もりのみやいりょう

森ノ宮医療大学

私立大学 大阪府

森ノ宮医療大学/総合リハビリテーション学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

理学療法学科(70名)
作業療法学科(40名)
言語聴覚学科(40名)

所在地

1~4年:大阪

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●3学科連携カリキュラム「総合リハビリテーションIPW演習」で相互理解を深める
●大学が拠点となる実習スタイルにより集中して学べる
●最新の機器・設備など医療機関に近い環境で実践力を培う

総合リハビリテーション学部は、2024年4月に「言語聴覚学科」を開設。新学科設置によって、「理学療法学科」「作業療法学科」「言語聴覚学科」の3学科が連携することで、リハビリテーション分野における本学の学びの領域は大きな広がりをみせ、さらに学びが深まります。
「臨床マインド」を重視している理学療法学科では、現場で活躍している教員が直接学生を指導。OSCE(オスキー)と呼ばれる学内試験を実施しており、現場で必要な知識・技能・対話力を修得できます。作業療法学科では、神経・筋難病系、小児・発達障害系など各領域に現場経験豊富な教員が在籍。その環境を生かし、さまざまな症状の方を実際に大学に招いて行う「体験型授業」を導入しています。言語聴覚学科では、大学・医療機関・地域医療とバラエティに富んだ経歴を持ちながら、実務及び教育経験豊富な教員が就任。多彩な経験をもとに、患者さんが安心してリハビリテーションを受けることができるコミュニケーション力と専門的知識・技能を備えた言語聴覚士を育成します。

【学生数】

465人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

31人(2023年5月1日現在)

【大学院】

保健医療学研究科/保健医療学専攻(修士課程)、医療科学専攻(博士後期課程)

理学療法学科

【講義・学問分野】

医学英語、統合医療概論、リハビリテーション概論、理学療法評価学総論、運動器系理学療法学 I 、理学療法触診法、基礎理学療法実習、生活環境論、臨床総合実習 など

作業療法学科

【講義・学問分野】

医学英語、統合医療概論、基礎作業学、作業療法評価学総論、発達障害作業療法評価学、地域作業療法学、チームリハビリテーション概論、臨床心理学、日常生活活動学 など

言語聴覚学科

【講義・学問分野】

リハビリテーション概論、人体の構造 I 、音声・言語・聴覚医学、失語・高次脳機能障害学概論、言語発達障害学 I 、発声発語・嚥下障害学 I 、音声障害学、聴覚障害学 I 、チーム医療論 など

入学者・卒業者数

入学者数

120人
男女比
女子生徒数
62
男子生徒数
58
地元占有率
地元出身学生数
74
入学者総数
120

学部の特色

3学科連携カリキュラム「総合リハビリテーションIPW演習」で相互理解を深める

3学科で連携したカリキュラムへ

理学療法学科・作業療法学科・言語聴覚学科の3学科合同で実施する科目。3学科混成でグループを作り、リハビリテーションにおける各医療職の役割や専門性を理解し、症例(病気やケガの例)を通じて患者さんに適切なリハビリテーションの提供方法を検討・討論します。

大学が拠点となる実習スタイルにより集中して学べる

各領域でさまざまな実習先を確保

大阪を中心に関西圏の広いエリアで実習先を確保。そのため、大学に通える範囲での実習先が多く、宿泊を伴うような遠隔地での実習は原則ありません。1日の実習が終わってから大学の図書館で復習したり、すぐに教員に相談したり、実習に集中できる体制です。

最新の機器・設備など医療機関に近い環境で実践力を培う

最新の機器・設備などを整備

バリアフリー設計の室内を再現したADL室をはじめとした実習室に加え、三次元動作解析装置などの研究機器も充実しています。

2024年春、7つ目の棟となる新校舎「Aoi Port(葵棟)」が誕生!
言語聴覚学科の設置にあわせて、新しい棟「Aoi Port(葵棟)」が誕生。言語聴覚実習室のほかに理学療法実習室もリニューアルし、最新の機器を用いて専門的な学修を行います。また、1階には全学科の学生が利用できる開放感のある葵ダイニング(食堂)やフリースペースがそろっており、多学科の学生や教職員との活発な交流が図れます。

学べること

理学療法学科

運動器系、神経系など多方面で活躍できる理学療法士へ
医療現場に即した知識と技術を学び、人との関わりを大切にする理学療法士をめざす

病院での医療スタッフをはじめ、数多くの現場経験者の教員をそろえ、常に現場をシミュレーションした教育を行うことによって、患者さんに対するコミュニケーション力、問題解決力などを身につけていきます。また、地域リハビリテーションや予防医学への貢献など、近年の理学療法士に求められる幅広い分野に対して柔軟に対応できる能力を養います。カリキュラムは、人体の構造や機能など基礎医学を学んだうえで、スポーツ医学、理学療法評価学、リハビリテーション医学など理学療法学に関する知識・技術を深く学んでいきます。
実習先は大阪府内を中心とした関西圏に確保。特に相互連携協定を締結している医療法人錦秀会の研修センター内には、「森ノ宮医療大学臨学共同参画センター」を設置し、実習担当者とともに本学の教員も直接指導を行う新たな実習体制を確立しています。学生をよく知る教員と実習先担当者による実技指導により、学内での学びをより深めた知識と技術を身につけることが可能です。
なお作業療法学科・言語聴覚学科も有する本学は、3学科の連携により、リハビリテーション全体を大きな視点で捉えて学ぶ環境を整えています。

