杏林大学/保健学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
健康福祉学科(120名)
看護学科/看護学専攻(100名)
看護学科/看護養護教育学専攻(50名)
救急救命学科(50名)
臨床検査技術学科(120名)
臨床工学科(60名)
診療放射線技術学科(66名)
臨床心理学科(80名)
リハビリテーション学科/理学療法学専攻(65名)
リハビリテーション学科/作業療法学専攻(50名)
リハビリテーション学科/言語聴覚療法学専攻(25名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
保健学部の偏差値を見るプロフィール
●幅広い学問領域と充実したサポート体制で資格取得へ
●8学科5専攻体制で少人数制教育のため、細やかな指導が受けられる
●見識が広げられるよう、他学部の授業の履修や海外医療研修もできる
最新の機器をそろえた実習室を備え、生命を科学し、健康を支え、チーム医療の一員として、応用力を備えたエキスパートを養成します。
2023年4月、既存の理学療法学科と作業療法学科を改組し、リハビリテーション学科を開設。理学療法士、作業療法士に加え、新たに言語聴覚士をめざすことができるようになりました。
【キャンパス】
井の頭キャンパス、三鷹キャンパス、八王子キャンパス
【学生数】
2,970名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
232名(2023月5月1日現在)
【大学院】
保健学研究科
健康福祉学科
【講義・学問分野】
医学概論、薬理学、保健学概論、健康教育学、カウンセリング
看護学科/看護学専攻
【講義・学問分野】
看護学概論、在宅看護学、成人看護学概論、高齢者看護学概論、精神看護学、母性看護学、小児看護学
看護学科/看護養護教育学専攻
【講義・学問分野】
看護学概論、在宅看護学、成人看護学概論、精神看護学、母性看護学、小児看護学、学校保健学概論
救急救命学科
【講義・学問分野】
救急医学概論、救急処置総論、救急処置各論、災害医学、外傷学、薬理学、環境障害・急性中毒学
臨床検査技術学科
【講義・学問分野】
病理検査学、臨床化学検査学、微生物学、免疫学、血液学、生理機能検査学、細胞診断学
臨床工学科
【講義・学問分野】
医学概論、医用機器安全管理学、呼吸関連機器学、生命倫理学、医用工学概論、血液浄化装置学、体外循環機器学、医用治療機器学
診療放射線技術学科
【講義・学問分野】
基礎物理学、放射線生物学、医用電子工学、診療画像検査技術学、医療システム情報学
臨床心理学科
【講義・学問分野】
発達心理学、教育・学校心理学、臨床心理学概論、医学概論、看護学、精神看護学、心理基礎実習
リハビリテーション学科/理学療法学専攻
【講義・学問分野】
解剖学、リハビリテーション医学、人間発達学、理学療法概論、運動療法学、義肢学、神経障害系理学療法学、地域理学療法学
リハビリテーション学科/作業療法学専攻
【講義・学問分野】
発達心理学、リハビリテーション概論、作業療法学概論、人間発達学、作業分析学、地域生活作業療法学、応用作業療法学、職業関連作業療法学
リハビリテーション学科/言語聴覚療法学専攻
【講義・学問分野】
言語聴覚障害学概論、言語発達学、音声学、失語・高次機能障害学、吃音学、摂食・嚥下障害学、耳鼻咽喉科学、心理言語学
学部の特色
幅広い学問領域と充実したサポート体制で資格取得へ
保健学とは、いわば「健康の科学」。基礎医学的な知識と医学における疾病予防の歴史をふまえて、新たに健康を中心とする視点から諸科学を展開した学際性の高い科学です。本学部では、幅広い保健学の分野から、社会福祉、学校保健、看護学、救急医学、医学検査、医工学、放射線、作業療法、理学療法、衛生管理、食品衛生などに関連した授業科目を配置。各学科とも国家資格取得のために万全な指導体制をとっています。
8学科5専攻体制で少人数制教育のため、細やかな指導が受けられる
疾病の診断に必要な臨床検査技術、健康や環境を維持管理するための健康教育や管理技術、救急救命の技術、疾病や障害がある方を看護・介護、支援する技術やリハビリテーション技術、医療現場で使われる機器の操作や保守、点検、開発、検査や治療で必須の放射線技術など、多様な教育を実施しています。学生約12人に対して専任教員1人という密度の濃い人間的な触れ合いの中、質の高い教育が展開されています。また、最新の機器をそろえた各種実習室があり、医学部付属病院をはじめ多くの病院や施設での実習が可能なことも特徴です。
見識が広げられるよう、他学部の授業の履修や海外医療研修もできる
保健学部は、学問的関心により幅広い知識やスキル、教養を身に付けることができるよう、他学部に出向いて授業を受ける他学部履修の制度を用意しています。総合政策学部や外国語学部をはじめとした他学部の授業を受講することができます。他学部履修で修得した単位は、自身の学部・学科で修得した単位として認定されます。まさに4学部がつながった総合大学ならではの魅力といえます。
また、夏休み期間を中心に海外研修の機会も設けています。アメリカでは診療放射線技術研修、イギリスでは看護研修、オーストラリアではリハビリテーションの研修など、国際的な医療を体験することができます。
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学べること
健康福祉学科
豊かな医療知識と技術を持った社会福祉の専門家へと成長する
国家資格である「社会福祉士」「精神保健福祉士」の資格を持った保健医療機関で活躍する社会福祉専門職(メディカル・ソーシャルワーカー)を養成します。子どもの心や身体の健康を支える「養護教諭一種免許状」の取得も可能です。また、健康と福祉は切り離せないものと考え、医療系学部の中に社会福祉士と精神保健福祉士の養成課程を置いているのも特徴です。医学部付属病院での実習を通し、より高度な医学の知識と福祉マインドを持った専門家を養成します。そのほかに提携の通信制大学の単位を取得することで、「小学校教諭一種免許状」「幼稚園教諭一種免許状」「保育士」資格も取得可能です。
