×

マナビジョンアプリ

無料 App Store

表示

2022年度一般選抜(私立大)の仕組み

※本ページの内容は2021年7月時点の情報です。最新情報は各大学の公式サイトなどで必ず確認してください。

一般選抜(私立大)の入試科目・配点は? 大学・学部・学科で異なる!

■一般選抜(私立大)の入試科目と配点
2021年度入試(2021年度入学者向けの入試)より、一般入試は「一般選抜」という名称に変わった。私立大の一般選抜は、3教科が基本。文系学部では英語、国語のほか地歴・公民や数学から1科目選択、理系学部では英語、数学、理科というパターンが一般的だ。配点は大学・学部・学科によってさまざまで、全科目同じ配点の場合もあれば、特定科目の配点を高くしているケースもある。また都市部の私立大を中心に、出願時に「主体性・多様性・協同性」に関する経験などを提出する動きが広がっているので、提出書類などはしっかり確認しよう。


入試科目と配点の例

大学名 学部(学科)等名 科目と配点
早稲田大 外国語(60)、国語(50)、
地歴公民・数学から1(40)
南山大 外国語(英米) 英語(200)、国語(150)、
地歴・数学から1(150)
近畿大 理工[前期A] 英語(100)、数学(100)、
理科(100)

※2022年度入試

一般選抜(私立大)の入試方式・日程はバラエティ豊富!

■入試方式・日程について
私立大入試では、主流の3教科型の入試をはじめ、得意科目など特定の科目の配点を高くして合計点を算出する方式、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の結果を利用して合否を決める「共通テスト利用入試」、全学部・学科が同一の問題を使って同じ日に試験を行う「全学部日程入試」、都合のいい試験日を選べる「試験日自由選択制」など、バラエティに富んだ入試が実施されている。試験日が異なれば、志望する学部・学科を複数回受験できるため、受験機会を増やせるメリットがある。

■試験日自由選択制について
2日以上ある試験日程から自由に受験日を選べる制度を「試験日自由選択制」という。両日試験といって、候補日の中から2日以上(2回以上)受験できる場合もある。
実際の入試では、併願大学の試験日が重なっていて、どちらかの受験をあきらめなければならないこともある。また体力面から考えて、試験日をあまり連続させないことも重要だ。自分が受験しやすい入試スケジュールを組むにあたって、試験日自由選択制はぜひ活用したい制度だ。

■後期日程について
私立大の中には一般選抜を試験日ごとに「前期」「後期」などと分けている大学がある。特に私立大の後期日程は国公立大の後期日程と違い、試験期間が統一されているわけではない。名称もバラバラで、例えば後期日程ではなく、「Ⅱ期」「Ⅲ期」や「B日程」「C日程」、「3月試験」と名付けている大学もある。「一般選抜の中で、比較的遅い時期に実施される日程」と覚えておこう。
なお、後期日程の中には3月に入ってから出願・受験できる日程もある。

■近年の入試制度について
このように、私立大学はより多くの受験生に受験してもらえるよう、入試に関するさまざまな制度や入試方式を設けている。大学や学部・学科によってこれらの制度・入試方式の有無は異なるが、自分に合った方式を見つけ、うまく組み合わせて活用することがポイントだ。
また最近では、紙の願書が不要な「web出願(インターネット出願)」を取り入れたり併用したりする大学も増えている。願書の取り寄せや購入の手間が省けたり、24時間どこからでも出願ができたりと、メリットも大きい。合否照会や入学手続までwebで行えるところもある。

入試方式(日程)の特徴

共通テスト利用入試

共通テストを受験するだけで、複数の大学・学部へ出願できる。4~5教科を合否判定に利用する私立大もある。募集人数が少ないため、高倍率になりやすい。

全学部日程入試

全学部日程(全学部統一)入試は、「すべての学部」を「共通の入試問題で」同じ日に受験できる入試方式のこと。同じ大学に複数受験したい学部・学科がある場合、一度の試験でまとめて受験・合否判定できる便利な方式。ただし、一度に併願できる学部・学科の数や、併願できる学部・学科の組み合わせに制限がある場合も。また、人気のある受験方式なので受験者数が増えやすく、学部・学科の個別入試よりも倍率が高くなりやすい。