【授業・講義】
臨床での適応能力や判断力を養う

●基礎理学療法学実習
模擬患者役、理学療法士役、実施内容確認役に分かれて、臨床上必要な知識・技術・態度を修得します。具体的には、車イスの駆動介助や関節可動域測定などを行います。

●神経系理学療法学 II
運動障害の原因となる脊髄障害や脳血管障害など、中枢神経に障害が生じた人への理学療法について実技を交えて学びます。

●内部障害系理学療法学 I
日常生活や運動を支える呼吸・循環機能、代謝機能を中心に学修し、呼吸循環障害、生活習慣病などにかかった患者さんの理学療法について実技を交えて学びます。

● IPW論
多学科共同で“チーム医療”について学ぶ科目。各学科の学生が集い「ケースカンファレンス(症例検討会)」というグループワークを行います。具体的な症例がテーマとして与えられ、その症例に対しどのような治療やケアが必要かをそれぞれの立場から検討します。多職種と連携した協議を通じて最適なアプローチ方法を考えます。

作業療法学科

その人らしい生き方を支えるため、患者さんに提案できる力を養う
すべての人の健康に貢献する作業療法士として、高い倫理観と豊かな感性を培う

作業療法士は、身体や心に障害のある人が日常生活や社会生活に適応できるように、手芸や工作などを通して患者さんが必要とする作業と結びつけ、機能回復や維持をサポートする専門職です。
本学科は、小児や高齢者などあらゆる年齢層や、病院から地域・在宅といった幅広いリハビリテーションのニーズに応えられる作業療法士の養成をめざします。また、脳卒中や認知症などの「介護予防」や健康増進に寄与できるよう「疾病予防」についての学びも充実しているほか、ダンスをリハビリに用いたり、最新コミュニケーションツールを使用したりしながら、患者さんが自発的にリハビリできるためのプログラム作りも行います。
さらには、現代医療と伝統医療を包括したケアをするため、「東洋医学概論」「統合医療概論」など東洋医学の視点を導入。これは鍼灸学科を有する本学ならではの特色と言えます。
なお、理学療法学科・言語聴覚学科も有する本学は、3学科の連携した学びを実現。お互いの共通点の理解を促進し、チーム医療においてリハビリテーションを主体的に担える能力を育みます。臨床経験、教育や研究分野に優れた教員をそろえ、福祉住環境や介護予防の分野における作業療法士の役割を意識した学びを実践します。

【授業・講義】
身体的・心理的なサポートをする上で必要不可欠な知識と技術を学ぶ

●臨床心理学
個人が抱えている心の問題、行動上の食い違い、人間関係の問題などを適応的な方向にもっていくための心理学を学びます。心理学的な問題にはどのようなものがあるのかを、患者さんの立場から理解していきます。

●身体障害作業療法治療学演習
身体障害領域の主要疾患を取り上げ、その症例についてのグループディスカッションや発表を通して作業療法の具体的なイメージをつかみます。そして最新の治療アプローチなどについて知り、自分たちで体験しながら学んでいきます。

● IPW論
多学科共同で“チーム医療”について学ぶ科目。各学科の学生が集い「ケースカンファレンス(症例検討会)」というグループワークを行います。具体的な症例がテーマとして与えられ、その症例に対しどのような治療やケアが必要かをそれぞれの立場から検討します。多職種と連携した協議を通じて最適なアプローチ方法を考えます。

言語聴覚学科

話す、聴く、食べる、のスペシャリストを養成
“こころ”でつながり、“こころ”で会話する言語聴覚士へ

一人ひとりに異なる症状だけでなく、その人が抱えるこころの痛みに寄り添う言語聴覚士。専門的な知識・技術をもとに、こころを通わせ二人三脚で歩む「言語聴覚士」を育成します。
人体の構造や病理学といった基礎医学から、言語学、高次脳機能障害学、発声・聴覚障害学と、言語聴覚士に必要な知識について段階を経て学修していきます。このような実践力を高めるカリキュラムを、大学・医療機関・地域医療とバラエティに富んだ経歴を持ちながら、実務および教育経験豊富な教員が指導します。
また、言語聴覚学科では、少人数の学生を集中的に指導するため担任制を採用。質問や相談がしやすい環境で、学生生活や国家試験対策、就職に関することまできめ細かくフォロー。学生一人ひとりに目が届く距離で学生生活をサポートします。

【授業・講義】
基礎から専門領域まで、言語聴覚士に必要な力を養う

●言語聴覚障害学概論 I
言語聴覚療法の各領域の概要や、言語聴覚士の実際の業務内容について学びます。早期から専門科目の内容にふれることで、自らの将来像をイメージしながら、資格取得に向けた目標意識を持って積極的に学修に取り組む姿勢を身につけます。

●発声発語・嚥下障害学 III
嚥下障害(食物を口から安全に飲み込めない)の要因や臨床像、言語聴覚士が主に担当する評価やリハビリテーションの方法について学びます。近年、とても注目されている領域です。

●IPW論
多学科共同で″チーム医療″について学ぶ科目。各学科の学生が集い「ケースカンファレンス(症例検討会)」というグループワークを行います。具体的な症例がテーマとして与えられ、その症例に対しどのような治療やケアが必要かをそれぞれの立場から検討します。多職種と連携した協議を通じて最適なアプローチ方法を考えます。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

〒559-8611 大阪市住之江区南港北1-26-16
入学広報センター TEL.(06)6616-6911

【URL】

https://www.morinomiya-u.ac.jp

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