東邦大学/卒業後の進路
生物や化学の知識を生かして安心・安全な検査結果を届けたい
卒業後の進路:臨床検査技師
理学部 生物分子科学科 4年※2022年取材当時
中西美奈さん
千葉県立成東高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
高校時代から、病気の早期発見に貢献する臨床検査技師になりたいと思っていました。生物分子科学科を選んだのは、生物や化学の幅広い分野を学びながら臨床検査技師の資格が取得できるからです。
キャリア選択のポイント
生物分子科学科は、生物や化学の幅広い分野を学びながら、臨床検査技師の資格取得をめざすことができます。実際に、生理学や生化学の専門知識を学んだことは、臨床検査技師の勉強にも大いに役に立っていると感じます。
今後の夢・目標
卒業研究では、メダカを用いて傷が塞がるしくみの研究に取り組んでいます。メダカは人間よりも傷が治るスピードが50倍早いと言われています。創傷治癒と呼ばれる現象のしくみを解明することで、医療への応用をめざした研究です。研究を通じて、表皮シートの細胞の形態変化が傷の治癒に影響していることがわかってきました。こうした研究の経験や専門知識を生かし、将来は患者さんに安心・安全な検査結果を届けられる臨床検査技師になりたいです。