東洋大学/志望理由
西洋史における服飾の歴史に興味
文学部 史学科 4年
北田真依さん
千葉県立千葉東高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私が西洋史に興味を持ったのは、高校の世界史の授業がきっかけです。世界の歴史について学んだ際に深い味わいを覚え、大学では西洋史の研究がしたいと思うようになりました。その中でも服飾史に興味を持ったのは、母と大学の講義の影響が大きいと考えています。私の母がもとより服飾や裁縫が好きだったことから、そういったものが身近にある環境で育ちました。そして、大学入学後、服飾史に関する講義でその奥深さを知り、改めてこの分野の歴史を中心に学習しようと決心しました。
この大学を選んだ理由
海外とのつながりの深さに魅力を感じました。入学前、西洋史を学ぶうえで在学中に一度は現地に行ってみたいと考えていたため、海外留学の支援の手厚さや海外協定大学とのつながりを重視して大学を選びました。東洋大学はスーパーグローバル大学に指定されており、海外協定大学の地域や数が非常に豊富です。コロナウイルス感染拡大等の影響を受け、留学の夢は叶いませんでしたが、現在大学内にはたくさんの留学生がおり、文化の交流ができている点も含めて、この大学を選択してよかったと考えています。
社会との関わり
服飾史を学んだことで、長い歴史の積み重なりによって現在のファッションが成立し、さらに発展していくことを実感しました。そして、服飾品の価値の判断や理解をすることができるようになると思います。服飾史では、製造過程や素材、形、販売方法、ブランド、広告等といった服飾に関するあらゆることの歴史を研究対象としています。そのため、実生活の中で服飾品を見る際に、値段のみに注目して盲目的に判断するのではなく、多面的な分析をして価値の判断をすることができるようになったと感じています。