横浜薬科大学/私のイチオシ
主作用と副作用は表裏一体。薬学の興味深い世界
薬学部 漢方薬学科 3年
福田佳乃子さん
熊本県・熊本学園大学付属高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
高校の化学の授業を通じて、薬がどのように作られているのか、またそれぞれの成分にはどのような作用があるのかということに興味を持ちました。私自身、薬や化粧品の副作用に悩んでいたため、創薬のみではなく患者の気持ちに寄り添うことができる6年制の薬学部に魅力を感じました。大学入学後は、医薬品情報を正しい知識を持って理解し、自身の医療や美容に生かすことができていることが楽しいです。
この学問のココが面白い!
大学の漢方薬学科の授業を受ける前は漢方薬には副作用がないと考えていましたが、授業を通じて漢方薬にも副作用があることを知りました。薬は主作用に焦点が当てられることが多いですが、使い方を間違えると毒にもなる、すなわち表裏一体であることは興味深いと感じました。また、同じ症状でも原因が何であるのか、例えば「気・血・水」のバランスを考え、対症療法ではなくその人に合った治療を行う漢方の考え方がおもしろいと思いました。
キャンパスのお気に入りスポット
リニューアルされた図書館棟は、蔵書数が多く、21階からの眺めも絶景です。晴れた日には江の島や富士山を見ることもでき、観光スポットに来たような気分を味わうことができます。また、さまざまな生薬が栽培されている薬草園や古風で美しい日本庭園も魅力的です。気軽に自然に触れることができ、勉強の気分転換ができる場所なのでぜひ行ってみてほしいと思います。