広島工業大学/みんなのQ&A

学問、研究の客観的なデータを収集するために、実際に現地に足を運び、観察、聞き取り、アンケート、サンプルの採取を行う調査方法のことです。広島工業大学ではこのフィールドワークに力を入れており、例えば地球環境学科では、山間部や海辺に生息する生き物の生態調査、土壌や海洋のサンプルを採取した成分分析などを行っています。

■電子とは？
電気を情報の伝達手段ととらえる学問が、「電子工学」です。もともとは電気工学から派生しました。電子の動きをコントロールすることで情報を処理し、機械を動かすことで、さまざまな家電、パソコン、ロボットなどの開発・製造分野に役立っています。本学の電子情報工学科では、進化する情報通信時代のエレクトロニクステクノロジーを多角的な視野で分析、実践できる技術者を育てます。
■電気とは？
電気はエネルギーです。照明、信号機、モータなど、すべて電気の力で動いています。エネルギーとしての電気を学ぶ学問を「電気工学」といい、発電、送電、電力の制御・応用などを扱います。現在は電気自動車、LEDなど次世代を担う研究も進んでおり、本学の電気システム工学科では、電気工学をベースにエネルギー応用技術やコンピュータ制御、情報通信などの技術者を育てます。

建設・土木なら「環境土木工学科」、建築をめざすなら「建築工学科」「建築デザイン学科」です

■建設とは？
建築物をはじめ、道路、橋などの土木作業により構造物をつくることを指します。さらに林業、造園、海洋分野と、実にさまざまな分野を含むため、建設の方が広範囲にわたって「大きな構造物を建てる」というとらえ方ができるでしょう。本学の環境土木工学科では、構造物の設計・施工、都市空間の計画と防災、環境の保全・再生・共生などに関する知識や技術を学びます。
■建築とは？
建築物を新築し、増築し、改築し、または移転することを建築といいます。構造物を計画から設計、施工、完成後の維持管理までの過程全般が研究対象です。本学の建築工学科では、住宅からビルまで、安全で快適な建物づくりに関する知識や技術を学び、建築デザイン学科では、建築物やインテリアのデザインに関する知識や最新技法にフォーカスした住まいづくりについて学びます。どちらも建築士をめざせますが、建築工学科は構造や建築素材を専門に、建築デザイン学科はデザインや住居、インテリアを中心に学びます。

情報技術そのものを学ぶか、情報を〈暮らし〉や〈ビジネス〉に有効活用するための仕組みを考えるか

■情報工学科とは？
情報技術の基礎からメディア処理、ネットワークまで、先端のIT技術をトータルで学ぶことができます。ハードとソフトの両面に通じた、高度なスペシャリストを育てます。
■情報システム学科とは？
メディア信号処理やAI、データ分析など、情報技術を効果的に活用する方法を学ぶことができます。情報を使って人々の暮らしを豊かにできる技術者を育てます。
■情報マネジメント学科とは？
経営工学やデータサイエンスに関する先端技術を学ぶことができます。多種多様なデータを分析し、新しいビジネスの創出や業務改善に応用できるIT人材を育てます。

コンビニやスーパーに並ぶ加工食品は、製造されて私たちが口にするまでに時間がかかります。そのため、安心・安全を守るだけでなく、その過程で素材が持つ栄養・香り・味も損なわないようにしなければなりません。ここで活躍するのは、「工学」の技術です。加えて、近年では、食品が本来持つ身体に良い機能を強化した保健機能食品に対するニーズも高くなっています。食健康科学科では、製造・加工技術からバイオテクノロジーまで、「食」を「工学」で豊かにする技術者を育成します。

医師の指示のもと、医療機器の操作、保守点検・管理を行う医療機器の専門職です。例えば、心臓外科手術での人工心肺装置の操作、透析クリニックなどで血液透析機器の操作・管理を行います。医療の高度化、機械化が進む中で臨床工学技士の求人は年々増加しており、需要は高まる一方です。

学科によって異なりますが、理科、工業、情報の高等学校教諭一種免許状の取得をめざせます

●高等学校教諭一種免許状（工業）：工学部全学科、建築デザイン学科
●高等学校教諭一種免許状（情報）：電子情報工学科、電気システム工学科、機械情報工学科、情報学部全学科、地球環境学科
●高等学校教諭一種免許状（理科）：地球環境学科、食健康科学科
●中学校教諭一種免許状（理科）：地球環境学科、食健康科学科

広島工業大学には女子学生キャリアデザインセンター(通称：JCD)という女子学生のキャリア形成の支援を目的とした機関があります。
JCDセンターでは、就職活動に備えたメイクアップやマナーアップの講習、OGとの懇談会を設定するなど、就職関連のサポートを積極的に行っています。そのほかにもウェルカムセミナーやサマーセミナーなどの学部・学科を越えた交流会も実施。未来の技術者をめざす女子学生をサポートしています。