学ぶポイント |
ホテル業界に欠かせない英語力と仕事への取り組む姿勢、最新の業界情報を学ぶ
ホテル業界で活躍するためには語学力は必須。外国人教員による英会話の授業やホテル英語の授業を通して着実に英語力を伸ばすとともに、アジアからの旅行客増大に伴い需要が高まっている中国語または韓国語を第2外国語として学びます。また、最高のおもてなしを提供するために必要な知識やスキルもしっかりと習得します。
【国際ホテル科の目標とする資格】
TOEIC(R) LISTENING AND READING TEST (650点以上) 、 実用英語技能検定(英検(R)) (2級以上) 、 ホテルビジネス実務検定試験【H検】 、 観光英語検定試験 (2級以上)
【国際ホテル科の主な就職先/内定先】
京王プラザホテル、パーク ハイアット 東京、森ビルホスピタリティコーポレーション、ホテルオークラ東京、グランドニッコー東京 台場、ミリアルリゾートホテルズ、パレスホテル、プリンスホテル、ロイヤルパークホテル、日本通運、三陽商会、羽田エアポートエンタープライズ ほか
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カリキュラム |
英語とホテルの専門スキルをバランスよく身につけるカリキュラム
神田外語学院は、どの学科も約半分は英語科目です。訪日観光客数が増加している中、ホテル業界も語学力は必須です。ホテルに関する専門科目として「ホテル英会話」「ホテルビジネス」「料飲オペレーション」「ホテリエデザイン」「ブライダル概論」「異文化理解とプロトコール」等を英語とともにバランスよく学びます。
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授業・講義 |
国際ホテル科専門科目「ホテルビジネス」
ホテルの基礎からオペレーション部門(宿泊、料飲、宴会)、マーケティング部門、管理部門(総務・人事、施設管理、仕入・購買、経理・会計)の業務まで体系的に学び、ホテル業界で広く認知されているホテルビジネス実務検定ベーシックレベル1級合格をめざします。
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先生・講師・教授 |
ホテルで働く本当のやりがいと魅力を教えてくれる先生
語学(英語) 国際ホテル科 水島 正美先生
【先生の取組み内容】
ホテルで働く魅力の一つがいろいろな人との出会い。家族連れから、著名人や企業の役員の方まで、さまざまな出会いを通して人間的に成長できます。さらに、ホテルの仕事はフロントやレストランだけではなく、一般企業と同様に営業、人事、経理などもあります。入社すると、大学卒業でも専門学校卒業でも、通常誰もがサービスの仕事からスタートし、各自の希望や適性に応じてキャリアアップをめざせることもホテルで働く良さです。また、多くの日本人が海外旅行を楽しむ今、海外のホテルは日本人スタッフを求めています。日本で経験を積んだ20歳代のスタッフが海外のホテルで活躍することも珍しくありません。ホテルで働く人の可能性を広げてくれるのが「英語力」。時間のある学生時代にしっかり身につけておくことをお勧めします。
【授業・ゼミの雰囲気】
実際にホテルの現場を自分で確かめて、自分に合ったホテルを考えていきます。 ホテルスタッフに必要な基本的なスキルや心構えを学ぶとともに、学生たちが実際にホテルを見学する機会を多く作っているという水島先生。神田外語学院出身のスタッフから、具体的に仕事の話や、学生時代にやっておくべきことなどの話を聞いているそうです。ホテルといっても、立地もタイプもさまざま。「自分がどのようなホテルで、どのようなお客様を相手に働けば幸せなのか」「そのホテルで自分の強みはどう生かすことができるのか」を学生たちに考えてもらい、自分の言葉で話せるようになることを大切にしています。
【キミへのメッセージ:これからの時代に必要とされるホテリエを育てていきます。】
これからの時代に活躍できるホテリエは、スキルや知識にくわえ、高い英語力が求められます。国際ホテル科で両方を身につけ、世界中で働いたり、世界中から日本に来るお客様をおもてなしできるようになってください。
【プロフィール】
専門分野:ホテル業界研究、ホテル全般 ヒルトンホテルに17年間勤務。フロント、ゲストリレーションズ、営業、総支配人付秘書を経験。さまざまな職種に就いたおかげで実感できたホテルの仕事の魅力や、ホテリエにとって英語力を身につける大切さを学生に伝えている。日本のおもてなしの心と語学力を駆使して、世界中から訪れるお客様に自宅にいるような安らぎと寛ぎの空間と時間を提供することがホテリエの仕事だという。
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学生 |
高校時代から身近だったホテル。英語を使って働くことが楽しみ!
