いしのまきせんしゅう

石巻専修大学

私立大学 宮城県

石巻専修大学/人間学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

人間文化学科(40名)
人間教育学科(40名)

所在地

1~4年:宮城

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●「文化」と「教育」から人間を理解し、人間を創る
●人間と地域の文化的創生の学びや、保育と教育の現場力・実践力を学ぶ
●学科の学び+αの学び「学科間ジョイント・プログラム」

人間学部は、「人間文化学科」「人間教育学科」の2学科を設け、文化の振興を担う人材や将来を担う子どもに対する教育ができる人材の育成をめざしています。

【学生数】

262名(2022年5月1日現在)

【専任教員数】

29名(2022年5月1日現在)

人間文化学科

【講義・学問分野】

異文化コミュニケーション論、地域福祉論、比較言語文化論、現地語学実習、地域防災論、社会調査論、福祉政策論、アートマネジメント、社会とくらしの安全学、子ども家庭支援論、臨床心理学概論、心理調査概論、認知心理学、教育課程論、教育心理学 ほか

人間教育学科

【講義・学問分野】

人間学概論、教育学概論、教育原理、保育原理、保育者論、子ども家庭福祉、幼児と健康、初等教科教育法、教育相談の理論と方法、生徒・進路指導の理論と方法、子どもの食と栄養、発達心理学、幼児教育実習、保育実習、初等教育実習 ほか

学部の特色

「文化」と「教育」から人間を理解し、人間を創る

本学部は、人間が創り出した文化と人間の原点である教育を柱とする人間の理解に関する教育研究を通じて、人間存在や人間特性と多様な価値観理解のもとに、人間支援や地域支援の観点から共生社会を支える人材を広く社会に輩出することで、地域社会の発展と向上に貢献することをめざしています。
そのため、現場で活用できる実践的な能力を獲得できるように、教育課程を「基本教育科目」と「専門教育科目」から編成しています。「基本教育科目」では、養成しようとする知識や能力に基づき、具体的な教育目標を立て、その教育目標に対応する科目群により構成。また「専門教育科目」では、専門分野における基礎的な知識を体系的に理解することを目的として、主要分野に関する基礎的な知識の習得を重視するとともに、各専門分野に結び付く幅広い内容や専門性の習得に加えて、理論的知識や能力を実務に応用するスキルの習得といった観点をふまえたカリキュラム編成となっています。

人間と地域の文化的創生の学びや、保育と教育の現場力・実践力を学ぶ

人間文化学科は、ことばや芸術、生活、社会などの横断的な教育研究を通じて、人間の文化を多角的な視点から研究。現代文化や社会文化構造を考察し、地域の文化や生活、社会に貢献する人材を育成します。
言語、文学、暮らし、食、地域などで構成される文化を「ことばと芸術文化」「生活と地域文化」の2つに区分し、学生の多彩な興味や関心にも対応しながら、知識をより深めていきます。また、地域を学び場とした課題解決型の実習を行い、課題解決力、コミュニケーション力、表現力などを身に付ける実践的な授業を展開します。
人間教育学科は、社会の一員として求められる態度や志向性、人間や社会と自然に関する知識を理解して、人間の教育全般にわたる理論・制度・方法・内容などの知識を習得します。人間形成・発達・援助の観点から、人間の原点である教育全般にわたる知識を学び、実際に現場で活用できる実践的な能力を身に付け、地域社会の教育や福祉活動に貢献できる人材育成をめざします。
また、小学校、中学校に「拠点校」を配置し、さまざまなイベントの手伝いをすることで、学校のしくみや子どもたちと接する経験を体験します。

