至学館大学/卒業後の進路
生徒一人ひとりに寄り添い、生徒に夢を与えられる教員に

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
中学生の頃、部活動の人間関係に悩んでいた時に、恩師が親身になって話を聞いてくれたおかげで悩みが消え、学校生活が楽しくなりました。この経験から、教員になって生徒一人ひとりの不安や悩みに向き合い、支援したいと思いました。体育教師をめざした理由は、幼い頃から体を動かすのが好きなこともありますが、高校の時に受けた授業で成功体験を実感したことが大きいです。先生の指導によって苦手なマット運動を克服することができました。私も生徒たちの成功体験につながる授業を実践し、身体を動かす楽しさを伝えたいと思います。
キャリア選択のポイント
私が就職を希望する地元和歌山県は、こどもの人口減少により教員の採用人数が少ないので、教員採用試験対策は大学生活で1番がんばりました。大学3年生から毎日コツコツと勉強に取り組み、徐々に時間を増やしていきました。勉強をしないと落ち着かなかったり、友達が楽しそうに遊ぶ様子をSNSで見たりすると、うらやましい気持ちになりました。それでも、教師になる夢を叶えるために勉強をやめることは一度もなかったです。何より私と同じく教員をめざすゼミの仲間の存在が、教員採用試験合格にもつながったと感じています。
今後の夢・目標
生徒一人ひとりに寄り添い、成長を支え、夢を与えられる教員になることが目標です。「先生の授業は楽しい」と生徒に喜んでもらい、成長につながる授業ができるよう残りの大学生活でさまざまな経験を積みたいと思います。よりよい授業と指導を行い、生徒たちの未来の選択肢を広げられるよう、教員になっても主体的に学びを続けていくつもりです。そして、教員として一緒に成長する姿を生徒たちにも見せていきたいです。いつか、生徒たちから「先生が担任で良かった」と言ってもらうことが私の夢です。