きゅうしゅうかんごふくし

九州看護福祉大学

私立大学 熊本県

九州看護福祉大学/看護福祉学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

看護学科(100名)
社会福祉学科(介護福祉課程10名を含む80名)
リハビリテーション学科(理学療法専攻/60名)
鍼灸スポーツ学科(40名)
口腔保健学科(50名)

所在地

1~4年:熊本

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●時代のニーズが高まる 「保健・医療・福祉」の分野でプロをめざす
●幅広い視点から社会が求める高い専門性を獲得
●豊かな教養と即戦力となる実践的スキルを修得

看護学科、社会福祉学科、リハビリテーション学科、鍼灸スポーツ学科、口腔保健学科の5つの学科から成り立っています。人間の尊厳に基づく豊かな教養と高度な専門的知識・技能を備え、保健・医療・福祉のスタッフとして活動するとともに、広く社会に貢献できる質の高い専門職の育成を目標としています。

【キャンパス】

熊本県玉名市富尾888

【学生数】

1197名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

162名(2023年5月1日現在)※非常勤含む

看護学科

【講義・学問分野】

看護技術、基礎看護学、在宅看護学、小児看護学、成人看護学、老年看護学、精神看護学、母性看護学など

社会福祉学科

【講義・学問分野】

高齢者福祉論、障害者福祉論、児童・家庭福祉論、社会保障論、生活支援技術、相談援助演習、相談援助実習など

リハビリテーション学科

【講義・学問分野】

理学療法概論、運動学、バイオメカニクス、運動療法学、運動器理学療法学、神経理学療法学、スポーツ理学療法学、老人理学療法学など

鍼灸スポーツ学科

【講義・学問分野】

東洋医学臨床論、はりきゅう理論、社会鍼灸学、はり基礎実習、きゅう基礎実習、スポーツ経営学、スポーツ栄養学など

口腔保健学科

【講義・学問分野】

公衆衛生学、臨床歯科医学概論、口腔解剖学、口腔疾患予防学、地域口腔保健臨地実習、口腔保健臨床実習など

入学者・卒業者数

入学者数

289人
男女比
女子生徒数
215
男子生徒数
74
地元占有率
地元出身学生数
178
入学者総数
289

卒業者数

302人
就職者・進学者数内訳
就職者数
267
進学者数
11

学部の特色

時代のニーズが高まる 「保健・医療・福祉」の分野でプロをめざす

看護福祉学部は設立当初の看護学科・社会福祉学科に加え、2006年にリハビリテーション学科、2010年には鍼灸スポーツ学科と口腔保健学科を開設しました。
「保健・医療・福祉」の対象者である“人のこころ”を尊重しながら、「保健・医療・福祉」の3つの領域に関して、各学科の垣根を越えた総合的な視野と技術を身につけた人材を育成します。

幅広い視点から社会が求める高い専門性を獲得

■看護学科
人間に関する広い知見を得て、そこから考え見極めていける能力を身につけた看護の専門家を育成。対象者を深く理解し、最適な看護を提供するために、1 年次に学ぶ一般教養をもとに2~3年次には基礎および看護専門科目を学び、実習を通じて科学的根拠に基づく人間理解を深めます。4年次には研究方法論を学び研究論文を完成させ、研究的視点・論理的思考を深めます。
■社会福祉学科
社会福祉の専門職には、高齢者、障がい者、二一トやいじめなど、多岐にわたる問題を解決する高い能力が求められています。本学科では志望と適性に合わせて科目群を選び、福祉の実践に必要な知識、情報、技術を深く学び、修得することにより「福祉の実践家」を育成。また、国家試験受験資格や教員免許の取得にもつなげます。
■リハビリテーション学科
障がいのある人々を思う豊かなマインドを基本に、専門的な技術や知識はもちろん、保健・医療・福祉の幅広い視野に立った「問題解決能力」を身につけます. そうした高い能力を持ち、チーム医療の一員として信頼され、人々の自立を心身ともにサポートできる理学療法士の育成をめざします。

豊かな教養と即戦力となる実践的スキルを修得

■鍼灸スポーツ学科
鍼灸医学の理論と実践に加え、競技スポーツや健康づくり支援、介護医療の現場でも活用されている運動指導やトレーニング理論などを学びます。東洋医学とスポーツ医学の力リキュラムをバランスよく編成し、鍼灸師の資格と同時に体育・スポーツ関連の資格取得をめざします。
■口腔保健学科
歯学部ではなく看護福祉学部を基盤に持つという特色を生かし、保健・医療はもちろん、福祉にまで精通したヒューマンケアの基礎的能力を備えた歯科衛生士をめざします。口腔保健の専門分野を基本に、他学科との共通科目を取り入れて幅広く履修。国内外での多様な実習を通し、これからの口腔保健専門職の可能性を広げます。

