豊田工業大学/志望理由

私は小学生の頃「宇宙」に興味を持っていました。宇宙図鑑を見たり、科学館のプラネタリウムで太陽系内外にある惑星を見たりして、遥か遠い宇宙に思いを馳せていました。また、地球と宇宙の間をケーブルでつなぐ「宇宙エレベーター」の建設構想など、自分の知らない世界を想像するだけでワクワクしました。そして、中学校の理科の実験を通して電気回路のしくみや、化学反応などの探究するうちに新しい技術を研究する工学に興味を持つようになり、将来はモノづくりに携わり、人の役に立ちたいと思うようになりました。

豊田工業大学を選んだ理由は、専門分化された研究・教育環境とは異なり、3分野を融合した独自のカリキュラムがあるからです。また、専任教員１人に対し学生が約10人の少人数教育で、専門知識や技術が修得できるところや、最先端の実験装置に触れながら、自分の手を動かして工学の理論やモノづくりの原則など幅広く学べるところも大きな魅力です。産業界とのつながりも強く、企業派遣講師から「トヨタ生産方式概論」など企業のモノづくりに対する考え方を学べるのは、豊田工業大学の強みだと思います。

大学卒業後は、さらに高度で、独創的な研究分野の修得をめざし、大学院修士課程に進学を決めています。とりわけ私たちの生活に欠かすことのできない半導体をメインに成果にこだわって取り組みたいと考えています。そのためにも、学生レベルの研究で妥協するのではなく、実験やプレゼンテーションなどの質を高め、エンジニアとして専門領域における高度な研究能力を身に付けたいと思います。将来は自動車・電気などを幅広く考え、人々の暮らしや社会の形成に貢献できるエンジニアをめざします。