むさしのびじゅつ

武蔵野美術大学

私立大学 東京都

武蔵野美術大学/造形学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

日本画学科(39名)
油絵学科/油絵専攻(120名)
油絵学科/グラフィックアーツ専攻(20名)
彫刻学科(31名)
視覚伝達デザイン学科(117名)
工芸工業デザイン学科(120名)
空間演出デザイン学科(108名)
建築学科(72名)
基礎デザイン学科(73名)
芸術文化学科(62名)
デザイン情報学科(76名)

所在地

1~4年:東京

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●日本と世界の文化の創造発展と社会に貢献する美術・デザインのエキスパートをめざす
●自分の専攻とは異なる領域についても学修し、総合的な判断力・思考力を身に付ける
●造形分野における独自の探求を行い、創造的な表現活動を実現する

「真に人間的自由に達する美術教育」という教育理念のもと、造形学部には、絵画、彫刻からデザイン、建築、映像、芸術文化まで、美術・デザインの広がりに対応する10学科を擁し、幅広い教養を備え、人格的にも優れた美術・デザインを中心とする造形各分野の専門家を養成しています。

【キャンパス】

鷹の台キャンパス

【学生数】

3690人(2023年5月現在)

【専任教員数】

230人(2023年5月現在)※特別任用教員、助教、助手を含む全学

【大学院】

造形研究科

日本画学科

【講義・学問分野】

造形総合・デザインI、造形総合・絵画II、造形総合・彫刻II、造形総合・デザインII、造形総合・工芸II、造形総合・メディア表現II、日本画基礎I、日本画基礎II、日本画基礎III、絵画基礎I、造形基礎・選択 日本画、造形基礎・選択 油絵、造形基礎・選択 版画、造形基礎・選択 彫刻

油絵学科/油絵専攻

【講義・学問分野】

造形総合・デザインI、造形総合・絵画II、造形総合・彫刻II、造形総合・デザインII、造形総合・工芸II、造形総合・メディア表現II、絵画基礎I、絵画基礎II、絵画基礎III、絵画基礎IV、造形基礎・選択 日本画、造形基礎・選択 油絵、造形基礎・選択 版画、造形基礎・選択 彫刻

油絵学科/グラフィックアーツ専攻

【講義・学問分野】

造形総合・デザインI、造形総合・絵画II、造形総合・彫刻II、造形総合・デザインII、造形総合・工芸II、造形総合・メディア表現II、絵画基礎I、絵画基礎II、絵画基礎III、絵画基礎IV、造形基礎・選択 日本画、造形基礎・選択 油絵、造形基礎・選択 版画、造形基礎・選択 彫刻

彫刻学科

【講義・学問分野】

造形総合・絵画I、造形総合・デザインI、造形総合・絵画II、造形総合・彫刻II、造形総合・デザインII、造形総合・工芸II、造形総合・メディア表現II、基礎造形、彫刻A、彫刻B、造形基礎・選択 日本画、造形基礎・選択 油絵、造形基礎・選択 版画、造形基礎・選択 彫刻

視覚伝達デザイン学科

【講義・学問分野】

造形総合・絵画I、造形総合・彫刻I、造形総合・絵画II、造形総合・彫刻II、造形総合・デザインII、造形総合・工芸II、造形総合・メディア表現II、空間構成I、色彩構成I、製図、タイポグラフィ、視覚伝達造形基礎、視覚デザイン論I

工芸工業デザイン学科

【講義・学問分野】

造形総合・絵画I、造形総合・絵画II、造形総合・彫刻II、造形総合・デザインII、造形総合・工芸II、造形総合・メディア表現II、基礎実習I、基礎実習II、基礎実習III、基礎実習IV、基礎演習I、基礎演習II

空間演出デザイン学科

【講義・学問分野】

造形総合・絵画I、造形総合・彫刻I、造形総合・絵画II、造形総合・彫刻II、造形総合・デザインII、造形総合・工芸II、造形総合・メディア表現II、デザイン基礎I、デザイン基礎II、デザイン基礎IV、デザイン基礎III、絵画II

