いしのまきせんしゅう

石巻専修大学

私立大学 宮城県

石巻専修大学/理工学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

生物科学科(91名)
機械工学科(40名)
情報電子工学科(39名)

所在地

1~4年:宮城

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●大自然と最先端デジタル教育の融合を、石巻で
●幅広く理学と工学の専門的知識を学べる3学科
●学科の学び+αの学び「学科間ジョイント・プログラム」

●専門分野をいかし、より深く幅広く学べるコース制を導入!
理工学部は、生物科学科、機械工学科、情報電子工学科の3学科から構成され、それぞれの専門分野を学び、社会的なニーズに科学技術で応えられるスペシャリストの養成をめざしています。

【学生数】

556名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

40名(2023年5月1日現在)

【大学院】

理工学研究科

生物科学科

【講義・学問分野】

[海洋生物・環境コース]魚類、ベントス(底生生物)、プランクトン、自然環境の保全、生物資源の利用、海洋生態学、魚類生理学
[動物・植物コース]野生動物、原生動物、野生植物、モデル植物、生理、生態、発生、遺伝、分類、形態、進化
[微生物・生命分子コース]DNA、ゲノム、カビ、細胞性粘菌、分子生物学、遺伝子工学、分子発生学、バイオテクノロジー
[自然科学コース]
生化学、物理化学、無機化学、有機化学、物理科学、数理モデル、生態学、遺伝学、微生物学

機械工学科

【講義・学問分野】

[機械創造コース]CAD活用工学、機構学、メカトロニクス、ロボット工学、材料強度学、機械創造実習
[自動車コース]自動車工学、カーエレクトロニクス、燃焼機関、自動車材料、自動車力学、自動車整備実習

情報電子工学科

【講義・学問分野】

[情報通信コース]プログラミング論、情報ネットワーク、画像情報工学、知能情報処理、IoT活用工学
[電気電子コース]集積回路工学、センサ工学、シミュレーション工学、半導体デバイス工学、電力制御工学

入学者・卒業者数

入学者数

135人
男女比
女子生徒数
21
男子生徒数
114
地元占有率
地元出身学生数
65
入学者総数
135

卒業者数

115人
就職者・進学者数内訳
就職者数
96
進学者数
5

学部の特色

大自然と最先端デジタル教育の融合を、石巻で

「理学と工学は一体にして不可分である」との考え方のもと、理工学部は互いに有機的に結びついた3学科から構成されています。各学科では、「自然科学分野と工学分野の知識習得」「知識の発展・展開と最先端技術の連接」「知識の有効活用と倫理観に沿って総合的判断ができる人材の育成」を教育の基本方針に掲げ、演習や実習、実験を重視した実践的なカリキュラムを編成。自身の興味関心ある分野をより専門的に学ぶためのコース制を導入していることも一つの特徴です。社会で活躍するために必要な幅広い視野や、柔軟でバランスのとれた思考力を養うため、専門教育のみならず総合的な人間教育にも力を入れています。

幅広く理学と工学の専門的知識を学べる3学科

●生物科学科
海洋生物・動植物・微生物を対象に、分子レベルでの生命のしくみや生物と自然環境との関わりを学びます。
実験実習をとおして科学的研究方法を身に付け、生物の不思議を探究する力、科学の言葉で伝える力を養います。

●機械工学科
機械の設計・製造や保全を適切に行うための専門的な知識と技能を身に付けるとともに、コース(機械創造、自動車)による実践的な学びを通じて、幅広い機械産業の課題解決に活用できる創造的な能力を育てます。

●情報電子工学科
高度情報化社会を支えるAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などのソフト技術とエレクトロニクス産業・電気事業を支えるハード技術をバランスよく学び、社会ニーズに柔軟に対応できる人材を育てます。

学科の学び+αの学び「学科間ジョイント・プログラム」

他の学部・学科の専門的な授業を受けることで将来のキャリアに役立つ知識を身に付けられる「学科間ジョイント・プログラム」を導入しています。
◆理工学部 所属学科+他学科 = 異分野の知見を修得
・生物科学科+経営学科[経営学入門、簿記I、マーケティング入門]
=ビジネスセンスを身に付けて漁業・農畜産業へ
・生物科学科+人間文化学科[中国語中級I、中国語中級II、フランス語中級I、フランス語中級II]
=語学力を備えたバイオエンジニア
・機械工学科+経営学科[経営学入門、簿記I、マーケティング入門]
=ビジネスセンスを持ったエンジニア
・情報電子工学科+情報マネジメント学科[マルチメディア通信論、通信ネットワーク論、情報システム設計論、情報システム管理論]
=幅広いネットワークの知識を持つシステムエンジニア

