東京造形大学/造形学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
デザイン学科/グラフィックデザイン専攻領域
デザイン学科/写真専攻領域
デザイン学科/映画・映像専攻領域
デザイン学科/アニメーション専攻領域
デザイン学科/メディアデザイン専攻領域
デザイン学科/室内建築専攻領域
デザイン学科/インダストリアルデザイン専攻領域
デザイン学科/テキスタイルデザイン専攻領域
美術学科/絵画専攻領域
美術学科/彫刻専攻領域
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
造形学部の偏差値を見るプロフィール
●親身な指導体制を特長とした少人数制の教育
●1年次から段階的に専門的知識と技術を身に付ける
●専門的な学びとデザイン・美術の枠を越えた横断的な学びを通して豊かな創造の感性を磨く
本学は1学部(造形学部)、2学科(デザイン学科、美術学科)から成り、学ぶ内容ごとに10の専攻領域に分かれています。
【キャンパス】
東京(1~4年)
【学生数】
1838(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
50名(2024年5月1日現在)
【大学院】
造形研究科造形専攻
デザイン学科/グラフィックデザイン専攻領域
【講義・学問分野】
デジタル基礎演習、グラフィックデザイン基礎演習、インフォメーションアーキテクチュア、ビジュアルコミュニケーション、グラフィックアート、グラフィックデザイン総合研究、ジェネラルグラフィック、デジタルスキル演習 など
デザイン学科/写真専攻領域
【講義・学問分野】
写真基礎、写真、写真演習、写真技術演習、写真制作演習 など
デザイン学科/映画・映像専攻領域
【講義・学問分野】
映画映像制作基礎、クリエイティブ・カウンセリング、映画作品研究、visual作品研究、個人作品制作演習、映像身体演習、映像編集演習、グループ作品制作演習、ポスプロワーク演習、映像音響演習、ディストリビュート演習、撮影技術演習、ドキュメンタリー演習、映画美術演習 など
デザイン学科/アニメーション専攻領域
【講義・学問分野】
アニメーション概論、アニメーション基礎、アニメーション表現、アニメーション特論、アニメーション研究、アニメーション演習、アニメーション史 など
デザイン学科/メディアデザイン専攻領域
【講義・学問分野】
メディアデザイン概論、メディアデザイン論、メディアデザイン基礎演習、メディアデザイン基礎実習、メディアデザイン特別演習、メディアデザイン研究、メディアデザイン制作演習、メディアデザイン実習 など
デザイン学科/室内建築専攻領域
【講義・学問分野】
木工、設計製図、透視図法、建築材料学、室内建築、室内建築研究、建築法規、3D-CAD、構造力学、環境工学、建築一般構造学、環境設備学 など
デザイン学科/インダストリアルデザイン専攻領域
【講義・学問分野】
インダストリアルデザイン、ID造形、IDシステム造形、ID基礎演習、デザインマネジメント、プロダクトデザイン、インタラクションデザイン、デザインマネジメント研究、プロダクトデザイン研究、インタラクションデザイン研究、カーデザイン演習、ID特別演習、ID表現演習 など
デザイン学科/テキスタイルデザイン専攻領域
【講義・学問分野】
TD基礎演習、TD-CAD基礎、TD造形演習、TD表層演習、TD構造演習、染表現、染研究、ファッション研究、ファッション表現 など
美術学科/絵画専攻領域
【講義・学問分野】
絵画基礎実習、美術演習、絵画制作、絵画研究、オープンアトリエ(絵画)など
美術学科/彫刻専攻領域
【講義・学問分野】
石材デザイン、木工、金工、彫刻・デッサン、工芸理論、彫刻制作、彫刻表現論、彫刻研究、オープンアトリエ(彫刻)など
学部の特色
親身な指導体制を特長とした少人数制の教育
東京造形大学は、1966年4月に入学定員120人で開学しました。常に社会との連携を意識した新たな教育にチャレンジしながら、少しずつ定員を増やしてきましたが、今でも1学年の入学定員が380人(デザイン学科285人、美術学科95人)という少人数教育を維持しています。
美術やデザインの学びは制作を伴う実習・演習が中心となります。少人数であることを強みとして学生と教員が直接言葉を交わし、対話することを重視しながら、教育活動を行っています。先が見えにくい時代だからこそ、課題解決や新しい価値の創出のために美術やデザインの力が社会から求められています。
東京造形大学はこうした社会的要求に応えるため、これからも少人数による対話を重視した教育を大切にしていきます。
1年次から段階的に専門的知識と技術を身に付ける
専門科目には、デザイン・美術に関する知識と技能等を身に付け、それらを応用し実践的に考え表現することのできる高い専門能力を培うための科目「基礎科目」「研究指標科目」「選択科目(デザイン学科のみ)」「卒業研究・卒業制作」「専門理論科目」「学科共通科目」があります。1年次から段階的に専門的知識と技術を身に付け、卒業時には、卒業研究・卒業制作として学内外に広く発表します。
