天理大学/志望理由
力動的精神療法を修得!子どもの心身の成長をサポートする指導員へ
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
中学生の頃から、漠然と「人の心と向き合う仕事がしたい」と考えていました。
自分自身が「人にどう思われるか」を気にする性格で、年齢が上がるにつれて塞ぎがちになり、悩んでいました。私のように、自分の心と上手く向き合えなくて、ちょっと生きづらいと思っている人は、案外多いように思います。
「悩むという感情はどこから来るのか」「どう考えればもっと自分らしく生きられるのだろう」と思ったことがきっかけで、臨床心理学に興味を持ちました。
この大学を選んだ理由
日本で初めてカウンセリングの場に箱庭療法を導入したのが天理大学であることを知り、「臨床心理学を深く学べる」と考えました。
また、日本では「認知行動療法」を中心に学ぶ大学が多いのですが、天理大学の臨床心理専攻では、自分の心のより深い部分に向き合っていく「力動的精神療法」をメインに学ぶことができます。私は心理実習で児童養護施設に行ったことがきっかけで、直接児童と関わり、その心身の成長と向き合いたいと思うようになりました。
社会との関わり
現在、社会でもネットでも「多様性」について、よく取り上げられています。いろいろな人が交わる世界では、些細なことから大きなことまで、大人も子どもも悩みが多様となり、生きづらさを感じることもあると思います。
私たちの心は何一つとして、「こういうものだ」とカテゴライズされるものではありません。“状況や環境によって人の心は変化する”ことを臨床心理学を通じて学び、自分自身や他者を受容しやすくなったと感じています。
ボランティアサークルでは、障がい者支援施設で子どもたちと遊んだり、季節ごとにイベントの手伝いをしたりと実際の現場でさまざまな人と触れ合い、他者への理解を深めることができました。