京都光華女子大学/卒業後の進路

幼少期から食べることや、お菓子を作って家族や友人にプレゼントすることが好きで、食に関する仕事がしたいと考えていました。京都光華女子大学では、座学や学内実習だけでなく、さまざまな施設で臨地実習を行い、管理栄養士の役割について学びました。私は目の前の人に対してではなく、より多くの人の食に携わりたいと思い、食品メーカーを中心に就職活動を行いました。企業分析を進める中で、多くの人に手に取ってもらえるコンビニエンスストア向けの商品を扱う企業に決めました。

大学在籍中は、保育園実習で子どもたちが「おいしかった」と伝えてくれたこと、病院実習で患者さんが食生活改善に向けて取り組んでくれたことなど、喜びややりがいを感じる場面がありました。しかし、企業と共同でお弁当の商品開発に携わった際に、商品が店頭に並んだ喜びや、食べてくれた人からおいしかったと声をかけてもらった嬉しさが忘れられませんでした。日常生活の中で手に取る食品が「健康に配慮した商品だといいな」と考えていたこともあり、自分の考えを生かせる食品メーカーへの就職を希望しました。

就職後2年目に、希望していた商品開発の部署に配属。半年ほどで自分の担当商品を持ち、商品開発を進められるようになりました。まずは、自分が開発した商品が店頭に並ぶことを目標としており、将来的には大学での学びを生かして、健康に配慮した商品の開発ができるようになりたいと思っています。私は地元を離れて就職したため、自分が開発した商品が地元の店頭に並び、家族や友人に手に取ってもらうことも目標の一つです。