日本歯科大学/志望理由

中学生のとき父が大きな病気で倒れ、その際の担当医師から、「歯周病は命に関わる病気の入り口になる可能性があり、不健康な状態が続くことで、さまざまな病気を引き起こす危険がある」と教えてもらいました。口腔内のトラブルが生活習慣病を含めた多くの病気の要因になり得ることを自分でも調べて学んだことを受けて、高齢者が増えていく現代社会において、歯の健康と予防の重要性を感じるようになり、歯科医師を志すようになりました。

1点目は、オープンキャンパスに参加した際、「歯科医療は生命体への医行為である以上、それはすなわち生命体を学ぶ学問になるので、学部名を生命歯学部に変更した」という日本歯科大学の考えに触れ、強い共感を覚えたことです。
2点目は、日本歯科大学で行われている「再生医療」という研究に興味を持ったことです。歯の細胞を用いた「再生医療」によってさまざまな病気を治療できるようになることが期待され、将来的に生活の質の向上や生命全体の健康にもつながると感じました。これらのことから、日本歯科大学なら、今後も歯科医療の発展と人々の生活に大きく貢献していくだろうと感じ、この大学で学びたいと思い、進学を決めました。

1年生の現在は、基礎的な歯科医療について学んでいます。例えば、「人類学」の授業では、日本人の歯並びが悪い理由について学びました。日本人は骨格的に歯が並びきらず、結果として歯並びが悪くなりやすいのだそうです。今後、このような症例をはじめ、ますます歯科の需要が高まると考えています。また、超高齢社会を迎えた日本において訪問歯科といった歯科医療の分野がますます必要とされていると感じています。そういった分野を学ぶことを通して、社会への貢献につなげていきたいです。