奈良女子大学/生活環境学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
食物栄養学科(35名)
心身健康学科(35名)
住環境学科(30名)
文化情報学科(57名)
所在地
1~4年:奈良
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
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●充実した教育研究環境のもと、現代社会のニーズに対応する
本学部は、私たちの生活と生活を取り巻く環境について生活者の視点から科学し、循環型社会の構築と安全で豊かな生活環境の創造に貢献する、21世紀の時代的要請を受けた国立大学法人唯一のユニークな学部で、「生活に関する専門的知見および問題解決能力を持ち、個人、家庭そして社会の生活を創造できる能力を持ち社会をリードできる女性の育成」を教育目標としています。
「生活者の視点」を持った人材が必要とされている社会の中で、企業が求める生活者の視点を正しく「科学の言葉」で表現できる人材を育成します。
【学生数】
715人(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
53人(2023年5月1日現在)
【大学院】
人間文化総合科学研究科
食物栄養学科
【講義・学問分野】
基礎化学演習、有機化学、医学概論、栄養生化学、病態栄養生理学、分子病態学、基礎栄養学実験、食品化学実験、食品微生物学実験、調理化学、公衆栄養学 など
心身健康学科
【講義・学問分野】
心身健康学概論、自律神経科学、生活内科学、運動医学論、人体解剖学、家族心理学、司法・犯罪心理学、育児学、生活保健学、環境人間工学、スポーツ法学 など
住環境学科
【講義・学問分野】
住環境学概論、住生活学、建築・住居史、住居管理学、建築材料学、建築一般構造学、建築環境学、建築計画学、空間デザイン学、緑地環境計画論、都市計画学、設計演習 など
文化情報学科
【講義・学問分野】
ジェンダー文化論、人工知能、情報処理技術、プログラミング言語、計算機ネットワーク、生活と情報理論、社会システム論、家族関係論、視覚文化論、食と農の経済学 など
学部の特色
充実した教育研究環境のもと、現代社会のニーズに対応する
本学部は、食物栄養学科、心身健康学科、住環境学科、文化情報学科の4学科で構成。衣食住の生活基礎を学び、心身とも健康で文化的な生活を構想できるように設計しています。家庭、保健体育、情報の教員免許をはじめ、管理栄養士、建築士、公認心理師など資格取得につながるカリキュラムを展開。充実した教育研究環境のもと、生活環境学の分野をリードする優秀な教員による少人数教育を実施しています。そして、家政・生活科学系の中で日本トップクラスの学部である本学部の卒業生の多くは、教員・研究者、国、自治体、企業等の高度専門職として活躍しています。
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学べること
食物栄養学科
食物・栄養学分野の高度専門家をめざす
食物と人間との関係をライフサイエンスをベースに「分子レベルから生体まで」の広い範囲で、解き明かそうとしています。食物や栄養についての基礎学問とともに、人間栄養学に対する実践的な研究教育を推進し、食物・栄養学分野の高度専門家「食と栄養のプロフェッショナル」の育成をめざしています。
心身健康学科
健康に関する幅広く統合的な知識を身に付ける
心身の健康について、社会生活を含めた生活環境、運動習慣を含む生活習慣との関連から総合的に教育・研究を実施。健康に関する幅広く統合的な知識を身に付けた後、「生活健康学コース」「スポーツ健康科学コース」「臨床心理学コース」の3コースに分かれて学びを深めます。
住環境学科
快適、安全で魅力的な住環境について学びを深める
快適、安全で魅力的な住環境をどのように計画、設計、管理していくかを教育研究します。住まいのインテリアと建築にはじまり、地域のコミュニティ施設や都市計画、さらにはランドスケープへと対象を広げていきます。
文化情報学科
生活をまるごと知的に探求する
SDGsに代表される現代社会・人間社会に関する理解と、Society5.0の基盤となる数理・情報通信技術を適切に利活用のために教育研究します。入学時から「生活文化学コース」「生活情報通信科学コース」の2コースに分かれます。人文社会科学ないしライフ・コンピューティングに関する専門的スキルを身に付け、知的に探究します。
アドミッションポリシー
生活環境学部 ─ 入学者受け入れの方針 ─
【教育理念】
生活環境学部は、生活に根ざした理論と実践の総合的学知を提供し、主体的でリーダーシップを発揮できる人材の育成をはかることを目指しています。教育内容は、身体や性にはじまって、衣食住に関わるあらゆる問題に及び、さらには地域や世界の環境問題までも射程に収めています。このような幅広い教育を提供するために、生活環境学部は文理融合型学部として、食物栄養学科・心身健康学科・住環境学科・文化情報学科の4学科から構成されています。学科の性格が多様であることに伴い、教育方法もまた理論・比較・調査・実験と多岐にわたります。しかし、生活環境学の総合的教育という学部理念に即して、つねに生活者の視点を失わないことを重視しています。生活者の視点とは、利用者・消費者といった立場からの批判と改善の視点であり、わたしたちの生活の質の向上に向けた新しい発見と創造を生み出す視点です。生活環境学部は、各学科の教育目的に応じて専門性を高めるだけでなく、学科を超えた学際的な教育を通じ、領域横断的でグローバルな視野をもって問題解決をはかる人材を育成したいと考えています。
【求める学生像】
上記の教育理念にもとづき、生活環境学部は次のような資質および意欲をもつ学生を求めます。
(1)幅広い関心と各学科が必要とする基礎的学力をもつ人
(2)生活者の視点をもつリーダーあるいは主体的・能動的な生活者になることを目指している人
(3)日常生活に対する感受性と洞察力にすぐれ、豊かな想像力をもって他者との共生・協働をはかり、社会的弱者や文化的背景を異にする他者への共感をもつ人
(4)社会のリーダーあるいは主体的生活者となるために、課題発見能力・問題解決能力・論理的思考力の開発に積極的に取り組む意欲をもつ人
(5)各学科の教育理念に即したカリキュラムを真摯な姿勢で学び、学んだ成果を、専門職・企業人・公務員・教員等として積極的に地域や社会に還元したいという意欲をもつ人
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生活環境学部の主な就職先
【食物栄養学科】公務員(栃木県)、大阪府国民健康保険団体連合会、大和育成園、生晃栄養薬品、大阪医科薬科大学病院、宝ホールディングス、神戸市民病院機構、富士フイルムシステムサービス、不二家、農業・食品産業技術総合研究機構、京都第二赤十字病院、ロック・フィールド …ほか
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