専門的な学びとデザイン・美術の枠を越えた横断的な学びを通して豊かな創造の感性を磨く
東京造形大学の教育課程は、専門性の高い各専攻領域の科目(専門科目)と、学科・専攻領域を越えて履修が可能な横断的科目(人間形成科目・ハイブリッド科目)の2つに大きく分類されます。この2つが縦糸と横糸で織り込まれた布のようにしっかりと絡み合うことで、デザイン・美術に関する確かな技術と豊かな知識を獲得するとともに、創造の源泉となる感性が磨かれます。一つひとつの科目の特徴を理解しながら、バランスよく履修することで、自らの研究意欲に応じた高い造形の思想と実力が養われます。
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学べること
デザイン学科/グラフィックデザイン専攻領域
幅広い分野で人々の生活を豊かにする、創造性豊かな表現力を身につける
グラフィックデザイン専攻領域では、複雑化、高速化する情報を分析・編集・構築し、分かりやすいデザインで伝えることのできるクリエイティブな人材育成を目指しています。授業では、印刷を基本とする広告宣伝や編集など多様なメディアにおけるデザインの基礎から、デジタル技術に至るまでを幅広く学びます。具体的には、グラフィックデザインを社会に役立たせる上で必要となる、視覚的伝達表現=「ビジュアルコミュニケーション」の思考と、それを形にする技法=「グラフィックアート」を修得していきます。
デザイン学科/写真専攻領域
「研究」という視点から写真を考え、不確かな世界に向き合う足がかりを得る
写真専攻領域では、単なる自己表現ではなく、「研究」という視点から写真を考えます。自分が表そうとすることを「研究」という枠組みに収めるためには客観性と社会性を意識する必要があります。しかしそれは興味の幅を狭めることを意味しません。現代社会において写真はありとあらゆるところに関わっています。むしろ求められているのは発想の柔軟さです。自分の興味を「研究」に結びつける方策は無数にあるはずです。表現や理論、あるいは社会研究といった幅広い授業を通して、興味の幅を広げ、社会とのつながりを自覚し、“ 不確かな世界に向きあう道具としての写真”を身につけていきます。
デザイン学科/映画・映像専攻領域
足元のリアルとフィクショナルな想像の彼方に分け入って、〈わたし〉と〈世界〉を、自分なりに繋ぎ直す術を見つける
映画・映像専攻領域では、実写表現を核にした、世界中でここにしかないオリジナルな映画・映像作品を創作できる能力と人材の育成を目指しています。学びの場を、全員が監督となる「クリエーションの共同体」と位置づけ、ドラマ、アート、ドキュメンタリーの3つの軸を交差させた独自のカリキュラムを構築。4年間を通して「映画とは何か?」「映像とは何か?」を常に問い続け、さまざまな作品への批評や課題制作を繰り返しながら、映画・映像に携わる自身の方向性を探究していきます。
デザイン学科/アニメーション専攻領域
専門的な知識と技術を実践的・体系的に学び、制作現場で活躍できるクリエイティブな力を養う
アニメーション専攻領域では、総合的な力を身につけたアニメーション作品の作り手を育成しています。クロッキーや動きのデッサンなどの基礎的描写、さまざまなアニメーション技法の基礎、現代のアニメーション制作に不可欠なデジタルスキル、グループ制作など、高い作画力・造形力を育成する授業を展開。同時に、より現場に近い立場からアニメーションを知るために、現役の作家、クリエイターによる授業や作品研究などを集中的に実施。幅の広いカリキュラムと豊富な実践教育を学びの特色としています。
デザイン学科/メディアデザイン専攻領域
Web、ゲーム、映像などのIT/デジタル産業界で活躍する インターネット時代のクリエイター、デジタルメディア表現のスペシャリストに
メディアデザイン専攻領域では、Web、アプリ、CG、ゲームなど情報×映像表現を中心に、企画立案から制作・実装までプロジェクト全体にわたる知識をもち、社会で機能するデザインを発信できるスペシャリスト育成を目指しています。日進月歩の情報技術、制作技術、新たに生じる社会的な課題に取り組む教員とともに、充実した創作環境の中で対話と実践を通して、理論と表現技術、技能を身につけていきます。
デザイン学科/室内建築専攻領域
家具・インテリア・建築を指標として空間/環境の造形を総合的に教え自ら創造する人材を育てる
室内建築専攻領域では、家具・インテリア・建築を代表的な指標として、空間/環境のデザインを総合的に学び、個人から社会へと広がる空間/環境の「造形」を提案できる人材を育成しています。身体的な木工と理性的な製図に始まり、コンセプトの策定、舞台空間、施設照明、2D CAD・3D モデリング、住宅、商業空間、公共空間、ディスプレイ、オフィス環境、大規模商業施設、都市再編、都市ランドスケープなど、「多数の視点」から空間/環境へアプローチする学びを進めていきます。
デザイン学科/インダストリアルデザイン専攻領域