地方試験

例えば東京にキャンパスを置く大学が関西や九州に試験会場を設けて実施する入試のことを、地方試験という。地方試験を活用すれば、交通費や宿泊費といった出費、移動に伴う体力の消費を抑えられる。大学によって学外会場の有無や実施都市は異なるので、気になる大学が遠方にあるなら、自宅の近くで受験可能か早めに調べておこう。

科目選択型・得意科目重視型入試

「科目選択型」は名前の通り、受験生が科目を選んで受験できる入試方式のこと。例えば同じ入試方式の中に「2科目型」と「3科目型」が用意されていて、どちらかを選んで受験できるパターンや、3~4科目の中から1科目だけ選んで受験するパターンなどがある。
「得意科目重視型」は、特定の科目の配点が高めに設定されている入試方式のこと。あらかじめ出願時に得意科目を指定するパターンが多い。また、「英語重視型」「数学重視型」など、配点が高い科目が最初から設定されている入試方式もよく見られる。

共通テストとの違いは?

一般選抜(私立大)は大学独自の日程・試験内容を設けており、入試方式もバラエティ豊かなので複数受験も可能だが、共通テストは同一問題・同一日程で一斉に行われ、受験機会は1度のみだ。また、共通テストは全問マークシート方式だが、一般選抜(私立大)の試験は大学・学部・学科ごとに内容が異なり、マークシート方式と記述方式のどちらもあり得る。
受験科目については、一般選抜(私立大)は大学により定められた科目を受験するが、共通テストは6教科30科目から志望大学に合わせて選択し受験する仕組みになっている。

一般選抜(私立大)の注意点は? 入試科目が少ないと高倍率になりやすい!

■注意点①入試科目について
私立大の一般選抜にはさまざまな方式があるが、なかには2教科や1教科で受験できる大学もある。受験生にとっては科目数の負担は減るが、その分、志願者が集中し、高倍率になりやすい。早い段階から勉強する科目を絞ってしまうと、志望校選択の幅を狭めてしまうことにもなるため、科目の絞り込みすぎには注意が必要だ。

■注意点②併願大の入試について
一般選抜(私立大)は入試方式が多様で、国公立大学の入試以上にその大学の特徴が出やすい。例えば同じ文学部の試験でも、利用できる入試科目や出題傾向、解答方式は大学ごとに異なる。そのため第一志望大はもちろん、併願大の入試についても詳しく調べることが大切だ。
加えて、併願大を複数受験する場合は、入試のスケジュールにも注意しよう。どの大学も1月から2月(場合によっては3月)に試験を実施するため、試験日が重なってしまうことがある。

入試方式・日程別の実質倍率の例

大学名 学部(学科)等名 入試方式・日程
(教科・科目)
倍率
中央大 法(法律) 一般入試(4教科) 2.6
一般入試(3教科) 3.4
成蹊大 理工(情報科) A方式(3教科) 3.2
E方式(2教科) 4.0
京都産業大 生命科(先端生命科) [前期]スタンダード3科目型 1.8
[前期]スタンダード2科目型 6.9

※2021年度入試(各大学公表資料より)

一般選抜(私立大)入試のスケジュールは?

一般選抜(私立大)は12月から出願が始まり、1~2月にほとんどの試験が実施される。ただし、一部の後期日程(3月試験・Ⅱ型試験など大学によって名称は異なる)は2月中に出願、3月に試験が実施される。2月までの試験で合格できなかったとしても、3月に受験できる大学もあるので、あきらめずに次の試験の準備を進めよう。

一般選抜(私立大)のスケジュール

前期(2月入試など) 後期(3月入試など)
12月
出願
1月
入学試験
2月
出願
合格発表
3月 入学手続 入学試験
合格発表
入学手続

※詳細は「私立大入試スケジュール」をチェックしよう!