西日本工業大学/工学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
総合システム工学科(210名)
機械工学系(機械コース)
機械工学系(機械設計コース)
機械工学系(設備保全コース)
電気情報工学系(電気電子コース)
電気情報工学系(知能制御コース)
電気情報工学系(情報コース)
土木工学系
所在地
1~4年:福岡
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
工学部の偏差値を見るプロフィール
●ものづくりの幅広い知識を身につけた人間性豊かな技術者を育成
●環境にやさしい技術開発ができる技術者の育成
●3次元CADを修得した即戦力となる技術者育成
日本有数の産業拠点・北九州市および京築地区ですが、近年ではロボット分野の企業も進出しています。工学部では、このような多様化する周辺エリアの動きに合わせて、向学心を高める理想的な環境のもと、人々に驚きと感動を与えられる、より豊かな社会を生み出すテクノロジー開発ができる人材の育成に取り組んでいます。
【キャンパス】
おばせキャンパス
【学生数】
939名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
32名(2023年5月1日現在)
【大学院】
工学研究科/生産・環境システム専攻
総合システム工学科
【講義・学問分野】
機械工学系、電気情報工学系、土木工学系
機械工学系(機械コース)
【講義・学問分野】
ものづくり演習、CAD、機械工作、機械製図演習、機械要素、制御工学、材料力学、機械力学、流体力学、熱力学、ロボット工学、加工技術演習、デジタルものづくり演習、CAE、デジタルエンジニアリング など
機械工学系(機械設計コース)
【講義・学問分野】
上記に同じ
機械工学系(設備保全コース)
【講義・学問分野】
上記に同じ
電気情報工学系(電気電子コース)
【講義・学問分野】
基礎電気回路、電子計算機概論、実践電気工学、基礎プログラミング、電気回路、電子回路、電気磁気学、電気基礎実験、電気機器、電力伝送システム、電気電子工学実験、人工知能、ロボット工学、画像処理、コンピューターネットワーク、ソフトウェア工学 など
電気情報工学系(知能制御コース)
【講義・学問分野】
上記に同じ
電気情報工学系(情報コース)
【講義・学問分野】
上記に同じ
土木工学系
【講義・学問分野】
測量学、CGデザイン、構造工学、水理学、地盤工学、CAD、橋梁工学、河川工学、都市・地域計画、交通工学、環境生態学、コンクリート構造工学、など
入学者・卒業者数
入学者数
177人- 女子生徒数
- 14人
- 男子生徒数
- 163人
- 地元出身学生数
- 96人
- 入学者総数
- 177人
卒業者数
253人- 就職者数
- 206人
- 進学者数
- 34人
学部の特色
ものづくりの幅広い知識を身につけた人間性豊かな技術者を育成
「教養教育科目」では、工学初心者、デザイン初心者が安心して専門分野を学べるよう基本的な知識、技術を修得します。工学・デザイン経験者にとっては、基本的な知識、技術の再確認をし、さらに高いクオリティをめざすスキルを身につけます。
専門教育は、まず実験実習の中でさまざまな現象や課題に直面し、「なぜ?」と感じることからはじまります。「なぜ?」を解決する方法や理論を授業で学び、実験実習で再認識することで理解を深め、専門的な技術と知識や幅広い知識を身につけます。
環境にやさしい技術開発ができる技術者の育成
市民生活の基盤となる安全で快適な都市や地域づくり、都市景観整備や生活環境整備、防災などの土木技術を学びます。社会インフラを対象としたGIS技術による維持管理システムの構築、無人航空機を用いた危険災害地域の調査・GISを用いた災害復旧計画の支援の技術の開発など、最新技術を使い地域の景観や環境、安全を守る研究を行っています。また、高度な経済活動を維持しながらも自然環境や生態系を守ることができる新時代の環境づくりを学ぶための科目も配置するなどエコロジーの意識を持った技術者を育てています。
3次元CADを修得した即戦力となる技術者育成
機械設計工学分野への興味と関心、学ぶ意欲を育むための導入教育を実施し、さらには3次元CADの基礎学習を開始していくと同時に、電気分野の基礎も併せて学修していきます。コンピュータ上に3次元製品モデルを作成するなど、製品開発において重要な工程を学び、多くの企業が実際の業務で活用しているソフトSolidWorksを基盤システムとして、演習を通じ即戦力となる3次元CADの技術修得を図ります。
