学ぶポイント |
英語+企業・マーケット・財務などのビジネススキルを身につける
国際的な企業人を育成する学科で、ビジネス英語はもちろん、企業研究やマーケティング、国内・海外の企業でのインターンシップなど、より実践的な知識やスキル、経験が身につくカリキュラム。更に、企業経営に必須の財務会計や、アジアでのビジネスには欠かせない中国語についても学びます。
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カリキュラム |
“自分”について学ぶ「キャリアデザイン」、“自分”の適性を知る「インターンシップ」
学生時代をどんなビジョンを持って過ごすのか、自分の強み、弱み等自己分析をし将来をどうデザインしていくかなど、「キャリアデザイン」の方法を学びます。企業研究や国内外のインターンシップを積極的に行い、より実践的な知識・経験を積みます。TOEIC(R)LISTENING AND READING TESTも卒業時700点以上が目標です。
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先生・講師・教授 |
グローバルに活躍するために大切なことを教えてくれる先生
経済学 国際ビジネスキャリア科 立花 久稔先生
【先生の取組み内容】
ビジネスがボーダレスに展開されることが当たり前の今、グローバル人材とはどんな人でしょうか?完璧に英語が話せる人というわけでもありません。例えば、授業で「アベノミクス」について学びましたが、自分の国のことを外国人に適確に伝えられる力が大切です。さらに、ビジネスとは?会社とは?利益とは?など、基本的な知識を身につけ、常に考える習慣を持ち、自分の考えを発信できる力も国際社会では必須です。いずれも専門的な英語を使わなくとも、やさしい英語でいいのです。近年、英語を母国語としない国とビジネスを行う機会が増え、英語=グローバルの図式は崩れつつあります。英語力よりも、コミュニケーション力。国際ビジネスの世界でも、相手にわかりやすく伝える力、つまり相手を思いやる人間力が最も求められるのだと思います。
【授業・ゼミの雰囲気】
国際社会、ビジネスについて、まずは学生に興味を持ってもらい、考えるきっかけづくりをしています。 立花先生が大切にしているのは「楽しく学ぶ」こと。授業では、ハンバーガーの値段を題材にしたり、国家予算をサイフの中身に置き換えるなど、経済やビジネスを身近なものとしてとらえられる工夫をしています。そして、常に先生が問題を投げかけ、学生たちが考え、自分の言葉で発信し、学生同士で話し合う、そんな光景が見られます。完璧な正解は求めません。どんな意見でも尊重し、議論を活発にするのが立花流。インプットとアウトプットの繰り返しで、社会について、ビジネスについて、本当の意味で理解できるようになります。
【キミへのメッセージ:自分自身が興味のある分野を知ることができれば、道は拓けます。】
自分がどの分野に興味を持っているのか、一度突き詰めて考えてみてください。将来に必要なことは入学してから学べばいい。まだばく然とした夢でもいいから、自分の方向性を自分で知ることが夢の実現への第一歩です。
【プロフィール】 専門:ビジネス英語、キャリア研究、企業研究など 28年間、商社を舞台に国際ビジネスの第一線で活躍。その経験を活かして大学等でビジネス英語やキャリア開発を担当。先生の国際ビジネスの現場での豊かな経験は、学生たちにとって貴重な教科書。「日本企業の生産拠点もますます世界のいろいろな所に移っていくことでしょう。そんな時代だからこそ、若い人たちはさまざまな国と関わって仕事ができる楽しさを実感できると思います」
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学生 |
物事を多角的に見る力が身につき、柔軟な思考力につながりました。
国際ビジネスキャリア科 2年 池田 風太さん 千葉県 流山おおたかの森高等学校 卒
【学校で学んでいること・学生生活】
国際ビジネスキャリア科にはゼミ活動があり、フィールドワークなども行っています。物事を多角的に見る力や、頭の柔らかさが身についたと思います。生活のメリハリをつけるために、やるべきことは学校で全て終わらせ、家ではしっかり休むようにしていました。
【これから叶えたい夢・目標】
卒業後は南山大学国際教養学部に3年次編入学し、「フランスの社会基盤から読み解くジェンダー平等と社会イノベーションの関連性」について研究します。海外渡航ができるようになったら、ジェンダー平等先進国のフランスに留学しフィールドワークをしたいと考えています。
【この分野・学校を選んだ理由】
オープンキャンパスで出会った先輩方のお話に心を動かされました。国際ビジネスキャリア科を選んだのは、ビジネスの現場で即戦力になれる人材教育が行われている、編入学の実績も豊富という理由からです。
【分野選びの視点・アドバイス】
国際ビジネスキャリア科はゼミ活動を行っており、卒業制作もあります。就職希望者も編入学希望者もスケジュールを合わせて進めなければならないため、タスクの割り振りが大変でした。
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卒業生 |
世界中の人の役に立つ仕事です!英語力が評価されて長期海外出張も経験!