看護学科/看護学専攻
高度な知識と技術を備え、人の痛みがわかる看護師へ
「看護師」は医療分野のみならず、介護、福祉、保育、教育分野でも広く求められています。そこで本専攻では4年制大学のメリットを生かして、医療ばかりでなく保健・福祉・教育の幅広い分野におよぶカリキュラムを編成しています。健康の保持推進や疾病予防など、地域の健康づくりに貢献する「保健師」、地域医療を担う看護師や出産や妊婦をサポートする「助産師」の国家資格取得をめざすプログラムもあります。
看護学科/看護養護教育学専攻
児童・生徒が抱える問題に対応できる養護教諭になるため、精神医学や心理学の知識・技量を培う
本専攻は、看護学を学ぶとともに、教職専門科目と教職に関する科目の履修と養護実習を修了することにより、「養護教諭一種免許状」を取得できます。社会システムや家族形態の変化に伴い、養護教諭をめざす学生は、うつ病や不安障害、発達障害を抱える児童・生徒に対応できる精神医学や心理学の知識と技量が必要とされます。
救急救命学科
優れた判断力を持った実践的な救急救命士をめざす
2000年に4年制大学では初の救急救命士課程を開設したパイオニアとして、救急救命分野をリードしています。医学部付属病院の高度救命救急センターと連携して、現場に即した質の高い救急医学教育を受けられるのが大きな強みです。また、総合大学の幅広い学問領域を背景とした一般教育科目、英会話などの語学科目も充実させ、国内外で活躍できる「救急救命士」を養成します。
臨床検査技術学科
最新の検査技術を持つ臨床検査技師へと成長する
臨床検査技師は医療現場だけでなく、製薬会社や食品製造業など、さまざまな分野で求められています。本学科では、知識や技術を高めるだけでなく、各分野に対応できる検査技術の習得に向けた実験・実習に取り組み、医学部付属病院の検査部と連携して実際の機器を使った臨床実習も数多く行います。また、「臨床検査技師」の資格に加えて、顕微鏡で悪性(がん)細胞を探し出す「細胞検査士」の資格も取得可能です。
臨床工学科
高度化する医療機器を操作・運用できる臨床工学技士へ
人工心肺装置や人工透析装置などの生命維持管理装置を操作・運用できる「臨床工学技士」の国家資格取得をめざします。医学部付属病院での臨床実習をふまえて、実践的かつ専門的な技術を習得。実験や実習は少人数教育を徹底し、全ての学生が丁寧な指導を受けられる体制を整えています。先進的な実習環境が、現場をリードする人材を育てます。
診療放射線技術学科
臨床実習を取り入れた教育プログラムにより情報処理能力と高度な専門知識を習得
「診療放射線技師」は、医師の指示のもとで、X線CT、MRI、SPECTなどの検査診断機器や、リニアックに代表されるがん治療機器などを取り扱う、国家資格を有する医療職です。診断・治療機器の精密化・高度化に伴い、それらの扱いには高い情報処理能力と高度な専門知識を要します。本学科では、医学部付属病院をはじめとする国内トップレベルの病院での臨床実習を取り入れた質の高い教育プログラムにより、技術と知識を習得し、読影のできる人材を養成します。
臨床心理学科
心と身体を一体化して考えられる心理職の専門家になる
保健医療に強い本学の持ち味を生かし、従来の心理学の知識に加え、保健・医療の知識を持ち合わせた人材を養成します。医学部付属病院での実習をはじめ、実習時間を多く取り入れたカリキュラムが特徴です。さらに、「公認心理師*」の資格取得をめざすことができます。
*公認心理師国家試験を受験する場合は、大学院進学(2年間)が求められます。
リハビリテーション学科/理学療法学専攻
高度な倫理観と技術を併せ持った理学療法士をめざす
保健学部の特徴を生かした実践的な「理学療法士」の養成を図ります。医学・保健学・看護学をベースに専門技術を学び、医学部付属病院の協力を得て、循環器系疾患や脳血管性障害などの急性期リハビリテーション分野に強い人材を育てます。
リハビリテーション学科/作業療法学専攻
心身に障害を持つ人を支援する作業療法士をめざす
「作業療法士」は、心や身体に障害がある人や認知症の高齢者などを対象に、自立をめざした支援を行います。日常生活に必要な動作能力や、学校や職場など社会での適応回復能力を高めるため、医学的な治療・指導を行う専門家です。本専攻では、療法習得はもちろん、患者のよき相談相手となる人間性豊かな人材を養成します。
リハビリテーション学科/言語聴覚療法学専攻
「話す」「聞く」「食べる」を確実に支援できる言語聴覚士をめざす
言語聴覚士は、言語・聴覚・コミュニケーション・摂食・嚥下に障害を持つ方、すなわち「話す」「聞く」「食べる」ことに支援を必要とする方に対してリハビリテーションを行う医療専門職です。科学的根拠に基づいた言語聴覚療法学教育および医学部付属病院と密接に連携した実践的な教育により、効果的な言語聴覚療法の実施方法を指導します。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
東京都三鷹市下連雀5-4-1(井の頭キャンパス)
入学センター
(0422)47-0077
【URL】
保健学部の主な就職先
●病院杏林大学医学部付属病院、神奈川県立こども医療センター、慶應義塾大学病院、国立国際医療研究センター病院、国立循環器病研究センター、国立成育医療研究センター、国立精神・神経医療研究センター病院、国立病院機構関東信越グループ、自治医科大学附属病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、昭和大学江東豊洲病院、聖マリアンナ医科大学病院 …ほか
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