帝京科学大学/生命環境学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
【千住】アニマルサイエンス学科/動物看護福祉コース(140名)
【千住】生命科学科/生命・健康コース(50名)
【千住】生命科学科/臨床工学コース(20名)
【千住】自然環境学科(50名)
【東京西】アニマルサイエンス学科/アニマルサイエンスコース、アニマルセラピーコース、野生動物コース〈3年次コース配属〉(150名)
【東京西】生命科学科/生命コース(30名)
【東京西】自然環境学科(50名)
所在地
アニマルサイエンス学科 自然環境学科東京西キャンパス 生命科学科生命コース
1~4年:山梨
アニマルサイエンス学科動物看護福祉コース 生命科学科生命・健康コース 生命科学科臨床工学コース 自然環境学科千住キャンパス
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
生命環境学部の偏差値を見るプロフィール
●3つの学科で「いのち」を理解するための幅広い視点を養う
●千住キャンパスの最新の設備・施設で学ぶ
●東京西キャンパスの恵まれた自然環境を生かした専門施設で学びを深める
「動物」「生命科学」「自然」などの分野で活躍できる豊かな専門性を身に付けた人材を養成します。
【キャンパス】
千住キャンパス、東京西キャンパス
【学生数】
2,001名 (2024年5月1日現在)
【専任教員数】
60名 (2024年5月1日現在)
【大学院】
大学院理工学研究科、大学院医療科学研究科
【千住】アニマルサイエンス学科/動物看護福祉コース
【講義・学問分野】
アニマルサイエンス・トピックス、動物行動学、動物生理学、動物介在教育学、動物栄養学、動物医療コミュニケーション、動物薬理学、動物臨床検査学、動物看護基礎実習など
【千住】生命科学科/生命・健康コース
【講義・学問分野】
有機化学、生物分析基礎、バイオ実験解析、生物化学、分子生物学、化学療法論、最近の遺伝子生命科学、酵素学、食品衛生学、食品保存・加工学、香粧品科学、毒性・薬理学、生命科学基礎実験など
【千住】生命科学科/臨床工学コース
【講義・学問分野】
電気工学、情報処理工学、医療安全管理学、計測工学、ヒトの解剖生理、生体機能代行技術学、看護学概論、医用工学、臨床実習など
【千住】自然環境学科
【講義・学問分野】
基礎動物学、基礎植物学、基礎環境生態学、基礎有機化学、基礎物理化学、昆虫学、無機化学、環境破壊と野生動物、植物栄養学、環境浄化と生物機能、自然環境セミナー、環境化学実験、環境科学野外実習など
【東京西】アニマルサイエンス学科/アニマルサイエンスコース、アニマルセラピーコース、野生動物コース〈3年次コース配属〉
【講義・学問分野】
アニマルトレーニング基礎論、人と動物の関係学、動物園学(アニマルサイエンスコース)、馬介在介入(アニマルセラピーコース)、水生動物学(野生動物コース)、アニマルサイエンス実習など
【東京西】生命科学科/生命コース
【講義・学問分野】
有機化学、生物化学、微生物学、生物分析基礎、食品衛生学、ホルモンの科学、食品保存・加工学、化学療法論、酵素学、実験動物学、最近の遺伝子生命科学、食品化学、生命科学基礎実験など
【東京西】自然環境学科
【講義・学問分野】
基礎動物学、基礎植物学、基礎環境生態学、基礎有機化学、基礎物理化学、昆虫学、無機化学、環境破壊と野生動物、植物栄養学、環境浄化と生物機能、自然環境セミナー、環境化学実験、環境科学野外実習など
学部の特色
3つの学科で「いのち」を理解するための幅広い視点を養う
私たち人間をはじめとするすべての生物がともに幸せに生きていくためには、どうすればいいのでしょうか。
生命環境学部では、生物について異なる視点から学ぶ3つの学科を用意。
「動物」「生命科学」「自然」などの分野で活躍できる豊かな専門性を身に付けた人材を養成します。
千住キャンパスの最新の設備・施設で学ぶ
千住キャンパスの「アニマルサイエンス学科 動物看護福祉コース」では、国家資格である愛玩動物看護師をめざし、チーム獣医療の実施に必要な知識の習得に加え附属動物病院での実習等を通して学んでいきます。
「生命科学科」では2つのコースを用意。食品や医薬品・香粧品(化粧品)などの分野で活躍できるスペシャリストを養成する「生命・健康コース」と、医療機器に精通しチーム医療の一員として医療現場で活躍できる臨床工学技士を養成する「臨床工学コース」があります。
「自然環境学科」では、人と自然が共生できる社会の実現をめざし、「生物環境分野」と「環境科学分野」をバランスよく学修し、2つの視点から環境問題にアプローチします。
東京西キャンパスの恵まれた自然環境を生かした専門施設で学びを深める