建築学科

【講義・学問分野】

造形総合・絵画I、造形総合・彫刻I、造形総合・絵画II、造形総合・彫刻II、造形総合・デザインII、造形総合・工芸II、造形総合・メディア表現II、設計計画I-1、設計計画I-2、図学、建築設計基礎、建築設計表現、構造デザインI、構造力学基礎、基礎数学

基礎デザイン学科

【講義・学問分野】

造形総合・絵画I、造形総合・彫刻I、造形総合・絵画II、造形総合・彫刻II、造形総合・デザインII、造形総合・工芸II、造形総合・メディア表現II、デザイン論IA、デザイン論IB、色彩論I、形態論I、コミュニケーション実習、言語表現論、表示方法論I、コンピュータ演習I、プロダクト材料演習

芸術文化学科

【講義・学問分野】

造形総合・絵画I、造形総合・彫刻I、造形総合・絵画II、造形総合・彫刻II、造形総合・デザインII、造形総合・工芸II、造形総合・メディア表現II、芸術文化特論I、デジタルデザイン基礎I、芸術文化学入門、プランニング入門、プランニング実践、ミュゼオロジー入門、ミュゼオロジーと生涯学習、映像デザインI、デザイン基礎、西洋美術史概論

デザイン情報学科

【講義・学問分野】

造形総合・絵画I、造形総合・彫刻I、造形総合・絵画II、造形総合・彫刻II、造形総合・デザインII、造形総合・工芸II、造形総合・メディア表現II、デザイン情報学概論I、デザイン情報学概論II、情報処理I、デザイン情報学基礎演習I、デザイン情報学基礎演習II、デザイン情報学基礎演習III

入学者・卒業者数

入学者数

902人
男女比
女子生徒数
682
男子生徒数
220
地元占有率
地元出身学生数
294
入学者総数
902

卒業者数

838人
就職者・進学者数内訳
就職者数
435
進学者数
125

学部の特色

日本と世界の文化の創造発展と社会に貢献する美術・デザインのエキスパートをめざす

造形学部は、美術・デザインを総合的な人間形成をもって成るものと考え、幅広い教養を備え、人格的にも優れた美術・デザインを中心とする造形各分野の専門家を養成しています。また、美術とデザインの領域における総合的な造形教育を通じて、広く知識を授けるとともに、深く専門の技能、理論や応用を教授研究し、豊かな美的教養をそなえた社会人の育成をめざしています。

自分の専攻とは異なる領域についても学修し、総合的な判断力・思考力を身に付ける

造形の各分野を専攻するにあたっては、総合的判断力・思考力を養うために広く諸学問を学ぶ[文化総合科目]、造形という大きな視点から専門性の位置づけや基礎を確認するために、自分の専攻とは異なった領域や他学科の開設する授業を学ぶ[造形総合科目]、個々の学科が独自に専門的能力を追求する[学科別科目]の三者をバランスよく学修します。

造形分野における独自の探求を行い、創造的な表現活動を実現する

造形分野における独自の探求を行い、創造的な表現活動を実現するために、以下の7点の修得が期待できます。
・専門分野の基盤となる文化や諸科学についての総合的な理解
・他者に伝える表現能力および他者とともに考える対話能力
・制作・研究を深め広げる技能
・専門的な知識への理解
・論理的思考・創造的思考を働かせ、独創的な課題解決の判断や構想ができる力
・制作・研究に幅広い関心と高い意欲を持ち、社会のなかで主体的に取り組むことができる力
・批判的思考を働かせ、課題や主題を自主的に設定することができる力

学べること

日本画学科

伝統的な技法・美意識を学んだ上で、日本画を入口とした個性豊かな新しい表現者を育てる

東洋画の長い伝統を受け継ぎながら、外来文化の影響を吸収しつつ形成、発展してきた日本画。日本人に宿る独特な美意識と精神性から生まれた造形思想、そして優れた材料・技法は、世界の美術の中で個性的な位置を占めています。本学科では、日本画や日本について深く考える過程を大切にしながら、奥深く魅力的な専門技法を習得し、日本画を通して新たな絵画世界を拓いていける力を育てていきます。