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学べること
機械工学系(機械コース)
基礎と開発力をしっかりと身につけ幅広い分野に対応できるエンジニアに
機械技術者として必要な専門知識や専門スキルをベースに、機械設計や製造、メンテナンスなど、幅広い分野に対応できるエンジニアとしての道が開かれている機械コース。「材料力学」「機械力学」「流体力学」「熱力学」の四力学を基礎に機械設計や製造などの応用技術を学習します。また、コンピュータで設計データをつくる「CAD」をはじめ、NC工作機械の加工データを作成する方法を学ぶ「CAM」、構造や強度の解析のための「CAE」などの情報処理技術も修得します。さらに、「制御工学」でロボットや飛行機などの自動制御系の考え方や制御方法について学んだり、自らの手で溶接、機械加工、組み立てを行う「ものづくり演習」で実際のものづくりの楽しさと達成感を体感するなど、実践的な授業が多いことも特色です。3年次には総合演習Ⅰ~Ⅲで機械設計技術者3級や技術士一次試験合格のためのサポートも行います。
【授業・講義】
機械工学基礎実験
流体力学、材料力学、機械振動、熱力学に関する実験を行い、機械工学に関連した基礎知識を学習。さらに測定機器の使用方法やレポートの作成についても修得します。
機械工学系(機械設計コース)
最新のものづくり技術を修得し実践力の高いエンジニアになる
機械設計コースでは、機械工学を基盤として、コンピュータによる工業製品の設計、解析、加工、組立を中心としたものづくりの技術とその関連技術を重点的に修得します。数多くのメーカーが実際の業務で活用しているソフトSolidWorksを使用して3次元設計を行う授業「3D・CAD」やCAMによる自動旋盤などを体験する「ものづくり演習」、さらに自動車、航空分野で活用されている上級3D・CAD、CATIA V5を使った演習で、就職後の現場で役に立つ実践的なものづくりの力を養います。これらは、まず体験学習を行いその後に基礎理論を学ぶスタイルで、楽しみながら技術を修得できるのが特徴。さらに、自発力、独創力、計画力などを養うための「ものづくりワークショップ」や企業との共同研究を行うなどの実践的取り組みも行っています。
【授業・講義】
流体シミュレーション
風や水などの流体に対する基礎知識を得るための計算演習と3D・CADの流体シミュレーション機能を使用した実習を通し、流体工学の基礎とその適用について理解します。
機械工学系(設備保全コース)
めざすのは、世界で活躍できる機械・プラントのドクターです
設備保全コースは、生産保全、予防保全、事後保全、寿命予測などに関するスキルを磨き、機械、電気機器の製造現場や鉄鋼、科学、発電所などのプラントの機器保全技術者や生産技術者をめざします。授業では、「機構学」「機械力学」「信頼性工学」などで機械や電気に関する基礎知識を学ぶとともに、「機械工学実験」「機械加工」「溶接」などの多くの実験、実習などで実践的な知識と技術をしっかりと修得します。また、長期のインターンシップや企業での卒業研究を設けるとともに、資格取得支援もよりいっそう強化。企業が求める即戦力を身につけます。もちろん、総合システム工学科各系の主要科目の履修も可能。それぞれの学生の興味や将来の目標に合わせて、さまざまな知識や技術を学ぶことができます。
【授業・講義】
豊富な実験・実習・演習で工学理論を体験的に学習
工学を学ぶために必要な基礎知識を身につけるとともに、機械保全を含む機械分野で必要な専門分野の基礎学習を行います。また、機械保全に必要な基礎知識を得るために、実習を重視した独自科目の学修を開始します。
電気情報工学系(電気電子コース)
エレクトロニクスと電力を学び第一線で活躍する電気電子技術者に
IT技術まで備えた実務的な電気電子技術者として、業界の第一線において活躍できることはもちろん、高等学校(数学・工業・情報)や中学校(数学)の教員への道も開かれることが電気電子コースの特長です。第一・二種電気工事士、第三種電気主任技術者の資格取得を目的とした「実践電気工学Ⅰ~Ⅳ」を、早くも1年次から開講するなど資格取得対策にも力を注ぎ、その結果、第一・二種電気工事士の合格率は、例年90%以上を誇ります。また、学内には電気電子に関する数々の実験設備があり、デジタル製品の核となるIC(集積回路)を構成する半導体の製作過程を体験するための実験装置や、高度1,000mの飛行機に雷が直撃する時を擬似的に再現できる高電圧実験装置、電気自動車や電動バイク、全方位移動ロボットなどは学生が高度な技術を体験的に理解するのに役立っています。