学科の学び+αの学び「学科間ジョイント・プログラム」

他の学部・学科の専門的な授業を受けることで将来のキャリアに役立つ知識を身に付けられる「学科間ジョイント・プログラム」を導入しています。
◆人間学部 所属学科+他学科 = 異分野の知見を修得
・人間文化学科+経営学科[観光学、ホスピタリティ論、観光開発論]
=地域の文化振興に観光面からも貢献できる力
・人間教育学科+情報マネジメント学科[マルチメディア通信論、データベース論、情報システム設計論]
=情報システムの専門知識を持った教育者
・人間教育学科+生物科学科[基礎物理学、基礎化学、基礎生物学、多様性生物学]
=理科に強い小学校教員
・人間教育学科+人間文化学科[総合英語演習I、総合英語演習II、英語翻訳入門I、英語翻訳入門II]
=英語力を備えた小学校教員

学べること

人間文化学科

人間と地域の文化的創生を学ぶ

人間と人間が生み出した文化について、言語、芸術、地域、生活などの側面から多角的に学ぶことで、地域社会の文化的な創生をめざす学科です。卒業研究のテーマは、日本および諸外国における文化・文学・芸術に関する研究から地域社会や地域支援に関する調査研究まで幅広い分野にわたります。

・異文化理解・芸術文学コース
<異文化理解と芸術文化について幅広く学び、地域における文化の振興と発展に貢献できる人材を育成するコース>
異文化に関する多角的な知識とそのためのツールとなる諸言語(外国語教育を含む)の運用能力、文学を含む芸術一般に関する幅広い知識を身に付けます。

・地域社会支援コース
<地域社会に関する幅広い知識と諸技能を修得し、地域社会の問題解決と支援に貢献できる人材を育成するコース>
地域社会に焦点を当て、コースの基幹分野として地域における社会教育や産業、政策について学ぶとともに、周辺科目として福祉学・心理学の分野からも体系的に学びます。

【授業・講義】
社会調査論

人々と社会のありようを質的・量的に捉え、その傾向を分析して行政施策や地域社会の生活シーンにいかすことが社会調査の意義です。
社会調査論は、社会(地域)調査の方法について学び、分析力を高める実習が行われます。まず講義で社会調査の歴史と方法、実際に行われた各種調査・アンケートや統計などをもとに具体的に学び、調査の目的や仮設の立て方、調査の実施、データの集計・分析など社会調査を行うための基礎力を身に付けます。
特に社会や地域を把握し、問題を発見し解決する方法としての地域調査・社会調査に関する理解を深めて、調査・分析の基礎を形づくります。また、調査は人々や地域を対象としていることから、調査対象やデータの取り扱いなど、プライバシーに配慮した調査の実施が重要になります。
こうした知識のもとに、3・4年次では学外での調査実習に取り組み、どんな調査をするか、テーマと対象は学生たちの興味と関心を尊重して進めます。

人間教育学科

教育全般の幅広い知識を学び、教育現場で活躍できる人材を育成!

地域の小・中学校に拠点校を配置し、学校のしくみや教育のノウハウを実践的に学びながら、教育全般の幅広い知識を身に付け、これを地域の教育の場や福祉活動に生かすことのできる人材の育成を目標としています。本学科では保育士資格、幼稚園教諭一種免許状、小学校教諭一種免許状のほか、児童指導員(任用資格)、認定心理士など、教育や福祉分野で活躍できる幅広い資格取得が可能です。
【履修モデル】
・保育所・幼稚園モデル
乳幼児期の保育のあり方について理解し、保育所、幼稚園などにおいて保育・教育活動に従事する人材を養成するモデルです。1年次は保育や教育を学ぶための基盤になる人間に関わる領域、教育の本質や対象に関する基礎知識を学習。2〜4年次にかけて保育・教育の目的や内容・方法、乳幼児の心理や発達などについて専門的に学びます。また、実際に保育や幼児教育の現場で教育実践に携わり、保育・教育活動に必要とされる専門性と実践技術の統合を図ります。将来的には保育所や幼稚園、認定こども園、児童相談所などでの活躍が期待されます。
・小学校モデル
幼児期から児童期の教育のあり方について理解し、小学校および幼稚園で教育活動に従事する人材を育成するモデルです。1年次は保育や教育を学ぶための基盤になる人間に関する領域、教育の本質や対象に関する基礎的知識を学習。2〜4年次では、学校教育の目的、内容・方法、幼児・児童の心理や発達、教育的支援の方法などについての専門的知識・技能を習得します。また、実際に学校現場で教育実践に携わり、教育活動に必要とされる専門性と実践技術の統合を図ります。将来的には小学校や児童館、幼稚園、教育関連産業(スポーツ施設、塾、出版など)、幼児や児童の心のケアにあたるNPO法人などでの活躍が期待されます。