工学系学科横断の教育プログラム
ジョイント・プログラムの発展形として、工学系の機械工学科と情報電子工学科が連携し、初年次において次世代のエンジニアに必要なデジタル技術やものづくりの基礎を広く学ぶ「次世代エンジニア育成プログラム」を用意しています。さらに、各コースで学びを深めてから学科横断の融合的な学びを実践する「学科横断PBL(プロジェクト学習)」の教育プログラムを実施します。学科横断PBLでは機械工学科で情報電子工学分野の「組込みシステム、組込みソフトウェア、センサ工学、IoT活用工学」を、情報電子工学科で機械工学分野の「3D-CAD、メカトロニクス、ロボット工学、CAD活用工学」を学ぶことができます。AIやIoT、ものづくりやモビリティの学びを融合し、少人数による課題解決型学習「プロジェクト実習※」を行い、課題解決の取り組みを通じて創造的な能力を高めます。(※2025年度より実施予定)

学べること

生物科学科

DNAからフィールドまで、生物科学を総合的に学ぶ

東北の私立大学では唯一、生物科学を総合的に学べる学科です。海・陸の生き物とその周りの環境から、微生物やDNAなどミクロな世界まで、より多彩な分野について学ぶことができます。フィールドを生かした実験・実習をとおして科学的研究方法を身に付け、生物の不思議を探求する力、科学の言葉で伝える力を養っていきます。

■海洋生物・環境コース
<深海魚からクジラまで海のいきものの生態や生息環境について学ぶ>
多様な授業や実験をとおして、海洋生物と環境に関する幅広い専門知識を身に付けます。生物の分布・行動・生息環境を調査するフィールドワークや、魚類などの体のつくりとその機能に関わる実験などによって、生き物や自然に直接触れながら実践的に学び、海洋生物に対する理解を総合的に深めます。

■動物・植物コース
<生態系から遺伝子までいきものの営みを時空間スケールで理解する>
大学キャンパス内の演習林をはじめとした宮城県内の彩り豊かなフィールドで、生態観察や行動調査などの実習を行います。研究調査法について実践的に学びながら、動物や植物の生態・生理・発生・分類・進化についての専門知識を深めます。動物と植物の営みを、ミクロからマクロまでさまざまな視点と方法で探ります。

■微生物・生命分子コース
<微生物からヒトまで、多様な生物の発生、生理、進化、そして生命分子について幅広く学ぶ>
地球環境を支える土台ともいえる微生物。さまざまな生命現象を分子レベルから探求することにより、生命の理解を深めます。授業・実験・実習をとおして、微生物の構造・反応、その検出法や観察法、また生命分子を扱う分子生物学的実験手法など、微生物と生命分子を探る力を総合的に高めていきます。

■自然科学コース
<理科の教員への道をサポート 生物・化学・物理・数学をしっかり学ぶ>
中学・高校理科の教員免許が取得しやすいカリキュラム構成です。分野を問わず幅広くサイエンスを学びたい、化学や物理の研究をしてみたい、という思いを実現することができます。1年次から化学・物理・数学などをしっかりと学び、2年次以降は海洋生物、動物、植物、微生物などについて、興味に応じた専門科目の履修が可能です。

【授業・講義】
生物科学実習IB(海洋生物の調査)

実習のフィールドは、石巻市の沿岸部です。人が近づきやすい海辺にも多種多様な生き物が生息しており、干潮で潮が引いた後の岩礁や潮だまり、砂浜、泥干潟では、海藻、カニ、エビ、イソギンチャク、アメフラシ、貝類、魚類の稚魚など、目に見えるだけでも数十種もの生物を確認することができます。
野外実習では、それらの生物種について、一定区分で分布と生育環境関係を調べます。また捕まえた生き物がどんな色や形・動きをしているか、ひっくり返したり、水に入れたらどうなるかなど、五感をフル活用して観察し「どこが面白いかそれはなぜか」を発見しレポートします。さらに室内では魚類解剖と、顕微鏡でプランクトンの形状や動きを観察する実習を行います。

機械工学科

社会を支える21世紀のものづくりを学ぶ

機械の設計・製造や保全を適切に行うための専門的な知識と技術を体系的に学びます。少人数教育の強みを生かし、学生の能力や理解度を把握しながら、きめ細かな指導を行っています。体験を多く取り入れた実験・実習も充実しています。

■機械創造コース
<ものづくりのプロセスを体系的に学び、最良な機械や装置を創造できるエンジニアを育成する>
ロボットやエネルギー関連機器などの「ものづくり」に関わる専門知識と技術を習得するコースです。コンピュータを援用した設計(3D-CAD)、3Dプリンタやマシニングセンタなどの工作機械を利用し、ものづくりの一連のプロセスについて体系的に学ぶことができます。少人数によるアクティブ・ラーニングを通して学びを深め、現在の機械産業の課題解決に活用できる創造的な能力を育てます。情報電子工学科との学科横断教育プログラムにより、情報通信技術(ICT)などの知識を身につけることも可能です。

■自動車コース
<少人数教育による実践的な学びで、自動車産業の新時代をリードするエンジニアを育成する>
さまざまな科学技術が集約されている自動車をベースとして、自動車に関する幅広い専門知識と技術を習得するコースです。多様な整備車両や設備が整った「自動車工学センター」において、自動車の構造や技術について実践的に学ぶことができます。電気自動車や自動運転など、最新の自動車技術についても学び、デジタル化が進展する自動車産業や持続可能な社会に貢献できる創造的な能力を育てます。東北の大学で唯一、ガソリンとジーゼル両方の2級自動車整備士の受験資格が得られます。

