関関同立併願戦略3か条 関西難関私立大を志望するキミへ

難関校の合格に必要なのは、日々の努力と 緻密 ちみつ な“併願戦略”。
昨今の入試動向から志望校選び、出願のポイントまで、
今、押さえておくべき情報をご紹介します!

入試傾向分析講座

関関同立編

過去の入試問題から見えてきた、関関同立の英語・数学・国語の出題傾向を紹介します。どんな問題が出題されているか、また過去問演習を通してどのように対策すればいいか、大学別のページでチェックしておきましょう。

※学部や入試方式によって出題傾向は異なりますので、詳細については実際の過去問をご確認ください。

関西学院大学

1分でわかる!入試傾向の要点

長文読解・文法・語法がまんべんなく出題される。
問われるのは総合力

全学部日程(3科目型)はマーク式のみ、学部個別日程もメインはマーク式だが一部記述式の設問があります。長文読解問題、文法・語法問題、会話文、整序英作文が出題されるのは共通。学部個別日程では部分和訳や部分英訳の記述式も出題されます。長文読解問題は空所補充、同意語句選択、内容一致などの総合問題。内容一致は本文全体について一致するものを複数選ばせる問いも出題されます。文法・語法問題、会話文はすべて空所補充問題。整序英作文は日本文が与えられてそれに相当する意味となるよう英文を組み立てることが求められます。自分が受験する学部や日程の形式を早めに確認し、記述式の出題がある場合は対策しておきましょう。

ココに注目!入試のポイント

バラエティーに富む問題が出題される入試に対応し、長文読解問題から文法・語法問題まで幅広くカバーしておくことが大切。長文読解問題には本文の内容について多くの選択肢から正しいものを複数選ぶ問題もあります。この設問形式は文章全体が参照箇所となるため解答時間を要しますが、段落ごとの要旨とキーワードを意識して英文を読むようにすれば、参照箇所の特定を迅速に行えるようになるので、しっかりと練習しておきましょう。文法・語法問題は、標準的な難易度で汎用性の高い知識を問うものが出題されます。また、会話文は、話の流れに合う語句を選ぶ問題となっています。問題に取り組み、解説をよく読み、解き方を確認するだけでなく単熟語の知識も増やしていきましょう。

1分でわかる!入試傾向の要点

微分法・積分法(数学Ⅲ)は頻出。
他分野からも広く出題

理系学部では、空所補充式と記述式の解答形式で出題されます。小問集合問題では、各分野の基礎知識や定理・公式の確認が問われます。分野の偏りがないので、まんべんなく基本事項を押さえておきましょう。出題分野は、小問も含め、3割~約半分は数学Ⅲからで、極限や微分法・積分法がよく出題されています。その他は、場合の数と確率、ベクトル、数列の出題が多いので対策が欠かせません。どの問題も難易度は標準的なので、確実に得点できる力を身につけておきましょう。

ココに注目!入試のポイント

小問集合は幅広い分野から出題されるので、各分野の基本事項をしっかり定着させておくことが大切。数学Ⅲの微積分に関しては、典型的な出題の解法パターンをしっかり押さえ、最後まで解ききる計算力をつけることを意識しておきましょう。ベクトルでは、基礎事項をしっかり押さえたうえで、内積の利用のしかたなどを身につけておくこと。また、極限における典型的な式変形のしかたや計算の練習を積んでおきましょう。

1分でわかる!入試傾向の要点

マーク式が中心だが、記述式の出題も。
基礎知識に関する問題が多いので取りこぼさないことが重要

現代文(評論)1題、古文1題の2大問の構成。マーク式中心の出題で、抜き出し等の記述式の出題もある。評論では、読解問題だけでなく、漢字や語句の意味・四字熟語・慣用表現などに関する語彙の知識問題も多く出題されます。古文も同様に、文法や古語、古典常識など基礎知識に関する設問と読解の設問とがバランスよく出されています。和歌が含まれる文章が出題されることも多いので、和歌の読解にも慣れておきましょう。設問数が多いが、類似する選択肢を比較し、根拠を押さえて正答を絞り込むなど、一問一問確実に得点に結びつけていくことが重要です。複数資料型の出題がある場合もありますが、設問で問われるポイントを押さえ、複数の資料を比較し、適切な関連付けをすることで解くことができます。

ココに注目!入試のポイント

評論1題、古文1題の2大問の構成。評論は、漢字、語句の意味に関する設問です。見直しも含めた時間配分を意識しながら取り組みましょう。古文は、現代語訳の問題を中心に、動作主や文法といった古文の読解に必要な基礎についても問われます。現代語訳は、練習を積み、慣れていきましょう。文法事項は細かく問われるので、基礎をしっかり身につけておきたいところ。また、文学史に関する設問が出される場合もあるので国語便覧などで知識をつけておきましょう。

●この内容は2024年4月までに入手した情報をもとに直近3か年の入試傾向を分析して作成しています。2025年度入試の情報は、必ず各大学発表の最新の情報をご確認ください。

関西学院大学の併願に
追手門学院大学が
選ばれる理由

学問系統が同じでも、大学によって学部名が異なるケースがあるため、併願校の設定には大学の学部構成やその内容をしっかり理解する必要があります。2つの大学の学びを比較したうえで、併願におすすめの学部の組み合わせを紹介しましょう。

併願におすすめの学部の組合せ 図

両大学に共通する魅力は、毎日の通学が楽しくなるオシャレなキャンパス。自然と調和した歴史ある関西学院大学のキャンパスに対し、追手門学院大学は大阪・茨木市の総持寺を拠点に新たなキャンパスの整備を進めています。地域のランドマークとなる未来型デザインの校舎には、快適な憩いのスペースに加え、最新鋭の学習・研究設備を数多く設置。多彩な授業のスタイルを可能にします。

2025年、茨木総持寺キャンパスのメインキャンパス整備計画進行中! 画像

※新校舎のイメージは2024年5月現在のものであり、変更となる場合があります。

第一志望の本命校の合格発表より早く、併願校の入学手続きが締め切られる場合は、実際に入学しない場合でも入学金や学費を払わなければなりません。図のように、入学手続きが遅い大学を併願校に選ぶと、お金に関する不安をぐっと減らせます。

併願日程シミュレーション 図

※最新情報は各大学のホームページをご確認ください。

2021年度には心理学部 心理学科 人工知能・認知科学専攻、2022年度には国際学部と文学部、2023年には法学部が設置されました。そしてきたる2025年、初の理系学部である理工学部を開設。時代のニーズをとらえて、常に新しい学びを展開しています。

追手門学院大学ホームページ

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