とよたこうぎょう

豊田工業大学

私立大学 愛知県

豊田工業大学/工学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

先端工学基礎学科[機械システム・電子情報・物質工学](100名)

所在地

1~4年:愛知

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●教員1人あたりの学生数は約10人の少人数教育環境
●充実の研究環境による工学実習で開発型技術者を育成
●世界を舞台に活躍するエンジニアを育てる

地球温暖化や資源枯渇といった差し迫った問題の解決から、高品質・高効率で環境負荷の小さい製造・流通機構の構築、暮らしを彩る新たな製品・サービスの開発まで、現代社会の工学的課題は単独の研究成果だけで解決できるものではなくなっています。本学では、こうした課題に応える研究活動や人材育成をめざし、従来の専門分化された研究・教育とは異なり、「機械システム」「電子情報」「物質工学」の3分野を横断して学ぶことができる独自の学問体系を構築。3分野のいずれかに属する研究室が、分野を越えたコラボレーションを推進しています。

【学生数】

424人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

50人(2023年5月1日現在)

【大学院】

●工学研究科/修士課程[先端工学専攻]、博士後期課程[情報援用工学専攻、極限材料専攻]

先端工学基礎学科[機械システム・電子情報・物質工学]

【講義・学問分野】

CP応用および実習、アルゴリズムとデータ構造、離散数学、制御工学基礎、ディジタル論理回路、コンピュータアーキテクチャ、通信工学、情報理論、応用電磁気学、電気回路工学、電子回路工学、量子力学入門、応用熱力学、流体基礎、材料力学基礎、金属材料工学、機械振動学、加工プロセス工学、機械加工学、制御工学基礎、図学と製図、設計情報工学、量子力学および演習、統計力学、物質の電磁気学、物性工学、物理化学、無機化学、有機化学、高分子科学 など

学部の特色

教員1人あたりの学生数は約10人の少人数教育環境

仲間とともに学びあう教育環境

本学では、私立大学の平均は19.3人(2022年度学校基本調査に基づく)に対し、専任教員1人あたりの学生数が10.6人と国立大学並みの少人数教育を実現しています。実験実習施設や研究室で最先端の設備を存分に活用でき、能力や個性に合わせた細やかで恵まれた教育環境を提供。また、教員との密接なコミュニケーションによる人間形成にも重点を置き、豊かな人間性と創造力豊かな知性を備えた技術者・研究者の育成に取り組んでいます。

充実の研究環境による工学実習で開発型技術者を育成

研究の方法論や高度な考察力を養う

国内大学でもトップクラスの設備支援により、最先端の研究体制が整えられています。工学実験の実践方法を修得するための設備や「工学的現象」の測定・解析・考察を学ぶための高度な機器が充実しています。また、学生自らが実験設備や資料を製作するなど、創造的で実践的な開発型技術者・研究者の育成をめざします。

●クリーンルーム
国内大学において最大級の規模を誇る「クリーンルーム」では、太陽電池や大面積グラフェン、マイクロマシン、磁性体デバイスや窒化ガリウムパワートランジスタの開発など、最先端の研究が行われています。

●創造性開発工房-Eiji工房
工学部1年次の必修科目「工学リテラシー」や研究活動を支援する施設として「モノづくり」の原点を学べます。旋盤、フライス盤、放電加工機、溶接や射出成型機などの工作機械・装置で代表的加工法の特色や原理を体験的に学ぶだけでなく、3Dプリンタや電気モビリティ、ロボティクス関連に特化した専用スペース、さらに学生の自主的な創造活動を促進するための「アクティブチャレンジスペース」も設けています。また、トヨタ自動車および三菱電機出身の技術指導員のもと、学生自らで実験部品や装置などを製作することもできます。

