大学受験、志望校の決め方は?「私はこう決めました!」体験記

大学選びのポイントは、「決め手」となる観点を探すことだ。学ぶ内容に興味があるから、就職につながるからなど、観点を持って大学を調べると、入学後に後悔することも少なくなるだろう。先輩たちはどのような観点を「決め手」にしたのか、体験記を見てみよう。

「はい!『興味のあること』から決めました!」

先輩の体験記

テレビの海外ニュースに興味を持って

私が今通っているのは国際文化学部。大好きな英語を専門的に学べるところに進みたかったので、この学部を志望しました。英文学科や外国語学部に進まなかったのは、テレビで放送されている海外のニュースをよく見ていて、国際情勢にも興味があったからです。英語、海外の文化、国際情勢、すべてが学べるところを探した結果、国際文化学部が一番だと考えました。

大学は4年間かけてじっくり学びを深めるところ。高校よりも学びの専門性が増すため、自分が興味を持って、積極的に学びたいと思える学問を選ぶことが大切だ。

「はい!『将来就きたい職業』から決めました!」

先輩の体験記

あこがれの職業に就いている人の出身学部をリサーチ

私は進学先を決める時に、たくさんの職業が紹介されている本を読んで、就きたいと思える職業をいくつかピックアップしました。その職業に就いている人の出身学部を見てみると、ほとんどに経済学部が含まれていました。これなら、進学後に就職で後悔することはないと考えて、志望学部を経済学部に決定。志望校は経済学部のある大学のうち、自分の学力よりも少し高めのところを探しました。

資格が必要な職業の場合、特定の学部に進んだ方が有利に就職できることがある。出身学部を問わない職業も多いが、就きたい職業が決まっているなら、就業までどんなルートがあるのか必ず確認しよう。

「はい!『実際に体験して知ったこと』から決めました!」

先輩の体験記

わからないことは学校関係者に聞いてみよう

志望校は高2の時に決めたものの、高3まで理学部と工学部のどちらに進むか迷っていました。オープンキャンパスには参加したのですが、どちらの研究室も学ぶ内容は興味深いものでしたし、2つの学部の研究内容の違いがその時はあまりわからず、余計に悩んでしまい…。もっと詳しい内容を知るべきだと、別に開催されていた大学説明会に参加し、大学の教職員や学生に話を聞きました。そこでやっと、研究内容の細かな違いを理解でき、将来やりたいことと照らし合わせて、工学部を志望することに決めました。

興味から考える場合も、職業から考える場合も、疑問点を残したまま進路を決めてしまうのはオススメできない。イメージした通りの大学生活を送れるとは限らないからだ。勘違いを防ぐためにも、オープンキャンパスや大学説明会など、実際に自分で見たり聞いたりできる機会を活用しよう。

「気になる大学のこと!先輩の口コミ」を志望校選びの参考にしよう!

進路の選び方は一人ひとり異なってくるもの。先輩の体験記を読んでみることで、視野を広げ、自分ならではの進路選びに役立てることができる。マナビジョンの「気になる大学のこと!先輩の口コミ」には、先輩たちがなぜその進路を選んだかがわかる「志望理由書」をはじめ、先輩たちの生の声がたっぷり寄せられている。ぜひ、キミの進路選びの参考になる体験記を見つけよう!

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