東京西キャンパスの「アニマルサイエンス学科」には3つのコースを設置しています(コース配属は3年次から)。
「アニマルサイエンスコース」では、動物園や水族館の動物からコンパニオンアニマルまで、飼育動物について幅広く学べます。
「アニマルセラピーコース」では、動物とのふれあいから生まれる効果について、科学的な視点から探究します。
「野生動物コース」では、豊富なフィールドワークを通じて、野生動物の生態や行動を探ります。
「生命科学科 生命コース」では、遺伝子から動植物、医薬品、食品など生命科学のさまざまな分野について、基礎から応用まで体系的に学ぶことができます。
「自然環境学科」では千住キャンパスと同様に「生物環境分野」と「環境科学分野」をバランスよく学修しますが、東京西キャンパスの立地を活かした独自の実習を多く行います。
この学部のことを詳しくチェック
学べること
【千住】アニマルサイエンス学科/動物看護福祉コース
独自のカリキュラムにより、愛玩動物看護学について深く学ぶ
リハビリテーションや栄養学、動物福祉・動物愛護や動物行動学などを強化した本学独自のカリキュラムにより、チーム獣医療体制の一翼を担い、適正飼養の指導もできる愛玩動物看護師を養成します。そして、国家試験合格に向けて、授業と実習、国家試験対策のさらなる充実を図ります。
【授業・講義】
動物福祉活動論
飼い主のいないイヌやネコの保護譲渡活動、地域猫活動、ペット飼育における災害時対応、多頭飼育や動物虐待への対応など、愛玩動物の福祉に関する課題への取り組みについて国内および海外の事例や研究成果をもとに深く学び、実践につなげます。
【千住】生命科学科/生命・健康コース
生命と健康について考える
遺伝子から動植物、医薬品・食品・香粧品(化粧品)など生命科学の多様な内容について、基礎から応用まで体系的に学びます。ただ知識を学ぶだけでなく、科学的に物事をとらえる姿勢や、論理的に探究する方法も身に付けていきます。
【授業・講義】
香粧品科学
「香粧品」とは、スキンケア製品、メイクアップ製品である化粧品、香料が多く配合された香水のこと。本授業では、化粧品メーカー研究員の経歴を持つ教員のもと、香粧品の製剤化技術や、界面科学、乳化、製剤の有効性評価方法を学び、新しい製剤化技術、製剤の開発に応用できる力を身に付けます。
【千住】生命科学科/臨床工学コース
高度化する医療の現場で通用する人材を育てる
工学系と医学系、2つの知識と技術を兼ね備え、医療の最前線で活躍する「臨床工学技士」。医療機器を正確に取扱い、メンテナンスするための能力に加えて、医師をはじめとする他職種と連携してチーム医療を推進する能力が求められます。本コースでは、チーム医療のなかで専門性を発揮するための、幅広い知識と技術を学びます。
また、本学は厚生労働大臣指定科目を履修して卒業することで臨床工学技士受験資格が得られる承認校になりました。千住キャンパスで単位を取得することにより、臨床工学技士の国家試験受験資格と学士の学位を同時に取得できるコースです。
【授業・講義】
医療治療機器学
臨床工学技士の業務は従来までの生命維持管理装置を取り扱う仕事からさまざまな治療領域に拡大しています。心臓カテーテル業務や手術室の麻酔器、ロボット手術をはじめとする多くの治療機器が安全に使用され治療が遂行できるよう臨床工学技士が果たす役割は重要であり、その基礎となる原理・構造を学びます。
【千住】自然環境学科
環境問題を、サイエンスの視点から考察する
環境問題を理解するためには、生物と自然の関わりについての知識、そして化学と環境との関わりについての知識、どちらも不可欠です。2つの分野をバランスよく学ぶことで、環境問題を総合的に考えるための視点が身に付きます。
【授業・講義】
環境特別実習II
ニホンザルとアカウミガメの生態や環境との関係、環境保全について学ぶ体験学習です。京都・嵐山では野生ニホンザルの行動観察を行い、二人一組になって個体識別したサルを追跡します。和歌山・白浜では夜の浜辺でウミガメの産卵上陸を観察するほか、浜辺の清掃、漂着ゴミの調査なども実施します。これらを通し環境問題への深い理解と対処の術を学びます。
【東京西】アニマルサイエンス学科/アニマルサイエンスコース、アニマルセラピーコース、野生動物コース〈3年次コース配属〉
人と動物の新しい関係を探究できる人材を育てる
●アニマルサイエンスコース
動物の飼育や展示の手法を学ぶ「飼育展示系」と、動物行動の基礎を学ぶ「行動科学系」に分けられ、各分野に精通した教員の指導のもと、専門的かつ実践的な教育を展開しています。
●アニマルセラピーコース
人間と動物の関わりについて、心理学、教育学、動物行動学など多角的な視点から探求します。人間と動物のより良い関係やアニマルセラピーの発展に寄与することをめざします。