【授業・講義】
保育内容(音楽表現)

自分の言葉、自分の感性で新しい「子どもの歌」を創ってみる。その感動が自身を成長させ、未来の力となります。「音楽の力」を教育・保育の現場でいかせる人間になるための講義です。
実践研究として、学生自身が「郷里の言葉」や成長過程で獲得した「自分の言葉」、個々の経験をいかして新しい「子どもの歌」の作詞・作曲に取り組みます。創り上げる過程で「自他の感性の違い」を知り、音楽の構成や音のしくみ、音楽の構造について学び理解を深めることができます。
「子どもの歌」の完成後、曲のイメージに沿う写真を学生自身が撮影したり、曲を保育の現場に持ち込み、実際に実習などで使って子どもの反応を見たり、現場の保育士の感想を聞いたりします。こうした「生きた経験」と「感動」によって、将来「音楽の力」を保育・教育の現場にいかせるようになります。
求められる新しい子どもの歌を創ることにより、学生は子どもたちを想い、音楽を理解する力を身に付け、ピアノや楽器の演奏能力も自然に高まっていき、芸術の持つ力に親しんでいきます。それが保育・教育の「現場で活躍する力」となり、学生自身を大きく成長させていきます。

アドミッションポリシー

人間学部 入学者受入れの方針

人間学部では、文化学・教育学分野に関連する基礎的な知識と技能を習得し、現代社会の諸課題解決に主体的かつ創造的に貢献できる能力を育てるために、文化・教育の分野に広く興味を持ち、それを探求したいという意欲とともに、次に掲げる能力・資質を有する者を受け入れることとする。
① 高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力を持っている。
② 物事を複数の視点から考察し、自分の考えをまとめ、それを表現できる能力を持っている。
③ 社会の諸問題に関心を持ち、他者の意見も尊重しながら、主体的に学ぼうとする姿勢・態度を持っている。

[入学者選抜の基本方針]
一般選抜および大学入学共通テスト利用選抜
一般選抜では、記述式試験を含む筆記試験により基礎学力および論理的思考力と表現力を評価し、大学入学共通テスト利用選抜では、受験した試験科目により基礎学力および論理的思考力と表現力を評価する。また、調査書により社会の諸課題に関心を持って、主体的に学ぼうとする姿勢や態度を評価する。

【人間文化学科】
人間文化学科では、文化学分野に関する基礎的な知識の習得のもとに、人間と文化の相互関係に係る諸課題の解決に活用できる創造的な能力を育てることから、「高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を有し、地域社会の創成や文化振興に貢献したいという意欲を持ち、大学の勉学を通じて、それを主体的に探求したいと考えている者」を受け入れることとする。

【人間教育学科】
人間教育学科では、教育学分野に関する基礎的な知識の習得のもとに、現代社会における保育や教育に係る諸課題の解決に活用できる創造的な能力を育てることから、「高等学校で履修する教科・科目などを習得し、本学での修学に必要な基礎学力や技能を有し、保育や教育の発展と課題解決に実践的、創造的に取り組む意欲を持ち、大学の勉学を通じて、それを主体的に探求したいと考えている者」を受け入れることとする。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

宮城県石巻市南境新水戸1
入学試験係
(0225)22-7717(直)

【URL】

https://www.senshu-u.ac.jp/ishinomaki/

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