東都大学/幕張ヒューマンケア学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
看護学科(120名)
理学療法学科(80名)
臨床工学科(40名)
所在地
1~4年:千葉
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
プロフィール
●ヒューマンケアの高度な実現と臨床に役立つ看護学の発展をめざす
●身体の細部まで目の届く特別な理学療法士を育成
●医療の高度化を担う、グローバルに評価される人材を育成
【キャンパス】
幕張キャンパス
【学生数】
828名(2022年5月1日現在)
【専任教員数】
61名(2022年5月1日現在)
看護学科
【講義・学問分野】
基礎看護学概論、ヒューマンケアと看護倫理、基礎看護学実習I・II、地域の健康と看護I・II、在宅看護概論、精神看護学援助論、小児看護学実習、成人看護学実習I・II、高齢者看護学実習I・II、精神看護学実習、在宅看護実習、地域母子保健、ヒューマンケア看護研究、ヒューマンケア総合演習、看護統合実習、医療安全論、感染看護、がん看護 など
理学療法学科
【講義・学問分野】
理学療法概論、臨床見学実習、理学療法用語論、理学療法リスクマネジメント、動作分析学、運動療法学、地域理学療法学、高齢期理学療法学、総合臨床実習I・II、スポーツ理学療法、ウィメンズヘルスケア、障害者スポーツ、小児理学療法学 など
臨床工学科
【講義・学問分野】
医用機器安全管理学I・II、医療情報処理技術、医療情報システム演習、情報通信ネットワーク、生体物性工学、医用機械工学、医用機器学実習、医用ロボティクス、人工臓器概論、体外循環療法学 など
学部の特色

ヒューマンケアの高度な実現と臨床に役立つ看護学の発展をめざす

「人間愛ある医療人の育成」を教育理念に、人間尊重を基礎とするケア、すなわちヒューマンケアを実践できる医療人を育成するカリキュラム編成で、学年進行にしたがい、基礎から専門へと知識・技術の修得をめざします。1年次早期から、臨床実習を実施することで医療人としての倫理観・責任感を養い、その上に知識、実践力を身に付けていきます。また、県下の行政・医療機関との密接な協力関係を構築して教育や研究活動での充実を実現します。

身体の細部まで目の届く特別な理学療法士を育成

国家試験の合格は当然ですが、医療人として責任を果たすことができる人材の養成が本学科の教育の目標です。具体的には、安全で効果的な理学療法を提供する能力や技術を持つことが最も大切です。理学療法が必要な患者の年齢は幅広く、また対象となる障害も、加齢に伴う整形外科疾患や脳血管疾患、心疾患などの内科的疾患など多岐にわたります。本学では、対象者の病態、病状、動きの変化などを敏感に察知できる能力を持ち、安全性に配慮できる理学療法士教育を行います。

医療の高度化を担う、グローバルに評価される人材を育成

医療のレベルはすでにグローバルに評価される時代となりました。エクモ(ECMO:体外式膜型人工肺)に代表される高度治療機器を駆使できたのは、日本の医療の質の高さをもの語っています。その立役者のひとりが臨床工学技士であり、医療機器メーカーの長きにわたる研さんの成果です。本学科では、医療の高度化に対応し、グローバルに活躍できる臨床工学技士を育成します。
この学部のことを詳しくチェック
学べること
看護学科
人間尊重に裏打ちされた実践教育
保健・医療・福祉の担い手としてリーダーシップを発揮し、学問の発展にも貢献できる看護師、保健師を養成します。
【授業・講義】
身体の構造と機能I・II
看護の対象となる「生活者としてのヒト」を理解するために、身体の基本構造と機能について学びます。さまざまなデータから対象者の病態や病因を理解し、科学的根拠を持った看護を実践するために基礎となる科目です。また、この科目を通して、医療に携わるチーム間での情報共有に必要な専門用語を理解・修得します。以上のような基礎的知識をもとに、人体の外部環境および内部環境における調節機能のすばらしさ・不思議さについて学習を進めていきます。
理学療法学科
実践的な臨床を学修できる
幅広く深い教養、思考力と創造力を養い、豊かな人間性に裏打ちされたヒューマンケアを実践できる理学療法士を養成しています。
【授業・講義】
理学療法演習I
理学療法を行ううえで、身体の構造を知ることは非常に重要です。特に運動器の障害を診る際、障害の箇所を正確に把握するためには、体のどこに何があるかを知る必要があります。1年次で開講する理学療法演習Iは、骨の目印を正確に触れること(触診)を目的とした科目です。講義はチューター教員と共に数人のグループで行います。解剖学の教科書や専門の教科書を確認しながら、正確な知識と技術を学びます。
臨床工学科
いのちのエンジニアをめざす
サイバーセキュリティや医療機器のIoT化、ロボット化に対応できる情報教育を充実し、臨床工学と医療情報の融合を図っています。
【授業・講義】
臨床実習
臨床実習は4年次に行われます。臨床工学技士国家試験の受験資格を得るために、4年間の学修を総まとめとした重要な実習です。実習期間は6週間。その間に(1)血液浄化業務45時間、(2)集中治療室および手術室業務45時間、(3)医療機器管理業務45時間、(4)高気圧酸素療法業務、心臓ペーシング・心臓カテーテル関連業務45時間の実習を行います。知識のまとめ、技術・技能の習熟だけでなく、患者さん・スタッフとのコミュニケーションや交流を通し、ヒューマンケアの精神を身に付けます。