姫路獨協大学/私のイチオシ
徹底的に対象者との関わりにこだわり、作業療法士を養成

※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?

普段、我々は何の疑問も持たずに毎日過ごしていることが多いと思いますが、実は朝起きてから夜眠るまで、数えきれないほどいろいろな作業を繰り返しています。しかし、怪我をしたり、病気になったりすると、その当たり前の作業ができなくなりますよね?手を怪我して顔を洗えない、足を怪我して歩くことができない…そんな時初めて、我々はその作業ができない不便さと、できていることの有り難さを感じると思います。そんなできない作業、やりたい作業を新たな発想や工夫でできるようにお手伝いすることも、作業療法士の役割なのです。
この学問のココがおもしろい!

大学は専門的な学習をする所、そして大学教員は最新研究の専門家。大学ってそんなイメージがありませんか?
間違った認識ではないですが、私が20数年作業療法士を養成する教員を続けて今感じることは、医療・保健・福祉現場で求められる作業療法士を養成する我々の役割は、研究以上に現場での適応力や応用力、そしてどんな相手に対しても敬意を払う意識を身に付けてもらうことだと感じています。研究を優先し過ぎて現場から距離がある教員がそんな思いを伝えるよりも、学生以外にも、常にいろいろな対象者と関わっている指導者こそ、現場で求められる作業療法士を養成できると考えています。
だからこそ、我々は徹底的に医療・保健・福祉現場での対象者との関わりにこだわっています。
キャンパスのお気に入りスポット

幼児や学童、発達障害などによって支援が必要な方々を対象とした、遊具や不思議な感覚世界(スヌーズレン)を楽しめるプレイルームを設置しており、住宅街に設置されている公園にはない、ワクワクするような体験ができます。
また「cafe ぴあのぴぁ~の」は、姫路獨協大学と姫路市立障害者支援センターとのコラボレーションにより実現した、障害のある方が生き生きと働く大学内のカフェです。学生や教職員だけでなく、一般の方も自由に利用可能です。