世界を舞台に活躍するエンジニアを育てる

異言語の修得と異文化の体験を通して「真の国際性」を養う

未来の技術者・研究者に必要とされる世界中の英語論文を読む力、プレゼンや論文作成に役立つ正しい英語を書く力を伸ばす英語教育を実施しています。「基礎英語」では英文法を正確な理解に力点を置いた指導をし、「英語コミュニケーション」では英語の4技能を育てます。科学技術用語を修得し、効果的な技術的英文を効率よく書く力を「英語テクニカルライティング」で身に付けます。

●英語Step-Up Point(E-SUP)制度
入学から卒業まで継続的に英語を学ぶことを狙いとした「英語Step-Up Point(E-SUP)制度」を導入しています。各取り組みにポイントが付与される制度で、本学が提供もしくは承認する複数の英語学習や英語体験(英語ボランティアや英語プレゼンテーション、英語スピーチコンテスト、留学生・外国人研究員と共に史跡や観光地を訪れるエクスカーション、パーティ企画など)を通して、卒業には合計100ポイント以上を獲得することが必要です。また、ポイント上位者には海外留学プログラムへの参加費用の一部を助成する制度があります。

●International Communication Plaza(i Plaza)
英米文化をイメージしたカフェ風のスペースや、英語学習に関する書籍・雑誌・英字新聞等が設置された図書スペースが整備され、英語に堪能で海外事情にも通じた専任スタッフが常駐し、学生の自発的な学修や活動を支援しています。

●国際交流ハウス(Ti-House)
海外出身の留学生や博士研究員の宿泊・滞在施設として、多彩なタイプの部屋を有しています。1階の交流ラウンジは各種の国際交流イベントを開催できるスペースになっており、生きた外国語や海外の生活文化を体験的に学べます。

学べること

先端工学基礎学科[機械システム・電子情報・物質工学]

創意工夫で答えのない課題に取り組む
工学基礎の全体像を概観し専門分野を深める

工学の基礎力と応用力を養います。2年次前期までは工学3分野を横断的に学ぶとともに、技術者に必要な教養や語学力を養成。工学理論に基づいたモノづくりの仕組みや、実験・実習を通じた工学的考察能力を培います。2年次後期からは主専攻を決定し専門性を深めていきます。4年次からは研究室に所属し、教員や先輩の指導・助言を受けながら卒業研究に取り組みます。

●機械システム分野
さまざまな現象の本質に迫り、新たな機械システムの創出をめざします。システムが環境に与える影響を考え、再生エネルギー領域にも踏み込み、未来社会を持続発展させるための機械システムを基礎的・学術的な側面と設計や生産、制御といった応用的・技術的側面の両面から研究に取り組みます。また、電子情報分野や物質工学分野とも密接な関係を築きながら学際的な研究を推進しています。

●電子情報分野
電子や光子を操るデバイス研究から情報システムやネットワーク、ロボット制御まで情報化・省エネルギー社会に貢献する最先端・新技術の領域にアプローチしています。人工知能による言語・画像処理、電気自動車用のモータやパワーデバイス、次世代太陽電池や超省電力メモリの開発など、エネルギー問題に貢献する研究も多く実施されています。機械システム分野や物質工学分野との境界領域の開拓も進めています。

●物質工学分野
情報やエネルギーなど現代社会の基盤を支えているのが機能物質です。物質をナノメートル寸法の原子・分子から理解し、物質の本質に肉薄し、新たな機能材料を創製しています。量子力学や物性工学、高分子材料学、ナノテクノロジーを駆使して機械システム分野や電子情報分野との連携も深めながら、新物質や新デバイスの創製と基礎的な学術基盤の確立をめざします。

【授業・講義】
トヨタ生産方式概論

トヨタ自動車から講師を招き、ものの作り方や仕組みが安全、品質、リードタイムや原価と密接に関連性を持つことを学びます。講義、演習、ディスカッションに加え、作業改善の模擬体験も行い、理解を深めます。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

〒468-8511
名古屋市天白区久方2-12-1
入学試験事務室
(052)809-1716

【URL】

https://www.toyota-ti.ac.jp/academics/gakubu/

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