車両評価スタッフ 国際ビジネスキャリア科/2015年3月卒 三橋 明日香さん
【この仕事や研究の魅力・やりがい】
私の所属している車両生技部は、2~3年後に販売するトラック・バスの試作を行う部署です。その中で、車の性能を評価する業務を担当しています。日々、車を評価し、見直す箇所があれば設計の担当者に伝えます。車の知識を学ぶことはもちろん、コミュニケーション力も欠かせません。また、英語力を評価していただき、先輩方とアメリカへの半年間の長期出張も経験。現地の方々を相手に、英語で評価業務を行ったことは困難もありましたが、自分の成長につながりました。「私が評価に携わったトラックやバスが、世界中の街を走り人々の暮らしと物の移動を支えている」ことに責任と誇りを感じながら、日々の仕事に向き合っています。
【この分野・仕事を選んだきっかけ】
神田外語学院に入学する前は漠然と、「英語を使った仕事がしたい」と思っていましたが、様々な先生と共に授業やワークを受けるうちに、「英語を使って世界中の人々の役に立つ仕事がしたい」という考えに変わりました。そして、就職活動中に出会った新聞の記事が自分の進路に大きな影響を与えました。それは、アフリカなどの開発国の発展のために、建物や道路の建設に必要な物資を日野自動車のトラックが運んでいるという内容でした。仕事を通じて世界の人々の生活に貢献している企業があることに感動し、自分もその一員になりたいと思いました。
【分野選びの視点・アドバイス】
国際ビジネスキャリア科では、ビジネスの世界に精通した先生の指導のもとで貴重な経験ができました。ゼミでは一つの目標に向けて他の人たちと協力する大切さを学び、インターンシップやボランティアを通して社会のビジネスの現場などを見ることができました。また授業では、ビジネスシーンで使える英語や実務の知識を学ぶことができました。ビジネスメールの授業で学んだ、状況に応じた表現の仕方や挨拶などは、現地とやりとりをするうえで取り入れていますし、当時のテキストは今でも私の教科書です。
【プロフィール】 日野自動車 車両生技部勤務/国際ビジネスキャリア科/2015年3月卒/もともと野球が大好きだという三橋さん。就職活動を始めた際は、スポーツビジネスにかかわる仕事を希望していたが、なぜ自分がスポーツにこだわるのかを突き詰めて考えてみると、スポーツを通して「感動する気持ち」が好きだということに気付いたという。それからはスポーツという分野に限らず、「感動」という軸で就職先を探すようになると選択肢が広がり、現在の会社にも出会うことができた。「自分が抱いている夢を少し異なる視点から見てみることが、自分の未来を広げることにつながります」
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編入学 |
国際ビジネスキャリア科の在学生のみが対象の特別な編入学制度
国際ビジネスキャリア科からのみ、姉妹校・神田外語大学外国語学部国際コミュニケーション学科国際ビジネスキャリア専攻への「3年次編入学」が可能です。(※他学科から同専攻への編入学は2年次編入学のみ)。また、南山大学国際教養学部国際教養学科への指定校推薦編入学制度もあります。それぞれ出願条件あり。
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資格取得 |
国際ビジネスキャリア科の目標とする資格
TOEIC(R) LISTENING AND READING TEST (700点以上) 、 日商簿記検定試験 (3級以上) 、 文部科学省後援 ビジネス能力検定(B検)ジョブパス (2級以上) 、 実用英語技能検定(英検(R)) (2級以上) 、 マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS) (Word/Excel(R))
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卒業後の進路 |
国際ビジネスキャリア科の主な就職先/内定先
日本通運、ボルボ・カー・ジャパン、Wismettacフーズ、アメリカン・エキスプレス・ジャパン、ナビオコンピュータ、オンワード樫山、羽田エアポートエンタープライズ ほか ※ 2020年3月卒業生実績
※国内4年制大学編入学実績 桜美林大学、神田外語大学、駒澤大学、筑波大学、東京外国語大学、南山大学 他
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