でじたるはりうっど

デジタルハリウッド大学

私立大学 東京都

デジタルハリウッド大学/卒業した先輩の職業体験記

「顔の見える採用広報」としてSNSやブログで情報発信

HR/PRプロデューサー 渡邉さくらさん デジタルコンテンツ学科 卒業

私はこんな仕事をしています

ジザイエ社内では製品開発のプロトタイピングが日々行われている

株式会社ジザイエという、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する会社で、採用広報を中心としたマーケティング・PR業務を担当しています。具体的には、SNSやブログなどを活用した情報発信、イベントの企画運営、クライアント対応などです。まだ社員数が多くないスタートアップのため、ひとりが担う業務範囲が多岐にわたりますが、それもやりがいの一つです。
例えば、採用時には応募者へのスカウトや面接日程の調整に加え、自ら求人情報の作成やSNS投稿のデザインを行うことも。学生時代に学んだWebやデザインの基礎知識を活かし、社内外の人と協力してプロジェクトを回しています。また、オフィスの清掃や来客対応など“縁の下の力持ち”として動くことも少なくありません。幅広い業務をこなしながら、私がめざしているのは「顔の見える採用広報」です。ジザイエで活躍したいと思ってもらえるような共感と信頼感を生む情報発信に努めています。

大学の学びで仕事に活かされているもの

「顔の見える広報担当」として営業活動にも参加

在学中に学んだ科目の中でも「色彩論」と「Web制作演習」は、今の仕事に特に生きています。色彩論では、配色による印象の違いや見る人の心理的効果を学びました。広報用の画像やSNS投稿を作成するときに、この知識があるとブランドイメージを意識した効果的なビジュアルを提案できます。
また、Web制作の授業で基本的なコードを書いた経験は、現在エンジニアに業務を依頼する際に役立っています。どんな工程が必要で、どれ位の時間がかかるかをイメージできるため、スケジュール調整やコミュニケーションがとてもスムーズです。さらに、学園祭実行委員などの課外活動でイベントを企画・運営した経験は、仕事でのプロジェクト進行に直結しています。多数の人を巻き込み、タイムライン管理や役割分担をしながら目標に向かって動く力は、広報イベントを成功させるうえで欠かせません。大学での学びと実践の両軸が、今の仕事を支える大きな土台になっていると感じます。

今の仕事との出会い

オープンキャンパスで高校生の進路相談に乗る渡邉さん(2018年)

在学中は「キャンパスPRプロジェクト(CPRP)」に加え、複数の外部インターンにも参加していました。大企業のインターンも経験しましたが、自分にはスタートアップのスピード感や裁量の大きさが合っていると気づきました。そこで、大学の特別講義を担当していたスタートアップ支援企業の方に直接交渉し、インターンとして実際に業務を体験することができました。今の会社も、大学の友人からのリファラル(紹介)でインターンに参加し、そのまま新卒として入社しました。ジザイエには社員数名ほどの時期に入ったので、採用広報のみならず、イベント企画や新規事業の立ち上げなど幅広い仕事を任されるようになり、大きく成長できたと思っています。

これからの夢・目標

将来的には、父が運営しているコミュニティースペースや祖父から受け継いだ会社を、私が引き継ぎたいと考えています。具体的には、コミュニティースペースの1階にある飲食スペースを活用し、母や友人と一緒にカフェを始めたいという夢があります。土日の朝などの空き時間を利用して、地域の人が気軽に集まれる場所をつくりたいです。これまでのイベントやブランドづくりで培ったノウハウを生かし、好きなことを形にできる環境を周囲に提供できればと思っています。いつかは自分が家業を継ぎ、コミュニティーの活性化や新しいチャレンジを後押しする役割を担うことを目標に、スタートアップでの経験を糧にしながら日々学び続けています。

先輩が学んだ学部もチェックしてみよう!

1日のスケジュール

どんな大学生活を送っていましたか?

授業のほかに取り組んでいたこと

学園祭実行委員としてイベント企画の立案や公式サイトの制作をリードしました。また、1年次からキャンパスPRプロジェクト(CPRP)に所属し、オープンキャンパスの運営や高校生向け企画の準備にも積極的に取り組みました。

この大学を選んだ理由/実際に学んだこと

高校生の頃はウェディングプランナーや保育士などを意識していました。しかし父から「離職率が高い職種もあるし、パソコン1つでできる仕事を考えてみたらどうか」と助言を受け、デジタルハリウッド大学のオープンキャンパスへ足を運んだのがきっかけです。スタッフや在学生がとても生き生きとしていて、「自分もここで学んでみたい」と感じ、最終的には5~7回ほど足を運ぶほど興味を持ちました。
実際に入学すると、Web、デザイン、プログラミング、マーケティングといった幅広い授業を自由に選択しながら基礎を身に付けられる点が魅力でした。自分に合う・合わないを試しつつ、例えば、マーケティングには面白さを見いだせた反面、コーディングは苦手だと早めに気づけたのは大きな収穫です。多国籍で留学生が多く在籍している環境も刺激的で、視野が広がりました。結果的に、「つくる」と「伝える」の両面を学べるこの大学を選んで良かったと感じています。

学費や就職などの項目別に、
大学を比較してみよう!

他の大学と比較する

このページをシェアしよう

ツイート LINEで送る

リストに追加しました

ページの先頭へ