【授業・講義】
基礎電気回路
エネルギーの利用や情報信号の伝送などに優れた伝達特性をもつ電気。電気を伝達する電気回路における電圧、電流、電力などの関係を明らかにする解析理論を学びます。
電気情報工学系(知能制御コース)
人工知能に代表される高い制御技術で次世代のロボットや自動車を開発
知能制御コースでは、電気電子工学と情報工学の学びをベースに、それらを融合させた、制御、計測、情報、メカトロニクス、ロボティクスなどの知識を活用できる技術者を育てます。さらに、人工知能に代表されるような高度なコンピュータ制御システムを、自律性の高いロボットや安全性を高めた自動車などの開発に役立てる研究者の育成も行います。「メカトロニクス」「ロボット工学」で機械制御の仕組みを理解し、「画像処理」などでコンピュータによる知覚の部分を、「制御システム工学」「電子回路」「プログラミング」「アルゴリズム設計」などで、コンピュータによる機械の制御を学びます。
【授業・講義】
ロボット制御工学
製造業にとどまらず、あらゆる分野への進出が著しいロボット。ロボットの高度化のためには幅広い分野の工学技術の進歩が不可欠であり、すべてのエンジニアがロボットを理解する必要があります。この科目はロボット特有の技術に関する基礎的事項の理解を目的に、ロボットとメカトロニクスとの関係、ロボットの形態と特徴、ロボットのメカニズムと構成要素、ロボットの順運動学と逆運動学、ロボットの運動制御などを講義します。
電気情報工学系(情報コース)
ソフトとハードの両面を修得して活躍のフィールドを2倍にする
情報コースの特徴は、コンピュータに対する幅広い知識を持った実務情報技術者を育てていくこと。そのために、1年次からソフトウェアとハードウェアの両方をじっくりと学習していきます。「プログラミング」はもちろん、重要なハードウェアの知識を得るための「論理設計」や「コンピュータ工学」、集積回路での要素技術と基本回路を学ぶ「集積回路」、現代の情報システムを知る上で欠かせない「マルチメディア工学」など、授業は実践的な知識を重視した内容。さらに、実験や実習、演習科目を数多く盛り込んだカリキュラム構成とすることで、確かな理解を促し、応用力を育てます。卒業後は、ハードウェア開発やコンピュータメンテナンスの技術者、システムエンジニアやプログラマーとして、業界の第一線で活躍。高等学校 (数学・工業・情報)や中学校(数学)の教員への道も開かれています。
【授業・講義】
基礎プログラミング
システムやアプリケーションプログラムの開発に広く利用されているプログラミング言語であるC言語の文法とプログラミング技法を修得します。
土木工学系
自然環境への意識を持ちながら安全で快適な社会基盤を建設
市民生活の基盤となる安全で快適な都市や地域づくり、都市景観整備や生活環境整備、防災などに関わることができる技術者を育成するのが土木工学系です。「測量学」「構造工学」「水理学」などの土木工学の基礎を身につけるとともに、建設後の景観確認などに活用される「CGデザイン」、空間デザインのための地理情報システム「GIS」、「測量学実習」の中で実施する衛星を利用したGPS測量など、最新技術への対応も図っています。卒業後は土木施工管理士や技術士としての活躍が期待されます。
【授業・講義】
土木工学実験
橋のひずみ、たわみなどを計算する構造力学をはじめ、コンクリート工学、水理学、土質力学に関する実験装置を用いて実験を行います。データを分析することによってより理解を深めます。
アドミッションポリシー
総合システム工学科
総合システム工学科(機械・電気情報・土木工学)は、技術社会の中核を担う豊かな人間性を有する自立した技術者の育成を目指しています。この方針に基づき、次のような入学者を求めます。
1)本学の教育方針をよく理解すると共に、総合システム工学の知識・技能・技術に強い関心と興味を持ち、これを修得するために必要な基礎学力を有する人。
2)総合システム工学と自然・社会との関わりを総合的に考えることができ、かつ周りとのコミュニケーションをとりながら学ぶことに意欲を持つ人。
3)社会人基礎力を備える技術者として、他の人との共同環境の中で活躍できるようになるために、主体的な振る舞い、協働姿勢を訓練し、それらの能力を向上させるための努力を続けることができる人。
4)総合システム工学科の教育課程での就学を通じて自己の資質を向上させ、生涯学習できる力や創意工夫の能力を向上させるための努力を続けることができる人。
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