学べること

看護学科

幅広い分野の学びを通して豊かな人間力と実践力を修得

人間に関する広い知見を得て、そこから考え、見極めていける能力を身につけた看護の専門家を育てることを目標としています。対象者を深く理解し、最適な看護を提供するために、1年次では文化や自然科学など一般教養を学びます。それをもとに2~3年次に、基礎専門科目および看護専門科目を学び、実習を通じて科学的根拠に基づく人間理解を深めます。4年次には、研究方法論を学び研究論文を完成させ、研究的視点や論理的思考を学びます。幅広い分野の学びを通して豊かな人間力と実践力を身につけます。
卒業後は実践の場において、本学の4年間の学びの成果を実感できます。
【助産学専攻科(1年課程)】
妊娠・出産・育児支援に対応する「保健・医療・福祉」の3分野を総合的に捉えた総合教育を徹底し、女性の生涯にわたる心身を支援する優れた助産師を養成します。

【授業・講義】
臨床現場で役立つ力を身に付ける

◎在宅看護論/在宅療養とその家族を支援するための生活支援、生活の中における医療の継続、保健・医療・福祉の連携と協働について理解します。地域包括ケアシステムにおける看護の役割と機能について理解し、在宅看護を展開するために必要な知識・技術を学びます。
◎生体機能・形態演習/各種の対象・モデル標本を用いた実験・実習・演習を通して、生体機能の正常と異常を理解します。また、ストレス時の生体反応(血圧)を観察・研究・発表することにより、疾病の成り立ちと回復の促進を理解し、科学的根拠に基づく看護の基盤とします。

社会福祉学科

「自分らしい生活」ができる社会の実現に貢献できる人材を育成

社会福祉の問題は、高齢者、障がい者、ニートやいじめなど多岐にわたっており、社会福祉の専門職には、より高い能力が求められています。
本学科では基礎力を獲得するため、地域にふれて福祉の現場を知るフィールドワークを含む基礎カリキュラム(必修と選択)を全員が履修します。さらに、3つの「科目群(地域福祉実践科目群、福祉臨床科目群、福祉文化科目群)」から志望に合わせて1つを選び重点的に履修します。これにより、福祉の実践に必要な知識、情報、技術を深く学び、修得することで、国家試験受験資格や教職免許の取得につなげます。

【授業・講義】
人々の問題を把握し、解決を支援する力を学ぶ

◎児童福祉論I/児童・家庭の生活実態と、これを取り巻く社会情勢、福祉需要を理解し、児童・家庭福祉制度の発展過程と児童の権利について学びます。その上で、相談援助において必要となる法制度について理解します。
◎相談援助演習II /総合的かつ包括的な援助および地域福祉の基盤整備と、開発に関わる具体的な相談援助事例を体系的に取り上げます。個別指導ならびに集団指導を通して、具体的な援助場面を想定した実技指導を行います。

リハビリテーション学科

障がいを持つ人の、より質の高い暮らしを支える力を身につける

障がいを持つ方々を想う豊かなマインドを基本に専門的な技術や知識はもちろん、保健・医療・福祉の幅広い視野に立った問題解決能力を身につけます。本学科では、そのために必要な次の6つの力の修得をめざします。
1、大きな課題に向かってグループで取り組む「コミュニケーション力」
2、課題に対してあらゆる視点で問題の本質を見つける「想像力」
3、課題に対して連携で対応する「チームワーク力」
4、仲間を同じ目標に導きまとめる「リーダーシップ力」
5、リアリティのある実技を通して仕事の厳しさと医療人としての責任感を学ぶ「自律力」
6、課題などに対処・解決した後の「自信力」
これらの高い能力を持ち、チーム医療の一員として信頼され、人々の自立を心身ともにサポートできる理学療法士の育成をめざします。

【授業・講義】
身体の構造から深層心理まで幅広く学ぶ

◎運動学/臨床現場に直結する運動・動作分析による評価や、治療としての運動療法などの基礎となる身体運動・動作について、解剖学をベースに運動学的観点から学びます。身体運動・動作のメカニズムを科学的に説明できるようになることをめざします。
◎小児理学療法学/小児理学療法の対象となる疾患を理解します。脳性麻痺、遺伝性疾患、小児整形外科疾患と、それぞれの理学療法について学びます。また、遺伝性疾患や整形疾患などの臨床像や評価についても理解します。
◎神経理学療法学/脳卒中やパーキンソン病、脊髄損傷など中枢性の病気を中心に必要な基礎知識、病気の理解、評価法、治療法を学びます。一般目標(GIO)と行動目標(SBO)を提示し、患者さまの障がい像を理解し、理学療法士としてどのようにアプローチしていくか学修します。

鍼灸スポーツ学科

伝統の技と最新のスポーツ医療を融合した時代が求める医療を学ぶ

今日、注目を集める鍼灸医学の理論と実践に加え、競技スポーツや健康づくり支援、介護医療の現場でも活用されている運動指導やトレーニング理論などを学修します。
東洋医学とスポーツ医療のカリキュラムがバランスよく組まれており、はり師・きゅう師の国家試験受験資格取得をめざしながら、コース選択によりスポーツ関係の資格や教員免許(保健体育)の取得をめざすことができます。さまざまな分野のスタッフで構成されるチーム医療においても対応できる幅広い知識・技術を備えた人材を育成します。

