きょうとこうげいせんい

京都工芸繊維大学

国立大学 京都府

京都工芸繊維大学/学部・学科

学べること

「京都思考(KYOTO Thinking)」によって高度専門技術者「TECH LEADER」を生み出す

KYOTO INSTITUTE OF TECHNOLOGY、京都工芸繊維大学は、世界に知られた歴史文化都市京都にある国際的工科系大学です。文化は産業を基盤とした人々の営みによって培われます。京都は、伝統産業の発信拠点として、日本の文化の本質にあたる多くの「もの」を生み出し、醸成し、そして洗練してきました。いわゆる伝統工芸といわれるものづくりの技術は、単に継承されるだけのものではなく、常に新しい技術を創出し、革新的な挑戦を続けることによってさらに研ぎ澄まされ、国内外の信用を得つつ、現代の科学技術によるものづくりにも活かされてきたのです。それは、人々の生活を豊かにすることを思考することで、社会的なイノベーションを常に生み出そうとする「みやこ」としての自負によってなされてきたものです。この京都の地が育んできた心意気と創造的挑戦心を、我々は「京都思考(KYOTO Thinking)」と表しました。「京都思考」を工学の研究・教育に活かし実践する、これこそが本学のミッションです。
本学で育成している人材は単なる技術者ではありません。現代の社会や産業が直面しているさまざまな課題に対して、挑戦的に立ち向かう人材を育成しようとしています。それは、理工学の専門的知識・技能を信頼されるレベルで身につけ、リーダーシップを発揮しつつ、Human orientedな精神で、グローバルな社会を見据えたさまざまなプロジェクトを成功に導くことができる高度専門技術者です。このような人材を本学では「TECH LEADER」と名付けました。「TECH LEADER」育成のため、本学では「専門力」「リーダーシップ」「外国語運用能力」、そして「個の確立」の4つを「工繊コンピテンシー(コンピテンシーとは、知識だけでなくスキル、行動も含んだ能力)」として位置付け、それらを確実に修得できる授業科目群を設計し、提供しています。

「地域創生Tech Program」で地域課題の解決に取り組む

現在、私たちが地域や社会で直面しているさまざまな課題は、限られた専門分野だけで解決できるものではありません。理工学を含めた総合的な視点で、多分野の人材が相互に協働して解決に向けて取り組んでいく必要があります。
この状況を受けて本学では、グローバルな視野を持って、工学・科学技術により地域の課題を解決できる国際高度専門技術者を育成するための「地域創生Tech Program」を学部共通プログラムとして開設しています。
本プログラムでは、各自が工芸科学部に設けられた教育プログラムによって教養や専門基礎を身につけたうえで、京都府北部をフィールドとして、地域課題をテーマとした学習やインターンシップによる多様な体験を積みます。これらの経験を経て、各自の専門力を生かした課題解決型プロジェクトを実践していきます。

「基盤教育学域」により、卒業後の社会を生き抜く力を養う

本学入学後、各々の課程や専攻独自のカリキュラムに沿って、専門分野の知識を習得していきます。そしてどの分野で学ぶとしても、卒業後、より広い世界で生き抜くには、単に専門の知識や技術を備えるだけでなく、SDGsで表されるような地球環境問題から社会問題に至るまで、私たちが直面する課題に幅広く精通し、それらに対する柔軟な思考力や自律的な判断力を持つことが求められます。
そのためには、自然科学や工学の諸事象を数理的に分析、推論する能力に加え、経済や法律に関する見識も身につけたうえで、科学技術の成果が自然や社会に及ぼす正負両面の影響を総合的に評価し、その意味を解釈する分野横断型の力が必要です。さらにそうして得た知識を他者と共有し、討論するには、正しい日本語能力とともに、国際的に通用する外国語能力やコミュニケーション能力も身につける必要があります。

このように、高度な専門知識を獲得し、活用していくうえで欠かせない「分野を横断した幅広い教養、論理的思考力、高度な言語運用能力、さらに人間の心身に関する科学的な認識や理解などに関する基盤作り」をするのが「基盤教育学域」です。本学では、数学、物理学、言語学、人文・社会科学、スポーツ科学、教育学、情報学などの専門教員が、主に全学共通科目や専門基礎科目を通して学生の基礎力を育んでいきます。

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