大阪芸術大学/卒業後の進路
大学でのたくさんの体験と出会いが今の仕事につながっている
卒業後の進路:小学校教員
芸術学部 初等芸術教育学科 2021年3月卒業
笹川晃希さん
大阪府・早稲田摂陵高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
子どもの頃からモノ作りが好きで、小学校の先生が「上手やな」と私の絵や作品を褒めてくれたのが嬉しくて、より絵を描くことが好きになり、将来は画家になりたいと夢をもつことができました。そんな夢を与えることができる仕事にも興味があり、大阪芸術大学の初等芸術教育学科を選びました。
最初の教員採用試験では2次試験に落ちてしまったのですが、学科長にお声がけいただき、大学の授業の補助をする副手の仕事をさせていただきました。今は晴れて小学校教員となりましたが、副手として勤務した時間は、とてもいい経験だったと思っています。
キャリア選択のポイント
趣味のアクセサリー作りが、教員をめざすきっかけになりました。
大阪芸術大学に入学してさまざまな人と触れ合ううちに趣味が広がり、その一つがアクセサリー作りでした。友人にアクセサリー作りを教える中で、「できた!」という感覚をもってもらうことにとてもやりがいを感じました。また、ボランティアで子どもたちに木工細工を教えた際も、作り終えた時に見せた彼らの満足そうな笑顔に教える喜びを実感しました。
今後の夢・目標
教員生活1年目は、力不足を痛感する1年になりました。その中で重要性を最も実感したのは、学級を「子どもたちの安心できる場にしたい」ということです。教員として「やってみようかな」「やってみたいな」という好奇心はとても大切であり、育てていく必要があるものだと思っています。
また、子どもたちの体験の場が減っている今、大学で出会った人たちとモノ作りを通して子どもたちに体験の機会をつくり出すことも長期的な夢ですね。