【授業・講義】
医学的・科学的検証に必要な知識や判断力を養う

◎はり基礎実習I/安全な鍼施術を行う上で必要となる経穴について、取穴に必要な形態学的知識および正確な取穴技術を習得するとともに、危険性や衛生概念についても学び、感染や医療事故などに対する防止対策を身につけます。
◎きゅう基礎実習I/臨床において灸施術を安全に行うための基礎技術を習得し、火を使って治療を行う者としての責任と自覚を身に付けます。必要なランドマーク(骨・筋等)を触知し、経絡上の経穴を取穴する技術を身につけます。
◎身体の測定・評価/身体能力としての体力向上についての基本的事項の理解と、向上の目安となる項目の測定および評価方法について学び、スポーツ障がいの予防やスポーツパフォーマンスの向上に寄与できることをめざします。

口腔保健学科

口腔の健康を考え、人々の健康を見守る

歯学部ではなく看護福祉学部を基盤に持つという特色を生かし、保健・医療はもちろん福祉にまで精通した、ヒューマンケアの基礎的能力を備えた歯科衛生士を目指します。そのため発達・予防・地域の支援に関する口腔保健の専門分野を基本に広範なヒューマンケアにも対応できるよう他学科との共通科目を取り入れ幅広く履修するほか、人々を理解し支えるためのコミュニケーション力を高め適応能力を身につけます。国内外で展開される多様な実習で、これからの口腔保健専門職の可能性を拡げます。

【授業・講義】
人間の健康のあり方を「口腔保健」から問いかける

◎口腔保健学概論/歯科疾患の予防と口腔衛生の向上を図る歯科衛生学について考察。口腔保健学を視野に、歯科衛生士は他職種と連携して人々の健康の維持増進に貢献することを理解します。
◎発達歯科学II(障がい者)/障がい者の現状を理解し、障がいの種類と歯科的特徴の基礎知識を修得。障がい者の生活背景なども把握した上で、歯科診療の補助方法および口腔保健指導について理解します。

アドミッションポリシー

人材育成の目標に応じて、このような人を求めています

◎看護学科
1、人間の尊厳を重んじ、誠実に対応できる人
2、多様な価値観を受け入れることができる人
3、保健・医療・福祉の仕事に興味関心がある人
4、チームの一員として行動できる人
5、科学的探究心と問題解決意欲を備えている人
6、自分の決断に責任を持ち、行動できる人

◎社会福祉学科
1、人々に温かな気持ちと思いやりを持ち、多様な価値観を受け入れつつ人々に役立つために行動したい人
2、社会福祉の理念やソーシャルワークの技法を学び、それらを活かして地域社会に貢献したい人
3、社会福祉領域や教育の資格を取得して、様々な現場で多職種と連携しつつ専門的な支援を行いたい人
4、児童、高齢者、障がい者など、支援が必要な状態にある人々のため、継続して実践を行いたい人
5、社会福祉の理念、知識、視点をもとに教育、一般企業での活躍を目指したい人
6、過疎地域の人々の福祉や災害時の緊急援助、海外における国際協力活動などにも関心を持っている人
7、社会福祉領域の知見を用いることで、教育現場における子どもたちの生活・学習環境の改善に資することを希望する人

人材育成の目標に応じて、このような人を求めています

◎リハビリテーション学科
1、尊厳と愛情の心で人に接することができる
2、常に変化・進化している医療科学を理解し、それに適応できる
3、理学療法の専門職としての知識・技術を生かすとともに、社会と積極的に関わることで健康医療福祉チームの一員としての責任を発揮できる
4、地域社会に関心を持ち、コミュニケーションや活動を通して地域社会への関わりを大切にする

◎鍼灸スポーツ学科
1、科学的探究心と自己向上心に溢れ、豊かな個性と明確な意思を持つ人
2、医療の原点は「人間愛」であることを理解し、その心を持つ人
3、鍼灸治療やスポーツ医学に反映できるような分析力、柔軟性、協調性を持つ人
4、統合医療を担う者として、人々の健康な生活を支える意志と責任感のある人
5、鍼灸伝統医学を研鑽する豊かな感性と知性を持つ人
6、地域社会から国際社会まで、環境や状況を問わず自立した心と行動力のある人

人材育成の目標に応じて、このような人を求めています

◎口腔保健学科
1、豊かな人間性を持ち、人々の多様な健康観を理解し、共有しようとする態度を身に付けることのできる人
2、心身の成長発達過程や生活者としての人間のありように深い関心を持ち、それらをもとに口腔保健学の高度な技術を用いて支援したい人
3、論理的思考力を備え、口腔保健学の研究・教育を科学的探究心によって先導し、 ヒューマン・ケアにおける新しい口腔保健活動を展開したい人

問い合わせ先

【住所・電話番号】

熊本県玉名市富尾888
(0968)75-1850

【URL】

http://www.kyushu-ns.ac.jp/departments/

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