広島工業大学/先輩の学生生活体験記
学びを形にできる場所

※学年は取材時点のものです
大学で頑張っている「学び」
大谷先生のゼミで、センサを活用した歩行分析の研究に取り組んでいます。加齢に伴う身体機能の変化を歩行データから捉え、健康状態の把握や支援に活用できるシステムの開発をめざしています。
3年次までは足圧センサを用いて、足裏の圧力分布から姿勢を評価していました。しかし、環境条件の影響を受けやすく、検出できる動作に制限があるといった課題がありました。そこで現在は加速度センサに着目し、歩行時の加速度を安定して取得・分析するための方法を検討しています。
センサの設置位置や測定条件を工夫しながら、より実用的で信頼性の高い歩行分析手法の確立をめざして、日々研究を進めています。
この大学に入学して「良かった」と思えること
2025年4月に、3Dプリンタやレーザ加工機などを使って自由にものづくりができる「Fab Lab」という施設が新設されました。私自身はまだ利用したことはありませんが、今後は研究で使用するセンサの周辺部品などを自作する際に活用する予定です。学生のうちから専門的な機器に触れることができ、自分のアイデアを形にできる環境が整っている点に、大きな魅力を感じています。
また、私は実家から大学へ通っているためサークル活動には参加していませんが、大学ではサークル以外にも多様なイベントが用意されており、さまざまな経験を積むことができる環境があります。実際に私も、オープンキャンパスの運営スタッフとして参加し、来場者への対応や説明を通して貴重な経験を得ることができました。このように、学外活動だけでなく学内でも成長の機会が多く用意されている点は、大学の大きな魅力の一つだと感じています。
後輩へのアドバイス
さまざまな大学がありますが、オープンキャンパスなどを活用して実際に自分の目で確かめ、自分に合った大学や、やりたいことが実現できる環境を見つけることが大切だと思います。
オープンキャンパスでは、研究内容について直接話を聞くことができる機会もあり、自分が本当に興味のある分野を見つけるきっかけにもなります。そうした体験を通じて、納得のいく進路選択ができると思います。後悔のない選択ができるよう、応援しています!
2025年、広島工業大学は生まれ変わります

変化の激しい社会のなかで、一つの専門分野を極めるだけでは新しい解決策を創造していくことは難しい。
広島工業大学では、全ての学部学科の構成を見直すとともに、ボーダレスな学科の連携をとおして、未来のその先をつくる力を育てます。
■工学部
■情報学部
■環境学部
オープンキャンパスにもぜひご参加ください!