入試の仕組み 国公立大学個別試験

大学入学共通テストの受験が前提となる国公立大学個別試験。概要をしっかりチェックしていきましょう。

国公立大学個別試験

共通テストが課される

一部の大学・学部を除き、国公立大学は共通テストと大学別に実施する個別試験の結果によって合否を判定します。共通テストの点数が一定以上でないと個別試験を受けられない「2段階選抜」を実施する場合もあり、注意が必要です。

個別試験の出願は1月下旬から1週間程度。締め切り直前に慌てないよう、どの大学に出願するのかについては事前にしっかり考えておきましょう。

3回まで受験可能だが前期日程が一番の勝負どころ

多くの国公立大学は個別試験を前・後期日程に分けて行う「分離分割方式」を採用しています。さらに、一部の公立大学は、前・後期日程の間に「中期日程」も実施しているので、最大3回の受験チャンスがあります。ただし、前期日程に合格して入学手続きを行うと、中・後期日程の受験資格は自動的に失われます。近年は中・後期日程を廃止する大学が増えているので、第一志望校は前期日程で受験するのがベストでしょう。

大学によって異なる配点パターン

前期日程は全体の募集人員の約6割を占め、ほとんどの大学が学力試験を課します。一方、後期日程は小論文、面接、総合問題など、学力試験以外の方法で選抜するケースが主流です。

学力試験は記述式、論述式が多いのですが、出題傾向は大学によって異なります。また、特定の科目の配点が高く設定されている傾斜配点方式が多く見られ、その配点比率も大学によって大きく異なります。

※文部科学省「令和2年度国公立大学入学者選抜の概要」を基に作成。データは令和元年7月末現在で集計したものです。