みやぎがくいんじょし

宮城学院女子大学

私立大学 宮城県

宮城学院女子大学/学芸学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

日本文学科(100名)
英文学科(70名)
人間文化学科(70名)
心理行動科学科(60名)
音楽科(25名)

所在地

1~4年:宮城

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●幅広い学びを可能にする5学科
●興味・関心を広げる「他学科開放科目」と「副専攻プログラム」
●各種資格課程で専門性を高めながら資格を取得

学芸学部は、幅広い領域を研究対象として包摂する学部です。文学、語学、人文科学、社会科学、心理学、音楽など、多彩な領域で教育を展開しています。

【学生数】

1232名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

39名(2023年5月1日現在)

【大学院】

人文科学研究科(英語・英米文学専攻、日本語・日本文学専攻、人間文化学専攻、生活文化デザイン学専攻)、健康栄養学研究科(健康栄養学専攻)

日本文学科

【講義・学問分野】

古典文学、近代文学、中国文学概説、比較文学、日本語学演習、日本語史、現代語、日本文化論、対照言語学、日本語教育演習、異文化コミュニケーション、第二言語習得論、日本語教育演習、メディア編集、国語科教材研究、創作表現、映像文化論、民俗学 など

英文学科

【講義・学問分野】

Speaking、Writing、Reading Activity、Listening&Vocabulary、Grammar、Overseas Study Preparation、社会言語学、外国語としての日本語、英語教材研究、文化研究、英語音声学、英米文学・文化研究セミナー、英米文学講読、英語の歴史、英語教育(TESOL)、英米マスメディア論 など

人間文化学科

【講義・学問分野】

地域言語論、メディア論、日本美術史、地域社会史、日本社会の歴史、東洋社会の歴史、西洋社会の歴史、西洋美術史、博物館概論、考古資料の研究、文化人類学、フィールドワーク論、女性の歴史 など

心理行動科学科

【講義・学問分野】

心理学概論、データサイエンス概論(心理統計法概論)、心理学情報処理実習、心理統計法実習、感情・人格心理学、学習・言語心理学、知覚・認知心理学、教育・学校心理学、神経・生理心理学、社会・集団・家族心理学、公認心理師の職責、心理学的支援法 など

音楽科

【講義・学問分野】

【器楽コース(ピアノ、オルガン、ヴァイオリン・ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、サクソフォーン、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、チューバ、打楽器)】
専攻実技、演奏家養成特別実技、室内楽、オーケストラ、演奏法研究 など
【声楽コース】
声楽実技、演奏家養成特別実技、専攻合唱、オペラ演習 など
【作曲コース】
作曲実技、作曲理論、オーケストレーション など
※全てのコースでソルフェージュ、和声法、副科合唱なども学びます。

学部の特色

幅広い学びを可能にする5学科

日本文化の豊かさを理解し、文学や語学、伝統芸能などを探究するなど日本のことばと文化を総合的に学ぶことができる日本文学科。
英語の継続的段階的学習で“English learner”から“English user”をめざし、知識、分析力、思考力を深めながら英語によるコミュニケーション力を磨く英文学科。
日本史・西洋史・美術史などの歴史学の主要領域と、アジア・ヨーロッパの文化や社会を多角的に学ぶ地域研究を進め、日本と世界のさまざまな問題について考察して解決法を模索する人間文化学科。
人の心の動きや行動を科学的に測定して分析し、論理的に解釈する心理学の学びを通して、人間の行動や心理に対する理解を深める心理行動科学科。
個々の音楽経験に応じた丁寧な指導のもと豊かな“音楽力”と人間力”を養う音楽科の5学科があります。

興味・関心を広げる「他学科開放科目」と「副専攻プログラム」

所属する学部・学科では一般教育科目や関連する専門教育科目、免許・資格科目を受講することができますが、一方で学部・学科の枠を越えて学ぶことで興味・関心を広げられる「他学科開放科目」と「副専攻プログラム」という制度を整えています。
「他学科開放科目」は、他学科が開講する科目に興味を持ち、受講を希望する学生のために設置されている科目で、各学科が指定した授業科目を受講することができます。「副専攻プログラム」は他学科が提供する任意の科目群を履修することができる制度で、履修するためには一定の成績条件等が必要になります。単位を修得することにより、卒業時に修了証が授与され、その分野を副専攻として修了したことが認定されます。宮城学院女子大学が持つ学びのシーズを最大限に活用し、幅広い教養と専門性を磨くことができます。

各種資格課程で専門性を高めながら資格を取得

「学校図書館司書教諭課程」「教職課程」「図書館司書課程」「学芸員課程」では、専門性を高めながら、資格を取得することができます。

●学校図書館司書教諭課程
本学で開設する「学校図書館司書教諭講習規定の科目」の単位修得で、卒業時に学校図書館司書教諭資格を取得できます。ただし、教育職員免許状を同時に取得する必要があります。
●教職課程
教育職員免許法に規定されている「教科に関する科目」「教職に関する科目」から、所定の単位修得で、卒業時に教育職員免許状を取得できます。
●図書館司書課程
本学で開設する「図書館学に関する科目」から、所定の単位修得で、卒業時に図書館司書資格を取得できます。
●学芸員課程
本学で開設する「博物館学に関する科目」から、所定の単位修得で、卒業時に学芸員資格の要件が満たされます。