油絵学科/油絵専攻

教員の作家性を反映したユニークな授業や絵画技術の習得を通して、独自の絵画性を追求する

絵を描くことは、単に造形の領域に留まるものではなく、想像の世界と現実の世界を行き来し、この世界にいる自分を発見する行為でもあります。油絵専攻は、自己の内面を深く掘り下げ、積極的な社会性を持った人材を育成するため、絵画をはじめ、立体、インスタレーション、映像にいたるさまざまな分野にも表現の可能性を探っていける「多様性」を大切にしています。教員や同世代の仲間との「制作」「対話」「批評」から、新たな表現や考えを生み出していくことを期待しています。

油絵学科/グラフィックアーツ専攻

充実した設備や環境、学年の枠を超えた工房での制作を通して、版画、グラフィックアーツの新しい可能性を追求

2023年度より油絵学科版画専攻から油絵学科グラフィックアーツ専攻へ名称変更。版画が持つ豊かな学びを出発点に、ファインアートとデザインが融合する多層的な表現への挑戦を開始しました。
グラフィックアーツとは、一般的には複製性を持つ平面視覚芸術全般を指す言葉とされています。例えば、印刷を介した版画、イラストレーション、絵本、写真、デジタル表現、ブックアート、ポスターなどの多様なプリント表現がその中心となるものです。グラフィックアーツ専攻では、入学後まず版画技法をしっかりと学んだうえで、実践的な授業を通して学生一人ひとりの志向に応じた、多様なグラフィックアーツ表現への展開を図ります。

彫刻学科

彫刻を学ぶとは、作品が成立するとは何かを考えること。設備が整った専門工房で作家性を明確にする

「彫刻とは何か?」。これは、正解のない回答への問いかけです。彫刻の領域は今もなお拡張し続け、「ここ」あるいは「これ」と特定することはできません。しかし、彫刻とはどこから来たのか、どのような心の働きの中で展開されてきたのか、そして彫刻の現在・未来はどうあるべきなのかと問い続けることこそが、彫刻に生命を与えるのです。本学科は伝統的な素材や技術を重視しながらも、同時代性に重点を置いた指導を行い、普遍的な問いかけをもって未知の世界の扉を開く表現者を育てます。

視覚伝達デザイン学科

デザインの原点を実践的に学び、鋭い感性と多岐に渡る媒体を駆使する力を持ったデザイナーを育てる

視覚伝達デザイン学科では、どのように「見つめるのか」「見るべきか」「見たか」といった対象と自身との関係を明確にして、ヴィジュアルコミュニケーションを成立させることのできる人材を育てます。そのために、コミュニケーションの基盤となる身体性と五感、そして、デザインに必要とされるメディアを操る技術力、造形力と知力、これらを駆使して社会の多様な要求に応えることのできる基礎課程と高度な専門領域の科目が用意されています。

工芸工業デザイン学科

素材と格闘し、技の大切さ、品質を見分ける眼を養う。それが優れたプロダクトデザイナーの条件

人を軸にした生活環境やプロダクトをデザインする工芸工業デザイン学科では、人間の生活すべてのコトとモトに関わりを持ちながら、心地よい暮らしを実現するための豊かな感性と幅広い知識、問題意識を養います。個人での創作活動が主となるクラフト、より望ましい社会生活全体を構築するインダストリアル、生活空間を思考するインテリアの3コースから構成され、必要であれば領域を超えてものづくりを追求できる柔軟な環境を整えています。

