大阪商業大学/私のイチオシ
〈お金〉や金融機関の取り組みを調べると、新たな発見が!
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
会社は必要なお金をどのように用意しているか知っていますか。原材料費や工場を建てたり機械を購入するお金、経営学では「資金」といいますが、株式の発行や金融機関から借り入れて「資金」を調達します。経営学では企業を経営するうえで欠かせないものとして、ヒト、モノ、カネ、情報の4つに注目。そのうちの1つが「カネ=資金」であり、資金に関する意思決定について研究していく領域を「財務管理」といいます。資金をどこから調達するのか、調達した資金でどの機械を購入するのか、どんなプロジェクトに資金を使うのか、企業はこういった意思決定を絶えず行っています。
この学問のココがおもしろい
中小企業の資金調達環境の実態を明らかにして、中小企業にスムーズに資金供給できる理想的なシステムを研究することが私のテーマです。中小企業の多くは資金を金融機関から調達していますが、銀行や信用金庫、信用組合に加えて公的な金融機関も存在しており、資金を調達できる金融機関は日本全国になんと500以上もあります。また、金融機関は中小企業や住民に資金を提供するためだけでなく、地域のためにさまざまな取り組みも行っています。金融機関の取り組みを調べてみると、新たな発見ができるかもしれません。
キャンパスのお気に入りスポット
ラーニングコモンズであるリアクトです。さまざまな活動が行われていますが、たとえば起業に関心がある学生が活動しているラボカフェでは、情報やアイデアを交換しあい起業に向けて研鑽を積んでいます。大阪商業大学ビジネス・パイオニアコース(OBPコース)に所属する学生たちがプロジェクトを進めるためのディスカッションやプレゼンの練習場としてもリアクトを活用。学内Wi-Fiが設置されているため、学生たちはオンラインミーティングや情報収集、情報発信の場としても利用しています。