東北福祉大学/総合福祉学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
社会福祉学科(400名)
福祉心理学科(120名)
福祉行政学科(100名)
所在地
1~4年:宮城
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
総合福祉学部の偏差値を見るプロフィール
●人びとの幸せや福祉について深く考え、その向上に貢献しようとする人材の育成をめざす
●学科にそれぞれの専門性を高める学びを展開
●学科ごとにさまざまな資格取得が可能なカリキュラム
社会の福祉ニーズに応えられるエキスパートをめざす「社会福祉学科」、心の健康を守り、心の福祉の実現をめざす「福祉心理学科」、行政の視点から地域の安全・安心を担う人材を育てる「福祉行政学科」があります。
【学生数】
2405名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
82名(2024年5月1日現在)
社会福祉学科
【講義・学問分野】
社会福祉原論、福祉心理学、地域福祉論、公的扶助論、介護過程論、児童・家庭福祉論、社会政策論、社会保険論、認知症の理解と支援、社会福祉援助技術実習、精神保健福祉援助演習
福祉心理学科
【講義・学問分野】
心理学概論、社会・集団・家族心理学、臨床心理学概論・各論、発達心理学、児童青年心理学、乳幼児心理学、感情・人格心理学、精神医学、心理学実験、心理統計法、カウンセリング
福祉行政学科
【講義・学問分野】
行政学、福祉心理学、地方自治、行政法、福祉行政総論、地域福祉論、公共マネジメント論、国際政治学、地方自治法、ミクロ経済学、マクロ経済学、公的扶助論
入学者・卒業者数
入学者数
561人- 女子生徒数
- 302人
- 男子生徒数
- 259人
- 地元出身学生数
- 278人
- 入学者総数
- 561人
卒業者数
620人- 就職者数
- 537人
- 進学者数
- 23人
学部の特色
人びとの幸せや福祉について深く考え、その向上に貢献しようとする人材の育成をめざす
福祉といってもその領域は広く、さまざまな分野に関連しており、これを理解するには、人間・環境・社会への洞察が欠かせません。この広い研究・教育領域をカバーするために、総合福祉学部には、社会福祉学科、福祉心理学科、福祉行政学科という3つの学科が用意されています。
3学科共通して、「人間観」や「福祉観」の考察をもとに、本学の「行学一如」の理念である、理論と実践を融合した研究と教育に力を注いでいます。福祉関係の専門職人材はもとより、より広い領域で福祉の向上に貢献する人材の育成もめざしています。
学部全体として、教員と学生が協力しあい、実践・研究・教育・学習のサイクルで、福祉社会の実現に貢献していきます。
学科にそれぞれの専門性を高める学びを展開
【社会福祉学科】
社会福祉学科は、人間理解のための深い教養と福祉の専門知識を修得し、福祉領域における問題解決能力を身に付けることを教育の目標としています。多様化する福祉のあり方に真摯に向き合い、社会福祉施設や医療機関、企業や学校・行政機関など、生活のさまざまな場面で福祉の視点から人を支える人材を育成します。また、社会福祉士や精神保健福祉士、介護福祉士、保育士などの資格取得に向けた指導体制も充実しています。
【福祉心理学科】
福祉心理学科は、人間理解に必要な心理学の基本を学び、人を理解する能力を身に付けるため「臨床心理学履修コース」「発達・教育心理学履修コース」「認知・社会心理学履修コース」の3つのコースを設置しています。生活のあらゆる場面で人びとの幸せづくりのサポートができる人材育成を目標とし、「公認心理師」の養成課程の設置をはじめ、社会福祉士や精神保健福祉士、養護教諭などの人材を養成しています。
また、社会的要請の多い「臨床心理士」の受験資格をめざし、大学院に進学する学生が多いのも特長です。
【福祉行政学科】
福祉行政学科は、福祉の心をもち、行政の視点から地域社会の諸問題に主体的に対応できる人材を育成します。福祉の学びをベースに、政治・経済・法律・マネジメント・防災の知識を幅広く学び、専門基幹科目では地域社会と連携する科目を配置し、実践的な学びを展開、地域や社会を緊急災害から守るために必要な知識や技術を修得します。
また、社会福祉士や防災士、社会貢献活動支援士などの資格取得もめざし、「行政の担い手」としての専門性を高めていきます。
学科ごとにさまざまな資格取得が可能なカリキュラム
総合福祉学部では、所定の単位を取得すれば資格(受験資格含む)を取得できるようにカリキュラムを編成しています。
【主な取得可能資格】
【社会福祉学科】
社会福祉士国家試験受験資格《定員制》、精神保健福祉士国家試験受験資格《定員制》、介護福祉士国家試験受験資格《定員制》、保育士《定員制》、高等学校教諭一種免許状(福祉)、スクールソーシャルワーカー資格《定員制》 など
【福祉心理学科】
精神保健福祉士国家試験受験資格《定員制》、社会福祉士国家試験受験資格《定員制》、養護教諭一種免許状《定員制》、公認心理師国家試験受験資格(卒業後、大学院進学または実務経験が必要)《定員制》、認定心理士、認定健康心理士、福祉心理士、心理判定員任用資格 など
【福祉行政学科】
