東洋英和女学院大学/卒業後の進路

教育心理臨床に関心があり、心理系の資格を取得したいと思っていたので、大学院がある東洋英和女学院大学に進学しました。個別相談でお話させていただいた教員の考え方や、人間科学科で学べる心理学の領域にも魅力を感じました。
ゼミでは、箱庭療法や臨床事例に触れることができ、実践的に学ぶことができました。また、大学の卒業論文と大学院で取り組んだ児童期の親子関係に関する研究は、現在の心理臨床場面にも生かすことができています。

幼い頃から「こころ」に関心があり、いつか自分の言葉で悩みを抱えている方の力になりたいと思い、心理士をめざしました。心理士が活躍できる場所はさまざまありますが、幅広い年代かつ疾患のある方に携わりたいと思い、病院を選びました。
在学中は、少しでも将来に生かせる知識を蓄えたいと思い、精神科クリニックの受付や、学習塾のピアサポーターなど、心理に関わるアルバイトを経験しました。決して簡単な仕事ではありませんでしたが、大学時代の経験が今のキャリアに大きくつながっています。

現在は精神科単科病院で、心理検査やカウンセリング、心理プログラムなどの業務を担当するほか、職員の心身の健康に関する取り組みを行うチームにも携わっています。心理士としての道は始まったばかりですが、多角的な視点からアセスメントを行うことができる力を身に付けようと思っています。そして、患者さんの視点に立ってコミュニケーションを図り、寄り添える心理士になりたいです。