岐阜協立大学/卒業後の進路
患者さん一人ひとりの不安や痛みを和らげらげる看護師をめざす
卒業後の進路:看護師
看護学部 看護学科 4年
木村真菜さん
岐阜県立海津明城高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
高校生のとき、たまたま友人に誘われて病院での職場体験に参加したことがあり、患者さんの足湯をお手伝いすると、驚くほど喜ばれました。それまで大学に進学する予定はありませんでしたが、その体験がきっかけとなり、看護師の仕事に関心を持つようになりました。岐阜協立大学のオープンキャンパスに参加し、模擬授業体験で実際に使っている器具を触らせてもらったことや、何よりキャンパスの活気ある雰囲気が気に入ったため、この大学への進学を決めました。
キャリア選択のポイント
めざすキャリアが明確に定まったのは、慢性期病棟で3週間行なわれた臨床実習でした。患者さんとの意思表示を文字盤で行うのですが、最初はうまく読み取れず、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。とにかく、自分にできることを全力で取り組もうと、毎朝のあいさつと清拭に心を込めました。また、患者さんがきれい好きと知り、洗髪や足浴、ひげそりを提案し、ケアを通して思いが通じたのか、最終日にはハッキリと「ありがとう」と言葉をかけてくれました。患者さんの気持ちがとてもうれしくて、看護師になりたいという思いがより強くなりました。
今後の夢・目標
実習では、現場の看護師さんのきめ細かな技術指導やアドバイスがあり、安心して経験を積むことができました。優先順位を考えた看護が実践できたときや、指導にあたってくださる看護師さんに的確な報告ができたときには、自分なりに成長を実感しました。また、厳しい指導を受けたときも、その意図を理解して前向きに捉え、改善策を考える力が身に付いたと思います。卒業後は岐阜協立大学の学びで習得した知識や技術を生かし、患者さん一人ひとりの不安や痛みを緩和できる優しい看護師をめざします。