社会福祉士国家試験受験資格《定員制》、精神保健福祉士国家試験受験資格《定員制》、防災士、社会貢献活動支援士、社会福祉主事任用資格、デジタルコンテンツアセッサ(2・3級) など
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学べること
社会福祉学科
福祉環境を多面的に理解し、幅広い教養と深い専門領域を学修する
「専門基礎科目」で学科共通の専門を学び、人間を理解するための深い教育と福祉の専門知識を修得することにより、福祉領域での問題解決能力が身に付きます。幅広い専門領域の教授陣のもとで多様な視点から福祉を学び、附属病院、関連法人の介護老人福祉施設や保育園などでの体験実習や福祉フィールドワークなどの実践を通してさまざまなシーンで活躍できる人材を育成します。また、少人数教育による学びに加え、受験対策講座など資格取得に向けた充実した指導体制でサポートしています。
福祉心理学科
心理学の知識と技能、人びとの幸せや福祉のためにいかすことのできる力を学ぶ
人間を科学的に理解する力を育てることに重点を置き、実践を通じ人間理解能力の修得をめざします。基礎的な心理学の理論を修得し、2年次から、興味のある3コースで学びます。「臨床心理学履修コース」では、人間の心の問題に向き合うための基本的な理論と技術を学びます。「発達・教育心理学履修コース」では、心理学的・教育学的・健康科学的視点から発達段階で生じる諸問題、必要な支援について学びます。「認知・社会心理学履修コース」は、人の「認知」の仕組み、社会と人との法則性を理解し、現実の社会問題への対処力を養います。
福祉行政学科
将来の社会の在り方を模索し、「行政」に「福祉」をいかす視点を学ぶ
少人数教育と実践的な教育を重視し、地域の安全・安心、地域住民が抱えるさまざまなリスクへの対応、官民協働マネジメント、国際社会、高齢社会への対応といった現代の諸問題に主体的に対応できる幅広い基礎能力を修得します。さらに、興味・関心に応じて専門性を高め、社会福祉士、防災士、社会貢献活動支援士といった資格取得にも対応するカリキュラムにより、先端分野でも活躍可能な人材を育成します。
アドミッションポリシー
総合福祉学部 アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
各学科の教育内容を学修するのに十分な基礎学力や論理的思考力を備え、「広く人々の幸せや福祉の向上に貢献したい」「学んだことを実践に積極的にいかしたい」「多様な文化を理解し共存していきたい」などの意欲を有する人材の入学を期待します。
各学科のアドミッション・ポリシー
◆社会福祉学科
入学考査の結果、以下の要件を満たしていると判断された方を受け入れます。
(1)意欲・適性:主体性を持って学び、実践する意欲を持って社会福祉学を学び、人々の幸せや福祉、地域共生社会の実現に貢献しようとする意欲がある。
(2)知識・技能:高等学校までの履修内容について、総合的に身に付けている。
(3)態度・志向性:自分の目標を持って意欲的に学ぶことができ、他者を尊重することができる。また、他者と協働して課題に取り組むことができる。
卒業後の進路・将来像:福祉の専門職として、社会福祉の専門知識・技術をいかし、主に、社会福祉施設、行政機関、医療分野、教育分野、福祉系民間企業において活躍している。
◆福祉心理学科
入学考査の結果、以下の要件を満たしていると判断された方を受け入れます。
(1)意欲・適性:他者の考えを尊重しながら、自分の考えを分かりやすく伝えようとする姿勢を持ち、そのとき幅広い客観的な資料に基づいた検討のもと、気付いたことや分かったことを表現することができる。
(2)知識・技能:高等学校までの履修内容について文系・理系にかかわらず幅広く学習し、総合的に身に付けている。
(3)態度・志向性:高等学校在学中または大学入学後に、クラス活動や部活動、ボランティア活動、特別活動、学外の活動などにおける問題や課題について、様々な人々と力を合わせて取り組む意欲がある。
卒業後の進路・将来像:卒後は、教育・福祉・保健医療・企業などの各分野で心理学の専門知識をいかして活躍することを目指している。養護教諭や社会福祉士、精神保健福祉士、公務員に加え、大学院に進学して臨床心理士や公認心理師といった心理専門職を目指す人のための多様な環境が整っている。
◆福祉行政学科
入学考査の結果、以下の要件を満たしていると判断された方を受け入れます。
(1)意欲・適性:地域社会や社会福祉・環境・都市問題に関心を持ち、将来、福祉・企業・行政・教育・保健医療などの分野で活躍したいと考えている人。
(2)知識・技能:法律学や経済学・政治学を学修できる基礎学力と論理的思考能力を有し、社会的な奉仕活動などを通じ広く評価を得ている人。
(3)態度・志向性:学術・文化・芸術・スポーツなどの分野において卓越した成績を有し、その能力を福祉・企業・行政・教育・保健医療などの分野の問題解決のためにいかそうとする主体的に学ぶ姿勢を有する人。
卒業後の進路・将来像:卒後の職業として主として公的機関や団体等を目指している。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
仙台市青葉区国見1-8-1
入学センター
(022)717-3312