国際ホテル科 2年 小平田 早希さん 静岡県 小山高等学校 卒
【学校で学んでいること・学生生活】
学校まで片道2時間半の通学の時間も英単語を覚えるなど有効に活用し、入学当初520点だったTOEIC(R)TEST※スコアを710点まで伸ばすことができました。1年生の時に行ったブリティッシュヒルズのホテルインターンシップも印象的です。研修中はお客様やスタッフと英語で会話したので英会話力が伸びました。
【これから叶えたい夢・目標】
内定先の小田急リゾーツは外国人観光客が多い箱根や御殿場にホテルがあります。卒業後は地元で英語を使って働きたいという希望があったので、今から楽しみです。新しいこと、未知のことにも恐れず積極的に挑戦していこうと思っています。(2021年2月現在)
【この分野・学校を選んだ理由】
高校時代に部活動で頻繁に遠征があったため、ホテルは身近な存在でした。英語も好きで、人とかかわることも好き、そして姉が通っていたということもあって、神田外語学院の国際ホテル科に進学を決めました。
【分野選びの視点・アドバイス】
就職活動では何事も早め早めに動くこと、そしてインターンシップや授業の課題提出期限など、スケジュール管理を徹底することを心掛けたことが内定につながったと思います。
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卒業生 |
このホテルには外国人のお客様が多く、毎日、英語を使っておもてなしをしています。
ホテルレストランスタッフ 国際ホテル科/2018年3月卒 大木麗星さん
【この仕事や研究の魅力・やりがい】
コンラッド東京内の中国料理レストラン「チャイナブルー」でレセプションを担当しています。外資系ホテルのため、外国人のお客様がとても多く、普段使用する言語の約8割は英語です。神田外語学院では、外国人の先生から日常的な英会話を学び、国際ホテル科では丁寧なホテル英語を習ったことが役立っています。ホテルの仕事の魅力はお客様とのコミュニケーション。例えば、食事の際にお茶の効能を伝えてさしあげると、外国人のお客様は大変喜ばれます。お客様に知識を提供することもサービスだと思います。今は、ワインや日本茶の知識を増やすことに取り組んでいます。ホテルの仕事は、自分の努力次第でいくらでも成長できます。
【この分野・仕事を選んだきっかけ】
もともと英語を使った仕事に就きたいと思っていました。また、子どものころから家族で海外旅行に行く機会が多く、ホテルをよく利用しており、海外のホテルの雰囲気がとても好きでした。自分の進路を考えると、英語とホテルが自然と結びつきました。就職活動の際は、外資系ホテルを希望しており、中でもコンラッド東京は、第一志望だったホテルです。学生時代はいろいろなホテルを見学しましたが、コンラッド東京を訪れた時は、スタッフの方から気軽に声を掛けていただき、ラグジュアリーホテルでありながら、アットホームな雰囲気があり、ここで働きたいと思いました。今は、私自身がスタッフの立場で、お客様にあたたかい接客を心がけています。
【学校で学んだこと・学生時代】
国際ホテル科の授業では、ホテル内にいろいろな職種の人がいて、みんなが連携し、協力し合いながら働いていることを知りすごいと思いました。また、授業でホテルについて学ぶとともに、自分に合うホテルを見つけようといろいろな場所に見学に訪れました。ホテルによって空気感も雰囲気もまったく異なることにも気づき、興味がさらにわきました。英語に関しては、子どものころから英会話教室に通っていたのでリスニングは得意でしたが、英語で話すことに慣れたのは神田外語学院のおかげです。外国人の先生とのフランクな会話を楽しんだり、短期留学を通して使える英語力が身につきました。何より向上心の高い仲間が今も刺激になっています。
【プロフィール】
コンラッド東京/国際ホテル科/2018年3月卒/ワインで使われているぶどうの品種を調べたり、お茶屋さんに寄る時はお店の人に質問をするなど、知識を高めるための努力を欠かさない大木さん。それはお客様に喜んでいただくためだ。「ホテルスタッフがサービスをしている時の姿はとてもかっこいいと思います」。飲み物をついだり、料理の説明をしたり、素晴らしいパフォーマンスもお客様へのサービスだという。「このホテルには常連のお客様が多くいらっしゃることもやりがいになっています」。サービスについてさらに学んで、エグゼクティブラウンジでお客様をおもてなしすることが目標だ。
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施設・設備 |
ブリティッシュヒルズ・ホテル研修
神田外語国際研修センター「ブリティッシュヒルズ」は、普段はリゾートホテルとして一般のお客様を受け入れており、国際ホテル科の学生は全員ここで、約2週間のホテル研修を行います。外国人スタッフと一緒に、料飲、レセプション(受付)、リフェクトリーダイニング(レストラン)など一通りの実務を経験します。
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研修制度 |
一流のホテルでのホテル研修で就職活動に備える
都内並びに近郊の一流ホテルで8~10週のインターンシップを実施(希望者のみ)。授業で学んだ語学力や専門知識・スキルを実践し本物のおもてなしを習得。インターンシップを通じ、ホテル業務の楽しさや厳しさ、やりがいを体感できるとともに、自分の適性を知る良い機会になります。
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