学べること

日本文学科

4つの分野から日本の言葉と文化をじっくり学べる

日本文学科は、「日本文学」「日本語学」「日本文化」「日本語教育学」の4分野を専門的に学べる東北地方でも数少ない学科の一つです。「知識を学ぶ」だけでなく、小説や童話の創作や演劇的な身体表現、映像制作編集技術なども身に付けることができます。また、第一線で活躍する研究者や作家による講演会なども多く開催しています。さらに、外国人教員による「外から見た日本文化論」を拡充し、外国人向けの日本語教育を含め、「国際化」の時代に必要な知識、教養や実践的スキルを身に付け、総合的に「日本のことばと文化」を探究します。将来は一般企業はもちろん、中学校や高校の国語科教員、海外で活躍する日本語教員、研究者など活躍の場は多方面に広がっています。

英文学科

英語学と文化の双方向から学び、専門性を高める

英語の4技能(話す・聞く・読む・書く)を中心に、その上達に欠かせないインプットとアウトプットの機会が多数設けられています。少人数制クラスで英語の語学と文化を広く深く学ぶとともに、オンライン教材を使った自主学習、英語で討論する授業やネイティブの先生と自由に英会話を楽しめる機会があり、自分のスタイルで自由時間を活用できる環境も整っています。3、4年次には、英語を言語学や英語教育の視点から学ぶ「英語学コース」と、英語圏の文学や文化について研究する「英米文学・文化コース」に分かれて応用力を培います。それぞれのコースでは、専門性に加えて探究力・分析力・批判力・思考力など、グローバル人材のベースとなる素養を高めます。
「“English learner”から“English user”へ」をスローガンに、”使える英語力”を、豊富な演習を通して身に付けていきます。

人間文化学科

世界と日本の歴史と文化から未来を切り拓く力を学ぶ

世界と日本の歴史と文化を学び、現代のさまざまな問題について考察します。社会に必要とされる教養や能力をバランスよく身に付けることができます。
1年次は人間文化の基礎を修得し、2年次に2つのコースに分かれ、興味がある分野の学びを深めています。「歴史文化コース」では、日本とヨーロッパの地域を中心に社会・美術・女性の歴史を学びます。「国際文化コース」では、アジアやヨーロッパの諸地域について国際政治や文化人類学などの学問体系を用いて多様な視点から考察します。また、「本物を見る、本物に触れる」ことを重視し、アジア・ヨーロッパでのフィールドワークや、瀬戸内や北海道での国内実習を通して、実物に触れながら歴史や文化を学ぶことができます。

心理行動科学科

基礎を学び心理学の全体像を把握する

「心理学は机の上だけでは学べない」をモットーに、実証と実践を重点においています。1年次から4年次まで段階的にゼミに所属して、さまざまな活動を通してデータを集め、心理学的な視点から分析を行い、得られた成果を発表します。心理学の基礎的な知識を身に付けることはもちろん、エビデンスに基づき実社会を意識した学びによって、思考力や表現力を身に付けることをめざします。また、哲学、人間工学や医学など心理学に関係の深い周辺学問領域も学ぶことで、心理学の全体像を把握します。資格取得やボランティア活動といった、心理学の学びをより幅広いものにする実社会における活動を単位として認定する制度も設けています。

音楽科

音を楽しむことを通じて人間力を磨く

アットホームな雰囲気の中で、個々の音楽経験に応じた丁寧な指導を行い、豊かな“音楽力”そして“人間力”を養います。また演奏会や発表会などのさまざまな機会を通して、たくさんの経験を積むことで、学んだものを生きた力にします。器楽(ピアノ、オルガン、ヴァイオリン・ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、サクソフォーン、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、チューバ、打楽器)、声楽、作曲の各コースにおいて、それぞれの資質や学習経験に応じた丁寧な個人レッスンで学びます。アンサンブルの学習も充実しており、音楽の歴史や理論、教育現場で必要な楽器や指導法など幅広く学ぶことで人間力も養います。

アドミッションポリシー

学芸学部 入学者受け入れの方針

学芸学部では、次のような能力、意欲、目的意識などをもつ者を広く受け入れる。
1. 能力
「国語」、「英語」またはそれに準ずる科目・分野において、基礎的な読解力と表現力を身につけている。
世の中の出来事について、情報を収集し、考察し、説明する基礎的な能力を身につけている。
2. 意欲
人間および人間集団の多様性を理解しており、共生の在り方を模索する意欲を持っている。
人間の言語や心理、文化や芸術に関して、興味や関心、学習意欲を持っている。
3. 目的意識
本学の教育方針を理解しており、本学でキャリア形成を含む自己実現を目指すことを強く希望している。
女性の生き方に対する強い関心と問題意識を持っている。
身につけた専門性を活かして社会の発展や文化の向上に寄与し、社会生活をとおして、生涯にわたり知識や経験を積み上げて自己研鑽を行うことを希望している。

問い合わせ先

【住所・電話番号】


仙台市青葉区桜ケ丘9-1-1
入試広報課
電話番号 (022)279-5837(直)

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