学習院大学/理学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
物理学科(48名)
化学科(54名)
数学科(60名)
生命科学科(48名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
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●互いの顔が見える理想的な少人数教育で主体的に行動できる力を育む
●実験・演習を通して実践力を身に付け、高い問題分析能力と解決能力を養う
●国内外から高い評価を受ける最先端の研究に取り組む
本学部は学生数に対して教員の数が多いのが特徴で、少人数制のきめ細かい指導を行っています。豊富な実験やセミナーによる実体験重視の教育で、柔軟な思考力や問題を秩序立てて解決する能力を育てます。
【学生数】
物理学科206名、化学科226名、数学科252名、生命科学科186名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
物理学科16名、化学科18名、数学科15名、生命科学科15名(2023年5月1日現在)
【大学院】
自然科学研究科(M/D)/物理学専攻、化学専攻、数学専攻、生命科学専攻
物理学科
【講義・学問分野】
一般物理学、物性物理学、生物物理学、力学基礎、量子力学、物理実験、原子物理学概論、光学、電磁気学
化学科
【講義・学問分野】
無機化学、有機化学、物理化学、分析化学、有機化学概論、化学実験
数学科
【講義・学問分野】
線形代数、微分方程式入門、集合と論理、位相入門、曲線と曲面、幾何学、位相空間、多様体、位相幾何入門、微分積分、計算機、複素関数入門、代数、ルベーグ積分、微分方程式、代数入門、関数解析続論、解析学
生命科学科
【講義・学問分野】
数学基礎、物理学基礎、化学基礎、有機化学基礎、動物科学、植物科学、生化学、生物物理化学、分子細胞生物学、発生生物学、生命科学研究法、生命科学演習、生命科学実験
入学者・卒業者数
入学者数
215人- 女子生徒数
- 78人
- 男子生徒数
- 137人
- 地元出身学生数
- 73人
- 入学者総数
- 215人
卒業者数
198人- 就職者数
- 105人
- 進学者数
- 81人
学部の特色
互いの顔が見える理想的な少人数教育で主体的に行動できる力を育む
本学部は、学年の定員210名、教授・准教授34名、助教30名という理想的な学生・教員比となっています。学生と教員が顔なじみになり、同じ学部の「仲間」として学問に向かっていくアットホームな雰囲気があります。小規模でも質の高い学部だからこそ可能な本来の少人数教育を実現しています。規模が大きすぎないことは、教育にとっても、研究にとっても、大きなメリットです。数学のような理論分野にも、物理・化学・生命科学の実験分野にも、「自分の目で見て、自分の手を動かし、自分の頭で考える」ことを重視したカリキュラムを組んでいます。
実験・演習を通して実践力を身に付け、高い問題分析能力と解決能力を養う
化学科、物理学科、生命科学科の学生は、1年次から実験に取り組みます。学年が上がるにつれ、本格的な実験に挑戦することができます。また、数学科では本格的な問題を自ら解いてクラスの前で発表する演習を行います。少人数だからこそ、質の高い問題分析能力と解決能力を養うことができます。
国内外から高い評価を受ける最先端の研究に取り組む
ミクロから宇宙まで、未知なる世界を探究する喜びを実感できる物理学科に、単なる計算技術にとどまらず、数と空間から真の数学の魅力を知ることができる数学科。充実した設備のもと、多くの実験を通じて暮らしに役立つ発見ができる化学科に、生命の謎と向き合って解き明かす最先端の学問を学ぶ生命科学科。4つの学科からなる本学部は、実践を重視した少人数の授業が多くアットホームでありながら、研究レベルは極めて高く、世界的に高く評価される成果を数多く生み出しています。教員はそれぞれの分野で高く評価されている研究者ばかり。過去5年間の外部からの研究費が十数億円にもなることを考えると、いかに本学部の研究が評価されているかがわかるはずです。高い評価を受けている研究者のもとで自分が好きな分野の専門知識・技術を本気で身に付けたい学生にとって最高の学びの場です。
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学べること
物理学科
講義、演習、実験を通して物理の基礎を徹底的に学ぶ
ただ公式を覚えて練習問題を解いたり、教科書に載っている法則を確かめる実験をするのでなく、物理のプロとして世界に接する態度を学ぶのが本学科のポリシーです。物理学の対象は、ミクロな原子や素粒子、身の回りの多彩な物質、生命を支える生体分子、そして広大な宇宙にまで及びます。学科としての規模は比較的小さいですが、研究のレベルは高く、各分野のリーダーとして世界的に知られる研究者から指導を受けることができます。1年次から3年次までは、講義、演習、実験を通じて物理の基礎をしっかりと学びます。特に、「自分の目で見て、自分の手を動かして、自分の頭で考える」ことを重視します。4年次の卒業研究では、いずれかの研究室に所属し本格的な研究を行います。将来は最先端の研究を進めていくことができる研究者をめざすことも可能です。
化学科
実験・演習を通して化学の原理と伝統的な手法を土台とした科学的思考を身に付ける
化学という専門領域のもとで、自然界のさまざまな現象やくらしの中に存在する物質に注目し、科学一般についての理解を深めるとともに、しっかりとした化学的な考え方と最先端分野への応用力を身に付けます。1〜3年次の講義では基礎を重視した専門必修科目と多彩な分野の選択科目を履修し、基礎から応用まで幅広い分野の実験にも取り組みます。演習や実験などの科目も用意するなど、バラエティー豊かなカリキュラムを設置しています。4年次には研究室に所属し、物理化学の基礎から新しい機能性素材、無機固体化学、地球・環境化学、有機合成化学、有機金属化学など多彩な分野から選んで研究を行います。社会に出てからの評価が高く、毎年高い就職率をあげています。卒業後はさまざまな業種に進みますが、大学院修了者の多くが研究・開発・教育の分野で活躍しています。
数学科
論理的な思考力や数字に対する直感力を養い、現代数学の基礎を習得する
本学科では、数学を基礎から学び論理的な思考力や数学に対する直観力を養い、数学の奥深い魅力を理解できる人材の育成をめざしています。1・2年次には基礎的な専門必修科目、3年次に多くの選択科目を履修できるようになっており、現代数学の基本的な部分を身に付けることができます。これらの科目の多くは講義と演習がセットになっており、問題演習を通じて講義内容を確実に理解できるようになっています。また、数式処理ソフト「Maple」を活用した授業も用意されています。数学科の学生に限り学生ライセンスを与えているため、自宅でも「Maple」を利用できます。4年間の学びを通して、学生が能動的に数学に取り組む力を養います。
生命科学科
充実した研究機器や施設で学びながら最新の分子細胞生物学の素養を身に付ける
世界中の研究者により、次々と謎が解明されています。その最先端の学問領域が生命科学です。分子細胞生物学を共通の基盤として、生化学・分子生物学・細胞生物学などの「基礎生命科学」、発生学・生理学・神経生物学などの「統合生命科学」、創薬科学・がんの生物学・タンパク質工学などの「応用生物学」など幅の広い分野で教育・研究を行い、最新の分子細胞生物学の素養を身に付けます。本学科には第一線で活躍する研究者が集まっており、少人数の環境、充実した研究機器や施設で学ぶことができます。学部生でも世界的な発見をする環境が整っているといえます。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
東京都豊島区目白1-5-1
学長室広報センター
(03)5992-1008
理学部の主な就職先
■物理学科気象庁、サン・エム・システム、興学社、Global Growth、D-Standing、ダイフク、サンリン、ボードルア、セイコーウオッチ、NTTドコモ、ソニー教育、第一情報システムズ …ほか
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