【授業・講義】
工作実習(I・II)

本実習では、素材や加工の知識・技能の習得からはじまり、求められる性能と機能を実現する方法まで、しっかり身に付けることができ、さまざまな工具や加工機械の使用方法、素材の知識や計測技術、鋳造、フライス盤、溶接、切削、研磨、組み立てまで、金属加工の技能を学ぶ中でベーシックスキルを高め、ものづくりの楽しさを知ることができます。
「工具や加工機にさわるのは初めて」の人でも、工具や加工機の使い方、制御のための電子工学を学び、自作したシャシーにモーターやタイヤを組み込み、配線を行って簡単なロボット製作ができるまでになります。さらに、より高度な加工技術、メカトロニクスや電子制御について学び、指定された機能を実現するロボットの設計・製作に取り組みます。ロボット製作実習は、5人ほどがグループとなり、指定された機能をどう実現するか、設計から製作まで協力し合って取り組み、発想や機能、精度などを競うコンテストも行われます。

情報電子工学科

IT・エレクトロニクスの「最先端」を学ぶ

高度情報化社会の更なる発展をもたらすloT、AIと基幹産業を支えるエレクトロニクス技術、そして電気設備などの社会のインフラを適切に運用するうえで必要な専門知識を身に付けます。

■情報通信コース
<先進的デジタル技術を駆使して豊かな社会を創造できる実力派のITエンジニアをめざそう>
AI、loT、ロボットなど先進的デジタル技術を駆使して、持続可能で豊かな社会の実現に積極的に貢献できる人材の育成をめざします。充実した情報通信関連科目に加え、計算機ハードウエアを理解するための電気・電子関連科目や、ロボットなどの機械システム開発に必要な機械工学関連科目をバランスよく配置したカリキュラムを用意しています。

■電気電子コース
<基幹産業と社会インフラを支える想像力豊かなエレクトロニクスのエンジニアをめざそう>
基幹産業を支えるエレクトロニクス技術と、社会インフラの根幹をなす電気回路の設計・運用技術といった電気電子の体系的な知識と、機械工学などの関連技術をバランスよく学ぶためのカリキュラムを用意しています。半導体デバイス、集積回路に関わる実験、プログラミングを駆使したシミュレーションなどで創造的思考力と研究遂行能力を養い、次代を担う電気電子工学エンジニアの育成をめざします。

【授業・講義】
情報電子工学基礎実験

少人数グループでコンピュータの分解・組立、プログラミングによる電子制御、デジタル論理回路や整流・共振回路などのさまざまなテーマに取り組みます。
これらの実験演習を通じて、情報学や電子工学に関する専門知識だけではなく、データ解析の手法、分かりやすくレポートをまとめる技術、新たな課題を発見し、仲間と協力して解決する力を身に付けます。

アドミッションポリシー

理工学部 入学者受入れの方針

[本学の学生受け入れの方針と入学時に問われる能力(全学部共通)]
1.本学の建学の精神である「社会に対する報恩奉仕」と、それを現代的に捉え直した21世紀ビジョンである「社会知性の開発」を理解したうえで、本学での学びを強く望んでいる。(学修態度)
2.高等学校における学習によって、本学での学修に必要な基礎学力を有している。(知識・技能)
3.物事を複数の視点から多面的に考察し、合理的な判断を導くことの大切さを理解している。(思考・判断・表現)
4.「現代の国語(国語総合)」で到達すべき程度の言語能力をそなえ、自らの考えを的確に表現できる技能がある。(知識・技能)
5.社会、教育、文化、人間、自然科学、工学技術などにかかわる諸問題に深い関心を持ち、社会に積極的に貢献する意欲がある。 (関心・意欲)
6.他者の立場や考えを理解し多様性を尊重する意思を持ちながら積極的に他者とかかわる意欲がある。 (関心・意欲)
以上に示す入学時に問われる能力を広い視点から評価し、個々の学生がもつ多様な能力を評価できる入学者選抜制度を設ける。

[求める学生像]
理工学部 生物科学科
1.十分な基礎学力を有し、論理的な考え方の大切さを理解している。
2.自然科学全般に関する知的好奇心が旺盛である。
3.生物科学の知識を中心に自然科学の理解を社会に広める意欲がある。

理工学部 機械工学科
1.機械工学と関連工学分野(以下、機械工学分野)の理解に必要な基礎学力を高めようとする意欲がある。
2.機械工学分野が解決すべき社会の諸問題について理解し、学んだ事柄を活かして社会に貢献する意欲がある。
3.機械工学分野に広く興味があり、自主的かつ継続的に学習しようとする向上心がある。

理工学部 情報電子工学科
1.本学科で学ぶために必要な基礎学力を有し、合理的思考や判断の大切さを理解している。
2.情報通信工学、および電気電子工学が解決すべき社会の諸問題について広く興味がある。
3.工学技術を学ぶ意思が明確であり、学んだ事柄を活かして社会に貢献する意欲がある。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

宮城県石巻市南境新水戸1
入学試験係
(0225)22-7717(直)

【URL】

https://www.senshu-u.ac.jp/ishinomaki/

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