●野生動物コース
野生動物の生態、動物と環境など、動物に関する多彩な研究室や、豊富な野外フィールドワークが魅力。実践的に学びながら、人間と動物の共生について考察します。
【授業・講義】
動物園学、動物介在療法PDCA、「インタープリテーション」についての学び
●動物園学(アニマルサイエンスコース)
動物園には、その運営を支える理論と実務があり、その両者を統合して行わなければなりません。また、社会とのつながりも深く、常に社会的動向との関係をふまえた多面的な運営が必要となります。こうした動物園の理論を、実務面を起点に明らかにし、実践的な動物園運営の在り方を修得。動物園が社会のなかでどのように位置づけられてきたかを体系的に理解します。
●動物介在療法PDCA(アニマルセラピーコース)
動物介在療法とは、人間の医療を「動物の力」で補助してもらうことです。「人間動物関係学とは何か」「なぜ我々が動物を使っていいのか」「人間の障害とは何か」「日本人と動物の関係」などの奥深い根幹があってこそ、初めて動物介在療法に臨む態勢ができることになります。この科目ではその「態勢」を学びます。
●「インタープリテーション」についての学び(野生動物コース)
「インタープリテーション」は自然公園やミュージアム等において、自然や野生生物等の大切さなどを伝える教育的なコミュニケーションです。海外では専門分野として認識され大学にもコースが設定されていますが、日本ではこの分野を体系的に学べる大学はほとんどありません。野生動物コースでは、一般社団法人日本インタープリテーション協会のカリキュラムに準拠した、本格的な実習を実施しています。
【東京西】生命科学科/生命コース
医薬品や食品など、生命科学分野での活躍をめざす
本コースには、遺伝子科学や微生物などの基礎研究分野から食品の栄養成分まで幅広く学べる研究室が揃っており、生命の本質とその応用について理解を深めることができます。将来は、医薬品、食品などの分野で活躍することが可能。人びとの健康な暮らしや、環境にやさしい社会づくりに貢献できる、生命科学のスペシャリストを養成します。
【授業・講義】
生命科学基礎実験I・II
機器の操作や試薬の調製方法を学ぶとともに、顕微鏡観察、タンパク質の分離・分析、無菌操作や菌の純粋培養、有機化合物の合成や分析など、基本的な生命科学の実験技術を習得します。講義で学んだ内容を体験することで、さらに理解を深めることができます。
【東京西】自然環境学科
自然に囲まれた環境で、環境問題を考える視点を養う
フィールドワークによる調査・分析を中心とした「環境生物分野」と、化学実験や測定・分析を中心とした「環境化学分野」の2つをバランスよく学べるのが本学科の特長。4年次からは、興味・関心に応じた研究室に配属され、専門性を深めます。さまざまな環境問題の解決や、持続可能な社会の構築について考えるための視点を養います。
【授業・講義】
環境特別実習I
独特の自然環境と動植物が生息する小笠原諸島の見学・体験を通して、環境評価や再生法、一般の人びとに自然環境を伝える方法を体得する実習です。ホエールウオッチングを含む海洋エコツーリズムをはじめ、陸上からの鯨類観察、夜の浜辺の生物観察や星空を観測するナイトツアー、漂着ゴミの調査を行うビーチクリーニングなど、貴重な体験がそのまま学びになります。
アドミッションポリシー
アニマルサイエンス学科
アニマルサイエンス学科では、以下に掲げる入学者を求める。
1.本学科の目的を理解し、専門知識と技術の修得に強い意欲を有している。
2.基礎学力とともに豊かな感性を備えている。
3.特に、英語、理科、数学の科目に秀で、課外活動にも熱心に取り組み、社会貢献に対して強い意欲をもって他者と協調しながら実践することができる。
生命科学科
生命科学科では、以下に掲げる入学者を求める。
1.数学、国語、英語の基礎学力を有している。
2.生命の仕組み、ヒトの健康、生物工学に関心と興味をもち、生物、化学の学力を有している。(生命コース及び生命・健康コース)
3.臨床工学分野に積極的に取り組む強い意欲をもち、チーム医療に貢献できる社会性、協調性を備え、物理、化学、生物の学力をバランス良く身につけている。(臨床工学コース)
自然環境学科
自然環境学科では、以下に掲げる入学者を求める。
1.現代社会で起きている多様な環境問題に対して、関心と興味をもっている。
2.高校で生物と化学を履修し、かつ、数学・国語・英語の基礎学力を有している。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
〈千住キャンパス〉
東京都足立区千住桜木2-2-1
〈東京西キャンパス〉
山梨県上野原市八ッ沢2525
【フリーダイヤル】0120-248-089