愛知工業大学/私のイチオシ
“ものづくり”を実践的に学べる
最新の「PC演習室」があります!
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私が現在取り組んでいる研究に夢中になったきっかけは、大学3年に特許の中に書かれている文の類似性を見つける研究を始めたことです。この研究は、AI(機械学習)をベースとする自然言語処理技術を使用することにより、従来方法では難しかった課題を解決する可能性を秘めていました。実際にAIを導入することで、文脈までを理解して類似性を判定してくれるため、以前は時間を要していた作業を速く・自動的に行うことができます。今はさらなる類似性判定の正確率を上げるべく研究を行っています。
この学問のココがおもしろい
大学の講義で特許権やITについて学びながら、研究室ではAIについて学んでいます。私の中ではITと言えば、黙々と作業をしているイメージがありましたが、大学の講義や研究室の活動を通しているうちに、ITの業務には人と話す場面が多く、自身の作業を相手に伝えるコミュニケーション能力がいかに重要であるかに気づかされました。こうした経験から、自身のITスキルを上げるだけではなく、どのように話せば相手に上手く伝えることができるのかを考えながら研究活動に取り組んでいます。
キャンパスのお気に入りスポット
私のお気に入りスポットは、CADソフトが導入された最新の「PC演習室」です。幅広い分野を学習できるとともに、“ものづくり”を実践的に学べます。このCADソフトは、自動車業界や多くの企業で導入されているソフトと同じもので、実際に作成したモデルを3Dプリンターで製作することもできます。CAD未経験者でも自動車業界の実務経験がある教員から演習講義を受講することができ、講義終盤では自身でモデリングができるようになります。CAD機能を使いこなすことで設計者としての経験ができ、就職先を考える際の選択肢を広げることができます。