愛知工業大学/私のイチオシ
学びを深めていく度に
建築学の奥深さを実感
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私が建築学に関心を抱いたきっかけはデザインです。小さい頃から絵を描くことが好きだった私は、高校時代になるとデザインに興味を持ち始めました。デザインとは言っても、私が惹かれたのは美術やファッションではなく、住宅やインテリア、エクステリアのデザインでした。敷地の中に建物や植物をどう設計するかは何通りもあり、色や素材によっては人々の精神状態にも影響します。今は多くのデザインを知り、その敷地にあったデザインができるよう建築学を学んでいます。
この学問のココがおもしろい
建築学の幅広い知識のほか、設計の授業では設計課題を通して実践的な設計スキルも学びました。木材や鉄筋コンクリートの耐久力の違いをはじめとするメリット・デメリットはもちろんのこと、匂いや音を建築物でデザインできるスメルスケープやサウンドスケープなど、建築についての学びを深めるにつれ、高校生の時には外観デザインや内装といった表面的な部分しか知らなかったことを実感しました。今、ゼミでは建築物による熱環境の変化について研究しています。建築物の違いによって周囲に与える影響が変化することを知り、建築の奥深さを改めて感じています。
キャンパスのお気に入りスポット
キャンパス内で人が多いときに心を休められるスポットとしてオススメなのが、セントラルテラスです。この場所にはケバブなどのキッチンカーが停まっていて、ランチタイムにコンビニや食堂が混んでいる時には何度もこのキッチンカーに空腹を助けられた思い出があります。また、校内駅伝大会の時には、セントラルテラスの前を選手たちが通るので、休憩と同時に応援することもできます。キャンパスの中央に位置していることから、日常的に通ることも多く、気づかないうちに記憶に残りやすいというスポットでもあります。