空間演出デザイン学科

空間で人を幸せにする。独自の感性と協調性を伸ばし、情熱を持って空間をつくりあげる人材を育成

セノグラフィ、インテリアデザイン、環境計画、ファッションデザインの4コースから成る本学科は、扱う領域はさまざまですが、「人を幸せにしたい」という共通の想いを持っています。空間をデザインするには、時間とともに変化する自然の姿から学ぶことはもちろん、美術・デザインの歴史や技法、新しいメディアや技術への理解を深めることも大切です。そして個々の感性が集結することで、初めて空間は成立します。独自の表現力と豊かな創造性を養い、人間の営みが展開される空間を、より豊かに美しく形づくるデザイナーを育てます。

建築学科

全員が設計し、デザインする。現役建築家による実践的な指導で、各自が共感できるフィールドを探す。

インテリアから住宅・各種建築・地域・都市・環境・ランドスケープまで、人間の関わる空間すべてを対象に、人間の活動を支え居場所となる良質な環境づくりが建築の役割です。建築学科では、空間を構成する造形能力を身につけ、建築と、生活基盤である場所や地域との有機的関係の構築を学びます。また、社会の仕組みに働きかけ、新たな社会と価値の創造に関わる建築の現状把握や歴史的考察のための分析能力を習得し、文化やアート、デザインの教養も深めていきます。建築をトータルな表現として学ぶ【設計計画】をカリキュラムのコアとし、3年次からは少人数のスタジオに分かれ、今日的なテーマとジャンルの課題にチャレンジします。

基礎デザイン学科

デザインを分けない。どんな領域でも活躍できる人材を育てる。企画・構想力と全方位のデザイン力を学ぶ

デザインとは、生活者が本来あってほしいと願う「かたち」をつくり出すこと。そして、生活の中の行為やふるまいなどを考察し、おのずと「かたち」が浮かび上がってくる瞬間に立ち会うことです。基礎デザイン学科は、すでにあるデザイン領域に対応する技術を教える場ではありません。分化されたデザイナー養成のあり方を見直し、「かたち」の生成力を身につけるカリキュラムで、生活の中で本来あるべきデザイン、「かたちの本質」を構想し、提案できるデザイナーを育成します。

芸術文化学科

マネジメントの視点でアートとデザインを学び、新鮮で創造的な提案を行い実践できる人材を育てる

アートやデザインは、私たちの社会を支える基盤としてますます重要になっています。芸術文化学科では、あらゆる表現やそれらがつくり出す文化を読み解く「理論」と、自らが表現する「技術」をバランスよく習得。対外的な活動を通して人や社会と積極的に関わる意欲や行動力を養いながら、現代社会をアートとデザインの視点から広く見つめ直し、人が幸せに生きるための新たなビジョンを提案できるプロフェッショナルを育てます。

デザイン情報学科

クリエイティブとはエレガントなルール破り。新しいアイデアを華麗に実現させる方法論を学ぶ

デザインは異なる立場の多くの人によって支えられる協調的作業です。その中でデザイナーは「何を問題としてどう解決するか」をかたちとして示さなければなりません。そのためには問題の本質を捉え、幅広い知見を束ね、納得と共感を呼び起こす提案に結びつける柔軟な力が必要です。本学科では多様なメディアの特性を基盤に、つくる・見せる・気付く・考えるという体験と内省の反復を繰り返すことで、課題を自ら発見し、新しい視点から解決策を提案できる方法論を身に付けていきます。

アドミッションポリシー

造形学部のアドミッションポリシー

武蔵野美術大学は創立以来の教育理念に基づき造形芸術の専門教育を実践し、多くの優れた人材を輩出してきました。本学教育課程を主体的に修め努力できる次のような資質・能力を備えた学生を求めています。

1.専門性と表現を深めるための基礎的な学力を身につけている人
2.専門性を支える幅の広い造形力や教養を総合的に身につけようとする人
3.論理的思考・創造的思考を働かせて独自の表現で伝えようとする人
4.文化の創造発展に寄与し、社会で活躍しようとする人

問い合わせ先

【住所・電話番号】

東京都小平市小川町1-736
広報チーム
(042)342-6038

【URL】

https://www.musabi.ac.jp/course/undergraduate-/

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