大阪工業大学/志望理由

機械に関して学びたいと考えたきっかけは、建設機械に囲まれて育ったことにあります。幼少期から乗り物や重機、建設機械が好きで、重機メーカーの工場見学に連れて行ってもらいました。街中で見ることのない大きなパワーショベルをたくさん見たり、工場の中にあった重機のカッコ良さに魅了され、いつか自分も建設機械に携わる仕事がしたいと考えるようになりました。レゴブロックで遊ぶことも多く、重機を自分の手で創り上げる中で、自分の思い描いた物を形にする楽しさを感じました。

大学を選ぶ際には「自分の手を動かして学ぶ」機会の多さに着目しました。オープンキャンパスで、大阪工業大学・大宮キャンパスの「モノラボ」には最新鋭の工作機械が数多く設置されていると知り、大阪工業大学を選びました。入学後に感じたのは、大阪工業大学は、理系に特化しているからこその充実した研究設備が整っている点です。研究への資金援助や充実した研究環境が整っており、企業との共同研究を進める中で、複数の取り組みを同時に進める能力が身に付いたと感じています。

現在、所属する機械工学科の流体機械研究室では、石油化学プラントで使用されるポンプのメーカーとの共同研究を進めています。卒業後は大阪工業大学の大学院へ進学し、現在の研究をさらに深めていきたいと考えています。ポンプの性能を悪化させるさまざまな不安定現象については、多面的なアプローチが考えられます。今、進めているアプローチのほかにもさまざまな方法が提案されており、それらをより一層発展させる形で流体機械分野の発展に関わりたいと思います。大学院卒業後は、建設機械メーカーの研究・開発職をめざします。共同研究を含め、大阪工業大学での学びは自分の大きな自信に繋がっています。