かんせいがくいん

関西学院大学

私立大学 兵庫県

関西学院大学/卒業後の進路

女性の背中を後押しできる商品を企画・開発したい

顔写真
卒業後の進路:インナー業界 人間福祉学部 社会起業学科 4年 小松芽依さん 兵庫県立伊丹高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

どのように考えてキャリアを選んだか

高校生の頃から男女差別や女性の社会進出に興味がありました。大学2年生の春、LGBTQについて学ぶ授業で、当事者の方から日常における差別や偏見、生きづらさを聞きました。「なぜ、好きになる性や自認している性が人と違うという理由で、こんなにも差別や偏見を受けるのか」と疑問と憤りを感じ、自分も何か行動を起こしたいと思いました。また、LGBTQの啓発活動と補正下着を販売する団体へフィールドワークに行った経験から、周りの目を気にせず自分を表現できるインナーに興味を持ちました。

キャリア選択のポイント

「関学レインボーウィーク」※に参加

就職先の決定に大きな影響を受けたのは、主にトランスジェンダー向けの補正下着を作成・販売している団体にフィールドワークに行った経験です。 “なりたい身体”になることで人の人生や気分が大きく変わることを知り、将来はそのような商品に携わりたいと思うようになり、インナー業界を志望しました。今の企業に決めた理由は、社員の人柄です。私は就職活動の軸として、社風や社員の雰囲気など「人」も重要視しました。内定先の企業で、インターンや面談、選考を通して社員の方々と関わり、「この人達と働きたい!」と感じたこと、また自分が関わっていきたい商品にも携われることから、就職先に決めました。
※関西学院大学が2013年から毎年開催している多様性の在り方を認め考えるイベント。

今後の夢・目標

女性が日々の生活を少しでもポジティブに捉えられる商品を開発・企画することで、女性の社会進出の促進に貢献したいという夢があります。妊娠や出産、育児や生理など、女性にとって社会進出の壁は多くあります。これらには、社会に根付いている性別役割分業が影響していますが、人々の意識を変えることは安易ではありません。そこで、何か身近な商品を通して女性の社会進出を後押しできないかと考えました。「今日もこの商品と一緒に一日がんばろう」と思ってもらえるような、女性の気持ちを後押しできるような商品を開発し、商品を通して女性や社会の意識を変えていくことが私の目標です。

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