難関校の合格に必要なのは、日々の努力と
昨今の入試動向から志望校選び、出願のポイントまで、
今、押さえておくべき情報をご紹介します!
入試傾向分析講座
過去の入試問題から見えてきた、関関同立の英語・数学・国語の出題傾向を紹介します。どんな問題が出題されているか、また過去問演習を通してどのように対策すればいいか、大学別のページでチェックしておきましょう。
※学部や入試方式によって出題傾向は異なりますので、詳細については実際の過去問をご確認ください。
同志社大学
1分でわかる!入試傾向の要点
選択式がメインだが、和訳、英訳の記述式も。
文法・語彙力をベースにした記述力が必須
例年、どの学部も長文読解総合問題2題、会話文1題という構成。空所補充、同意語句、内容一致などの選択式問題に加えて、和訳、英訳の記述式問題も出題されます。内容一致は下線部だけでなく、文章全体についても問われます。長文中の1つの英文において複数の箇所が空所となっている整序英作文のような問いも出題されます。会話文は文中の8個の空所に対して10個の選択肢がまとまって与えられる形式。加えて、会話文中の日本語で示された箇所を英訳する問いも出題されています。なお、独立した文法問題はありません。
ココに注目!入試のポイント
長文読解は空所補充、内容一致、同意語句などの選択式問題と和訳の記述式問題が出題されます。内容一致は、文章全体の内容に一致するものを複数選ぶ問いが出題される傾向にあり、論理展開を押さえて関連箇所を把握し、選択肢と照合しましょう。和訳も下線部のみを見て訳すのではなく、前後の論旨を適切に押さえたうえで、文脈に即した適切な日本語で解答する必要があります。会話文の空所補充は前後の流れがつながるよう、前だけでなく後の内容にも注意しましょう。英訳はできるだけ既知の英語表現を用いて、時制や主語と動詞の一致などにも気を配り、正確な英文を書くことを心掛けましょう。問題形式は多岐に渡るので、時間配分を考えながら演習することが大切です。
1分でわかる!入試傾向の要点
微分法・積分法(数学Ⅲ)を中心に、
幅広い分野から出題
理工学部 学部個別日程入試は、大問1は空所補充式、大問2~4は記述式で出題されています。毎年数学Ⅲからの出題が多く、また、微分法・積分法は計算力を必要とすることが多いので対策が必要です。その他の分野に関しては、場合の数と確率や図形からの出題を特に対策しておきましょう。後半の大問は難度が高いケースが多いので、前半の解ける問題で確実に得点できるようにしておくことが大切です。
ココに注目!入試のポイント
本セットは、理工学部 学部個別日程入試の出題形式は、第1問・第2問は確率、数列・複素数平面、空間ベクトルから、第3問・第4問は数学Ⅲの微積分を中心に出題されます。第1問は空所補充形式で、第2問~第4問は細かく小問に分かれており、どちらも前の空所・小問が後の空所・小問の誘導になっているのでうまく利用しつつ解き進めていきましょう。数学Ⅲの微積分に関しては、不等式の証明や曲線の長さなど様々な解法パターンをしっかり押さえて、最後まで解き切る計算力をつけておくこと。また、証明問題を通して、記述力の対策も怠らないようにしましょう。
1分でわかる!入試傾向の要点
長文読解への対応力が求められる。
30~40字程度の記述問題の攻略がカギ
現代文(評論)と古文の組み合わせで、基本的には各1大問ずつの出題(試験時間は75分)です。現代文読解では、5000字程度の長文が示され、語句などに関する知識から内容読解までバランスよく問われます。解答形式はほぼ選択式ですが、最終問題などに40字程度の記述問題があります。また、設問中に、問題文の内容に関連する別の文章を提示して読解を問う、複数資料の設問も目につきます。長文を読む力と、設問意図をとらえる力、読み取った内容を正確にまとめる記述力が必要です。古文では、基本的な古語、文法事項の理解や、現代語訳をふまえた内容読解が問われます。解答形式はほぼ選択式ですが、内容読解に関する30字程度の記述問題もあるのが特徴です。年度や学部によっては設問中に和歌や漢文が含まれることもあるため、自分が受験する学部の入試傾向を確認しておきましょう。現代文、古文ともに、難易度としては標準的であり、記述問題の出来が結果を左右します。
ココに注目!入試のポイント
現代文(評論)のポイントは、大問一の約5000字の長文、大問二で複数資料型の出題への対策です。いずれも、話題や論展開を意識し、問題文の内容を素早く正確につかみながら読む訓練をし、複数文章では、共通点や相違点をとらえる意識をもって、通読の精度を上げましょう。また、選択式の設問では、問題文の内容を押さえたうえで、選択肢と正確に照らし合わせることを心掛けることが大切。古文は、古語や文法などの基本的な古典知識が試される問題文が出題されます。現代文、古文ともに、最終設問の記述問題では、問題文の内容から盛り込むべき要素の取捨選択を素早く行って、制限字数内に解答をまとめるように心掛けましょう。
●この内容は2024年4月までに入手した情報をもとに直近3か年の入試傾向を分析して作成しています。2025年度入試の情報は、必ず各大学発表の最新の情報をご確認ください。
同志社大学の併願に
追手門学院大学が
選ばれる理由
学問系統が同じでも、大学によって学部名が異なるケースがあるため、併願校の設定には大学の学部構成やその内容をしっかり理解する必要があります。2つの大学の学びを比較したうえで、併願におすすめの学部の組み合わせを紹介しましょう。
歴史都市・京都を拠点にする同志社大学に対し、追手門学院大学が位置するのは大阪・茨木市の総持寺。関西の主要ターミナル駅から30分圏内という利便性が魅力です。最寄り駅となる「JR総持寺」駅からキャンパスまでは徒歩約10分。メインゲート前には最新のショッピングモールがあり、通学時の買い物も便利です。地域の交流・防災拠点の役割も果たす都市型キャンパスとして、日々、賑わいを見せています。
※駅名に付記した時間は、「JR総持寺」駅、阪急「総持寺」駅までの最短乗車時間の目安を記しています。
乗り換えなどにかかる時間は含みません。また、時間帯によって変わることがありますのでご注意ください。
第一志望の本命校の合格発表より早く、併願校の入学手続きが締め切られる場合は、実際に入学しない場合でも入学金や学費を払わなければなりません。図のように、入学手続きが遅い大学を併願校に選ぶと、お金に関する不安をぐっと減らせます。
※最新情報は各大学のホームページをご確認ください。
2021年度には心理学部 心理学科 人工知能・認知科学専攻、2022年度には国際学部と文学部、2023年には法学部が設置されました。そしてきたる2025年、初の理系学部である理工学部を開設。時代のニーズをとらえて、常に新しい学びを展開しています。
追手門学院大学ホームページ