること
自分を広げ、深め、変える、多様な学び
入学を決めた学科・専攻は広い学びの世界の入口です。自分を広げ、深め、変える、多様な学びが待っています。全学共通カリキュラムと1学部6学科の専門科目、合計12のカテゴリの中から科目を選択し、自分で履修モデルを組み立てていきます。専門性を磨く一方で、新たな学問分野に触れる経験を繰り返し、想像もしなかった知識や価値観に出会います。
自らの軸を形成する1学部6学科の専門教育
2025年度より、これまでの5学科を人文学科・国際社会学科・経済経営学科・心理学科・社会コミュニケーション学科・情報数理科学科の6学科に再編します。新設・再編される4学科では、学問分野を横断して学際的に学ぶコース制を導入します。1・2年次では学科の基礎から横断的に学び、3年次に卒業研究につながる専門分野(コース)を決めます。各コースに進んだあとも、ほかのコースの科目を履修することができます。
※入学者選抜は、人文学科は専攻単位、人文学科以外は学科単位で実施します。
専門領域を超えて知と知をつなぐ“知のかけはし科目”
2024年度には、全学生が学科や学年を超えて受講する「知のかけはし科目」が始まります。これは、異なる学科の教員2名がティーム・ティーチングを行う全学規模のカリキュラムです。
例えば、古代ローマ史の教員と臨床心理学の教員による授業では、歴史学と心理学の両方から家族をテーマに議論を展開します。また、古代ローマには『夢判断の書』という史料が残されており、心理学者フロイトの『夢判断』と比較しながら論じていくことも検討しています。
異なる分野の視点が一つの授業の中で交差し、予想もしなかった問いと答えが学生を巻き込んで展開します。既存の授業では得られなかった新しい出会いは、学生と教員をこれまでの偏見や思い込みから解き放ち、リベラルアーツらしい学びの契機となることでしょう。