産業から生み出される人工物(モノやサービス)をより良くしていくデザインを学ぶ
インダストリアルデザイン専攻領域では、[プロダクトデザイン(=商品としてのモノのデザイン)]、[デザインマネジメント(デザイン資本の戦略的活用方法)]、[インタラクションデザイン(ヒト・モノ・環境の関係性のデザイン)]を3本柱に、今日的なデザイナーとして求められる資質を養成します。商品としての機能の充足や魅力を高めるアイデアを、人工物としての生産の合理性を踏まえながら形にする実践的カリキュラムが学びの大きな特色。幅広い視点を持ったデザイナーの育成を行っています。
デザイン学科/テキスタイルデザイン専攻領域
テキスタイルに関わるデザイン、ファッション、アート表現を行う優れたクリエイターの育成を目指す
テキスタイルデザイン専攻領域では、さまざまな「染め」「織り」の技法を駆使し、ファッションやインテリアにおいて新たな表現を生み出すクリエイター養成を目指しています。多様な染色技法の成り立ちや原理を学ぶとともに、社会におけるテキスタイルの役割を考え、持続可能な社会に対する認識を深めながら未来を考え想像する力を育成。テキスタイルにおける素材研究を軸に、複合的なカリキュラムの中で広くファッションについても学修し、豊かな発想力と表現力を身につけていきます。
美術学科/絵画専攻領域
美術表現の可能性を探究し、表現者としての自立を目指す
絵画専攻領域では、絵画を通して新たな造形、美術表現の可能性を探究しつつ、独自の表現世界を確立していくことのできる人材育成を目指しています。絵画の歴史は、常にそれぞれの時代の画家たちの新しい感性を求める情熱によって切り拓かれてきました。本専攻領域の学びにおいても、現代における新たな表現への感性を学生が求め、実現できるようなカリキュラムを多彩に展開。他者との関わり合いも含め、自らこの時代の表現者として力強く自立していけるように指導を行っています。
美術学科/彫刻専攻領域
幅広い視野でものを見る力を培い、素材に形を与える技術と精神を養う
彫刻専攻領域では「塑造」「実材」の2つのコースのもと、さまざまな事象を独自の視点で捉え、表現へと展開することができる人材を育成しています。「塑造」では、最も身近な自然である人体をモチーフにした塑造の制作実習を中心に研究を進め、造形技術を修得するとともに鋭い感性を磨いていきます。「実材」では、木や石、金属、石膏、セラミック、プラスチックなどの多様な素材への理解を深めつつ、彫刻表現の幅を広げていきます。
アドミッションポリシー
入学者受入れの方針 デザイン学科
東京造形大学デザイン学科は、本学の教育上の目的を理解してこれに共感し、本学で学ぶ強い意志と次の目的意識をあわせ持つ、意欲のある人材を求めます。
<入学者に求める目的意識>
(1) グラフィックデザイン、写真、映画・映像、アニメーション、メディアデザイン、室内建築、インダストリアルデザイン、テキスタイルデザインのいずれかの分野に興味関心を持ち、専門的な理論や技術、技能を身につけたい人。
(2) 人間や文化に関する豊かな教養を身につけ、広い視野から造形活動について理解したい人。
(3) 社会や時代の動向に関心を持ち、デザインの知識や技能を応用して社会に貢献したい人。
<入学者選抜における評価方法>
入学者を選抜するために、一般選抜入学試験、総合型選抜(自己アピール)入学試験、学校推薦型選抜入学試験、外国人留学生選抜入学試験、3年次編入学試験を実施します。これらの入学試験では、個別学力検査、小論文や実技による専門試験、大学入学共通テスト、調査書、自己アピール資料、プレゼンテーション、ポートフォリオ、面接など、多様な評価尺度を試験方法ごとに組み合わせて実施することにより、志願者の能力や資質を多面的・総合的に評価します。
入学者受入れの方針 美術学科
東京造形大学美術学科は、本学の教育上の目的を理解してこれに共感し、本学で学ぶ強い意志と次の目的意識をあわせ持つ、意欲のある人材を求めます。
<入学者に求める目的意識>
(1) 絵画、彫刻のいずれかの分野に興味関心を持ち、専門的な理論や技術、技能を身につけたい人。
(2) 人間や文化に関する豊かな教養を身につけ、広い視野から造形活動について理解したい人。
(3) 社会や時代の動向に関心を持ち、美術の知識や技能を応用して社会に貢献したい人。
<入学者選抜における評価方法>
入学者を選抜するために、一般選抜入学試験、総合型選抜(自己アピール)入学試験、学校推薦型選抜入学試験、外国人留学生選抜入学試験、3年次編入学試験を実施します。これらの入学試験では、実技による専門試験、大学入学共通テスト、調査書、自己アピール資料、プレゼンテーション、ポートフォリオ、面接など、多様な評価尺度を試験方法ごとに組み合わせて実施することにより、志願者の能力や資質を多面的・総合的に評価します。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
東京都八王子市宇津貫町1556
TEL. 042-637-8111(代)